ラズベリーの育て方、旬の季節と秋果の鉢植え剪定、冬の手入れ・冬越しについて

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ラズベリーは育て方、剪定の方法も簡単で、鉢植えでもよく育ち、挿し木や株分けでも簡単に増やせます。

病害虫の手入れもあまり気にしなくてよいためベランダ菜園におすすめの果樹です。

ラズベリーの旬の季節は初夏が基本ですが品種改良が進んでいて二季なり品種や、初夏から秋にかけて休みなく実がなり続ける品種、とげなし品種、より大きな実がなる品種の苗も販売されています。

おすすめの育て方は二季なり品種を秋果メインに収穫するように手入れする方法です。

なぜ秋果実メインの育て方がいいのか、そこにはどんなメリットがあるのか、その理由と共にラズベリーの育て方を紹介していきます。

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ラズベリーの旬の季節はいつ?

ラズベリーの旬の季節は一季なりの夏果を収穫する場合6月〜7月です。

二季なりの秋果実は品種によって少し時期が違いますが、夏果実のあと早いと8月終わりからなりはじめ、遅く熟する品種だと11月ごろまで収穫ができます。

ごく新しい品種だと思いますが、夏秋の区別なく初夏から秋までずっと実がなり続ける品種のラズベリーがタキイ種苗のオンライショップで販売されています。

苗の価格も家庭果樹としてはかなり高めで販売されていました。

ラズベリーの収穫を楽しめる旬の季節が徐々に長くなってきていることは間違いありません。

ラズベリーの育て方、秋果メインがいい理由①旬の季節

ラズベリーの夏果の塾する旬の季節は日本の梅雨の時期に当たります。

ラズベリーは果肉が柔らかく雨に当たると実が傷んでしまうため雨よけするか雨の日は鉢植えなら軒下に移動するなどの世話が必要です。

一方秋果の旬の季節は夏の暑さが落ち着いて気温が下がると実り始めます。

季節的に湿度も下がり梅雨のように雨に打たれることが少ないというメリットがあります。

ラズベリーの育て方、秋果メインがいい理由②剪定

ラズベリーの二季なり品種は夏果と秋果で実がなる枝が違います。

夏果は前年枝に実がつきますが秋果はその年の春株元から勢いよく伸びたシュートと呼ばれる新しい枝に実がなります。

新しい枝が毎年増えて株が混み合うことと、夏果が実った2年目の枝は秋の終わりから冬の休眠期前には枯れるので、夏果を収穫した枝は早めに株元から剪定します。

この時1年目の枝を残して2年目の枝だけをしっかり区別して剪定しなければ、翌春夏果を収穫することはできません。

一方秋果メインで収穫する育て方の場合、冬の剪定時に全ての枝を刈り取ります。

枝を選別する必要がなく、翌春に新しく芽吹く新芽を楽しみに待っていればよいだけ、というかなり気持ちも楽な剪定になります。

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ラズベリーの育て方、秋果メインがいい理由③病害虫対策

また地上部を全て刈り取るため病害虫のついた枝葉も全て処分してリセットできるため、冬の間にしっかり翌年の病害虫対策もしやすいというメリットもあります。

ラズベリーは病害虫に強い植物ですが、それでもカイガラムシがついたり、細菌系の病気が出ることもあります。

そういった場合病害虫のついた枝葉にはなんらかの対処をしなければなりませんが、地上部を刈り取ってしまうのであれば、その対応も最小限ですみます。

なるべく農薬を使わずにラズベリーを育てたい場合にはこれは大きなメリットです。

ラズベリーの育て方、秋果メインがいい理由④収量が増える

ラズベリーを秋果メインで収穫する育て方の場合、実はニ季なり収穫する育て方よりも収量を多く収穫できると言われています。

夏果を実らせないことで株の体力がつき、新枝の数が増え、結果収穫量も多く期待できるのです。

実際にラズベリーを従来の育て方であるニ季なりでの育て方と秋果のみ収穫する育て方とで比較した実験が行われたレポートが山形県庁の「山形県病害虫防除所」により公開されています。

ラズベリーの二季なり品種の定番、サマーフェスティバルを使った検証結果のレポートの詳細は

山形県病害虫防除所のレポート から見ることができます。

手入れも簡単で収穫量が多いのなら、いうことなしではないでしょうか?

