ブルーベリーの剪定の時期は冬が大事!品種ごとの枝と花芽の剪定をご紹介!

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この記事では特にブルーベリーの剪定について写真入りで紹介しています。

ブルーベリーを育てるのが初めての方や基本的な育て方を知りたい方は文末にブルーベリーの育て方の関連記事のリンクを紹介しています。

そちらの記事をご覧頂ければと思います。

ブルーベリーの剪定は冬から春にかけてが重要な時期です。

特に鉢植えブルーベリーは剪定で実をならせる枝を決めて、残した枝の花芽も剪定することでその年のブルーベリーの実がなる数を調整します。

剪定の仕方はブルーベリーの品種や、またそれぞれの個体の育ち方によって樹勢や樹形が違うので実際の剪定の様子も少しずつ変わります。

実際にどの枝を切ればいいのか、どのくらいの位置で切ればいいのか、言葉だけではなかなかわかりにくいと思いますので、実際の剪定の様子を写真つきで詳しく紹介します。

ブルーベリーの剪定|タイタン

ブルーベリーの選定について、ラビットアイ系のブルーベリーは3年目になればほとんど剪定しなくてもよいと言われていますが、鉢植えの場合は剪定でよい枝を選抜して育てたほうがいいと思います。

写真の1本まっすぐにのびたシュート。

この枝は矢印の位置ぐらいの高さで剪定してその年は実をならせず側枝を何本か出させてしっかり実をならせる主枝として育てます。

葉がついているのはまだ晩秋の時点での写真だからです。

実際に枝を切るのは葉も落ちて休眠してから。

葉が落ちると下の写真のような感じになります。

写真の花芽はだいぶ膨らんで動き始めています。

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ブルーベリーの剪定|ドレイパー

ハイブッシュ系ブルーベリーのドレイパーも3年目の木です。

タイタンのようなまっすぐで太いシュートは今はないので、強い切り戻し剪定はしませんでした。

剪定したのは青い丸で囲った4ヶ所です。

左側の細くて弱い枝、左から二つめの内向きの枝は枝の生え際から切り落としました。

真ん中の、まだ細いですが木の中心からまっすぐ1本上に伸びている枝の成長点を止めて側枝を出させる剪定をしました。

一番右の枝も細くて弱い枝なので生え際で剪定です。

3年目なのでブルーベリーの実を徐々にならせて大丈夫なのですが、植え替えの時にかなり根鉢を崩したので、花芽の剪定をしてブルーベリーの実がなる数を少し減らします。

花芽の剪定についてはこの後紹介します。

ブルーベリーの剪定|コロンバス

ラビットアイ系ブルーベリーのコロンバス、2年生です。

タイタンとの受粉のために組み合わせる別品種としてコロンバスの苗を新たに購入しました。

果実が大粒で味もラビットアイなのにしっかり酸味もあってとても美味しい品種ということですので楽しみです。

剪定は写真の青い丸で囲った部分の細枝を生え際から剪定して整理しました。

2年生なのでブルーベリーの実は少しだけなるように花芽もひと枝に一つに剪定しました。

剪定したことでずいぶんスッキリした姿になったのがわかります。

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ブルーベリーの剪定|ピンクレモネード

ブルーベリーのピンクレモネード、この株は剪定のしがいがある樹形をしています。

最新のブルーベリーの品種で、名前の通りピンク色の実がなります。

色々な情報を集めて見るとピンクレモネードは味がとてもよい品種のようです。

ブルーベリーの中でもとても樹勢が強い品種ということで実際に実物を見ても本当にそうであることがわかります。

枝ぶりが太くてしっかりしていて、葉芽がビッシリついています。

剪定したのは青いマークをつけた4ヶ所。

上の3ヶ所は切り戻し剪定で分枝させて枝ぶりを充実させます。

株元の細い枝が伸びているのは生え際から剪定して栄養を他に回します。

細枝といってもブルーベリーの他の品種の2年生だったら育ててもいいくらいの枝ですがピンクレモネードの枝ぶりからすると細いので剪定してしまいました。

