かぼちゃの栽培・育て方、プランターでも支柱で立体栽培できる

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かぼちゃの栽培は少し場所をとりますが、種まきから簡単に育てられます。

プランター栽培する場合には支柱を立て、立体栽培することで狭い面積でもかぼちゃを育てることができます。

かぼちゃを直植えで育てる場合でも支柱を立てることで土によく日が当たり連作障害を気にせずに栽培できます。

かぼちゃはβカロテンやミネラルが豊富で保存も長期間できるので、利用価値の高い野菜です。

かぼちゃの収穫期、旬は夏ですが、保存することで冬至にビタミンやミネラル、栄養たっぷりのかぼちゃを食べるのは古くからの習慣です。

この記事では栽培しやすいかぼちゃの種類選びや、どんどん伸びるツルの手入れ、摘心を上手にする育て方を紹介します。

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かぼちゃの育て方①種類を選ぶ

かぼちゃには大きく分けて日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ペポかぼちゃという種類があります。

日本かぼちゃは果肉が粘質、しっとりしています。

日本の高温多湿にも比較的強いです。

西洋カボチャは粉質でホクホクしていて甘みが強く栗カボチャと呼ばれたりします。

冷涼な気候を好み、過湿を好みません。

ペポかぼちゃはツルのない品種や飾り用のものまで色々あります。

代表的なものにズッキーニがあります。

好みの種類のかぼちゃを選んで栽培しましょう。

ここでは甘くてホクホクの西洋かぼちゃの育て方を紹介します。

かぼちゃの育て方②西洋かぼちゃについて

西洋かぼちゃには皮の色が緑のもの、白っぽいもの、縞が入るもの、オレンジ色のものなどがあります。

初心者でも育てやすいと言われているのはえびすかぼちゃや小型の坊ちゃんかぼちゃです。

坊ちゃんかぼちゃは手のひらサイズの小さなかぼちゃで、一株でたくさんなるので、プランター栽培に特におすすめです。

甘味があってほくほくしている西洋かぼちゃは人気があります。

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かぼちゃの育て方③土の準備

かぼちゃは過湿を嫌いますので、水はけのよい土を準備します。

プランターの場合は、赤玉6〜7、腐葉土などの堆肥3〜4の割合で合わせた用土に石灰を加えて酸度調整しておきます。

石灰をまいた後1週間以上置いてから、元肥を混ぜ込みます。

かぼちゃの育て方④元肥について

かぼちゃは根が浅く、吸肥力が強い野菜です。

窒素肥料が多いとツルボケになりますのであまり多肥にせず、窒素肥料は控えめに栽培します。

市販の肥料は窒素リン酸カリの比率が最初から組み合わせでだいたい同じに調整されているものが多いので、配合肥料を控えめに加え、単肥で骨粉や草木灰などでリン酸、カリ分を補ってもよいでしょう。