ラズベリーの育て方

ラズベリーは自家結実しますので、苗が1本あれば結実します。

ラズベリーを植える土は鉢植えなら赤玉小粒7、腐葉土や堆肥3の土に元肥を混ぜ込んでおきます。

肥料はあまり多くは必要ありません。

庭植えの場合は植え場所を掘り返して堆肥や腐葉土をすき込んでおきます。

苗の植え付け適期は11月から3月の休眠期ですがポット苗の根鉢を崩さずに一回り大きな鉢に植えるなら、いつでも植えつけすることができます。

苗はしっかり深植えにして、植え付けたら乾燥しないようにたっぷり水をやります。

順調に根付くと新芽が伸びたり。新しいシュートが伸びてきます。

シュートの高さが1.5m以上になるようならそれ以上大きくならないように剪定します。

もしそれより低ければ剪定は必要ありません。

鉢植えの場合はもう少し低い位置で剪定してコンパクトに育ててもいいでしょう。

ラズベリーは日当たりを好みますが、夏に冷涼な気候を好むため夏の強い西日の直射日光は避けるようにします。

鉢植えなら午後は半日陰になる場所に移動するなどしやすいと思います。

夏に枝が込み合うようなら弱い枝は透かし剪定して風通しを良くしてやります。

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ラズベリーの秋果収穫

ラズベリーの秋果が熟す時期は品種によって多少違います。

早ければ8月終わり頃から熟すこともあるようですが9月から11月の間が秋果の旬の季節になります。

ラズベリーは果実が柔らかく、熟しすぎると枝が揺れただけでもポロリと花托から果肉が外れて落ちてしまいます。

ラズベリーの実が赤くなったら早めに収穫しましょう。

収穫したラズベリーの実は生のまま食べるのもいいですし、ラズベリーの酸味はジャムやフルーツソースにも向いています。

少しずつ収穫した分は冷凍保存してバニラアイスやヨーグルトのトッピングにしてもいいですし、量がまとまってからジャムを作るのもおすすめです。

ラズベリーの剪定と冬の手入れ

秋果の収穫を終えると、果実がなった部分の枝は枯れてきます。

翌年夏果を収穫する場合は11月に切り戻し剪定をしてその枝を残します。

秋果のみ収穫する育て方にする場合は、切り戻し剪定ではなく、地ぎわで全ての枝を切り取っておきます。

深植えした苗の根は土の中で冬を越し、翌春、また勢いよく新しいシュートを伸ばします。

もし、春から秋の間に病害虫が着いてしまっていたら冬の間に来春のための防除をしておきましょう。

全ての枝を刈り取ってしまうのでかなりの部分、害虫駆除、病気の防除はできると思いますが細菌性の病気などは土にも胞子がが落ちたりしていますし、害虫も土の中に潜って冬を越すものもいますから、冬の休眠期にしっかり病害虫対策をしておくことが肝心です。

休眠期の間に使える薬剤などはかなりしっかり防除力があります。

なるべくなら無農薬がよいですが、病気や害虫が出た植物を放っておいて枯れてしまうよりも冬の間にしっかり対処すれば、春から秋にかけては薬剤を使わずに育てることもより簡単になるでしょう。

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ラズベリーの冬越し

ラズベリーは耐寒性がありますので雪が降る地域でも育てられます。

冬に積雪があっても秋果収穫の育て方で枝を全て剪定してしまうならば積雪でラズベリーの枝が折れるなどを心配することも、ビニールハウスや雪よけを作る費用と手間も必要ありません。

これもラズベリーの秋果メインの育て方のメリットの一つですね。

ラズベリーの育て方は簡単!春の芽吹きを待つだけ

赤くて酸味と甘みのバランスがよいラズベリー、鉢植えでも育てやすいので初めて果樹栽培に挑戦する方におすすめです。

特に果樹栽培でコツを掴むまでが難しい剪定も秋果メインの育て方なら秋の終わりに全てカットしてしまえばいいだけですから悩む必要もありません。

果樹が初めての方にも、何かプラスして育てたい方にも、ラズベリーはおすすめかと思います。