剪定せずに伸ばしたままの左側の枝は味見のために実を少しならせます。

本当なら切り戻し剪定して枝を育てた方がいいので、もう少し様子を見て成長がいい枝先を3枝くらい残して他はこの後再び間引き剪定します。

実が全然ないのもつまらないのでほんの少しだけ実をならせます。

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ブルーベリーの花芽の剪定

タイタンの花芽の剪定です。

3年生の苗ですが少し枝張りが控えめなのと、実がとても大きい最新のラビットアイブルーベリー品種なので、今シーズンは花芽を一枝に一つだけ残して青い矢印の花芽を摘み取りました。

こちらはハイブッシュブルーベリーのドレイパー、3年生の花芽剪定。

ドレイパーの苗は枝ぶりはしっかりしているので花芽を一つだけ摘み取り剪定しました。

枝が赤いのがドレイパーの特徴みたいです。

剪定後は一枝に二つの花芽です。

これもタイタンの花芽です。

だいぶふくらんできましたが、すぐ脇に小さな花芽がもう一つついています。

この小さな花芽も摘み取り剪定します。

そーっと、大きな方の花芽を痛めないように摘み取り剪定をしました。

その右側の芽が形が細く尖っているのわかりますか?

これは花芽ではなく葉芽です。

ブルーベリーの花芽は丸っこくふくらみがありますが、葉芽はシュッと細身です。

花芽は枝の先端の方につき、葉芽はそれより枝元側につきます。

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ブルーベリーの剪定のまとめ

剪定のいくつかのパターンを写真で見ていただいたので、なんとなくでもコツは掴めたと思います。

剪定の基本のポイントを以下にまとめます。

1〜2年目は実をならせない

ブルーベリーの挿し木1〜2年目は実をならせずに、花芽を全て切る切り戻し剪定が基本です。

特に1年目はそうしないと木が消耗して弱ってしまいます。

シュートは枝先1/3〜1/4を切り詰める

勢いよくまっすぐに伸びたシュートの切り戻し剪定をするときは、枝先1/3〜1/4程度の位置で枝を強剪定します。

あまり厳密でなくて大丈夫なので育てたい高さに合わせて剪定しましょう。

樹勢の強いものは半分くらいまで切り詰めても大丈夫です。

枝を切る位置は外芽の上

実際に枝を切る位置は、育てたい方向に芽がついているところの上、1〜1.5cmで枝を切るようにします。

株の内側向きの芽の上で剪定すると内向きの枝が増えて風通しが悪くなりますから基本は外芽の上が基本の剪定位置になります。

枝を育てたい方向に向かってついている芽の上で枝を切りましょう。

弱い枝、混み合った枝は枝元から間引き剪定する

枝が混み合っていたり、細い弱い枝は生え際から枝ごと全部間引き剪定します。

そうすることでブルーベリーの木が余分な栄養を消費することなく、その分を主枝の成長に使うことができます。

その分よいシュートも出やすくなります。

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剪定による細菌感染や枯れ込みを防ぐ

切り戻し剪定など特に太い枝を切ったとき、ブルーベリーはそのままでもほぼ問題ありませんが、細菌感染や枯れ込みを防ぐために切り口にトップジンMなどの癒合剤を塗っておくと安心です。

800円くらいでホームセンターで入手できます。

チューブに入っているので刷毛や綿棒で切り口にペースト状の薬剤を塗っておけば万全です。

休眠期から花芽が動き始める直前の春先にかけてがブルーベリーの剪定の適期です。

この時期に不要な枝と多すぎる花芽を整理することで、成長がよくなり、一粒の大きさもしっかりしたブルーベリーの実をならせることができます。

ブルーベリーの木は品種によっても枝ぶりが違いますし、育ち具合でも1本ずつみんな表情が違いますから、どの枝を剪定するか、1本1本のブルーベリーの木と相談しながら剪定して見て下さい。

剪定で枝ぶりを整えて、花芽の摘み取り剪定も終わったら、あとはブルーベリーの花が咲いて実がなるのを待つばかりです!

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