化成肥料になりますが、カリ分を補いたい場合は液肥として与える微粉ハイポネックスもおすすめです。

土に元肥を混ぜ込んでから1週間以上置いてから、種まきや苗の植え付けをします。

かぼちゃの育て方⑤種まき

かぼちゃは発芽と幼苗のうちは温度を必要としますので、種まきは4月〜5月、十分に気温が上がってからするか、室内ポットまきで温度を確保します。

発芽適温は25〜30℃とかなり高温です。

育苗には1ヶ月ほどかかりますので育苗して定植する場合も5月ごろに植え付けになるよう、逆算して種まきをします。

かぼちゃは大きくなりますので地植えなら株間90cmはあけるようにします。

プランターの場合は65cm標準プランター以上のサイズか、10号鉢以上の鉢に1株を植えるようにまき床を用意します。

丸い瓶底などを利用して直径5〜6cm、深さ1cmくらいのまき溝を作ります。

そこに1箇所5粒程度の種を、尖った方を下にしてまきます。

種まきをしたら土をかぶせ水やりをします。

その後、土の保湿・保温のためにビニール掛けをしたり、ホットキャップをかぶせます。

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かぼちゃの育て方⑥間引き

温度が確保ができればかぼちゃの種は3〜5日で発芽します。

本葉1枚で形のよい3本を残して、他を間引きます。

本葉が2枚になったら2本立て、3〜4枚のころに1本に間引きます。

かぼちゃは移植もできますので、スペースがあれば間引いた中でよい苗を移植して育てても良いでしょう。

かぼちゃの育て方⑦立体栽培の支柱立てとビニール掛け

かぼちゃをプランターで栽培する場合は苗を1本にしたところで立体栽培にするために支柱を立てます。

支柱は丸い鉢植えなら3本立てて行燈仕立てにしてつるを誘引していきます。

プランターで栽培する場合はプランターに支柱を立てて、ネットを張り、ネットにツルを誘引します。

背が高いU字型のトンネル支柱が立てられると管理が楽でおすすめです。

かぼちゃの苗が小さいうちはビニール掛けして保温します。

5月になって気温が上がり、親づるがどんどん成長を始めたらビニールを外します。

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かぼちゃの育て方⑧つるの摘心について

かぼちゃは大きくなるにつれて子づる孫づるがどんどん伸びますが、全てを育てると葉や茎の成長に栄養を取られよい実がなりません。

よい実をならせて収穫するためにはつるを何本か選んで育て、他は摘心します。

摘心の仕方はかぼちゃの種類によって違います。

日本かぼちゃは親づるを5節くらいで摘心し子づるを3〜4本育て実をつけさせます。

西洋かぼちゃは親づる1本と子づる1本をそのまま残し、他は摘心します。

育てるつるの本数が西洋かぼちゃの方が少ないので、プランター栽培の場合は扱いやすいと思います。

かぼちゃの育て方⑨受粉と一番花について

かぼちゃには雄花と雌花があります。

雌花の花の柄のところいは丸い小さな実になる部分がついているのですぐに見分けがつきます。

気温が低いうちや、階層が高いベランダの場合は人工授粉してやった方がしっかり着果させてやることができます。

受粉は、朝早い時間に行います。

雄花を摘み取って花びらを取り除き、雌花の雌しべにおしべの花粉をちょんちょんとつけてやります。

地植えの場合、株を育てるために雌花の一番花には受粉させない、というやり方と、逆に一番花に着果させないとつるばかりが茂ってつるボケするので一番花には人工授粉して確実に実をならせる、という考え方もあるようです。

どちらの説も株の栄養状態のバランスを取るための手段ですので、自分で育てているかぼちゃの苗の状態を見てどうするか決めるとよいでしょう。

葉の色が濃く、勢いがある、という場合は1番花を着果させるとよいでしょうし、少し育ちが貧弱だと感じる場合には少し苗を大きくしてから着果させます。

着果させる数についても、ベランダーでのプランターの場合はつるを伸ばすスペースがたくさんあれば、着果させる数も増やすことができますが、あまりスペースがない場合は大きなかぼちゃの場合は1本のつるに1個を目安に育てるとよいでしょう。

坊ちゃんかぼちゃの場合は1株で多収できますので着果数は1つるに3個程度を目安に受粉の手伝いをしてみましょう。

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かぼちゃの育て方⑩追肥と収穫までの手入れ

西洋かぼちゃは受粉から40〜50日が収穫の目安です。

地植えの場合は着果して実が大きくなり始めたら追肥をします。

また伸びたつるの下には敷き藁をして病害虫の原因になる土の跳ね返りを防ぎます。

元肥と同じく窒素肥料は控えめにして、実つきがあまりよくない場合はカリ分を補います。

また、時々プランターの向きを変えてかぼちゃの実にまんべんなく日光が当たるようにしてやります。

地植えの場合は実が大きくなって重みが出てくると設置部分が痛む場合がありますので実の下に敷き藁を厚めに敷いて、時々実の向きを変えてやりましょう。

かぼちゃの育て方⑪かぼちゃの病害虫

かぼちゃで気をつけなければいけない病害虫はウリハムシとうどんこ病です。

ウリハムシは名前の通りきゅうりやかぼちゃなどウリ科の野菜の葉を食害します。

オレンジ〜黄色をした羽虫ですので飛んできたらすぐにわかると思います。

食害されると葉が丸い穴だらけになるので、見つけたらすぐに駆除しましょう。

病気で気をつけなければいけないのはうどんこ病です。

葉に白い粉が吹いたらうどんこ病です。

これは細菌性の病気ですので、初期の場合は殺菌剤をまいて様子を見ます。

あまり広がると他の植物にも移りますので、病気のついた葉を全て刈り取って処分します。

きゅうりやかぼちゃはうどんこ病に泣かされることも多いので注意深く見守り、初期の段階で対処しましょう。

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かぼちゃの育て方⑫収穫の目安、目印

かぼちゃの収穫の目安は先ほどの収穫までの日数と、実の付け根の柄の部分がコルク質になってきたことが目安になります。

柄の部分がコルク質になったらハサミで切り取り収穫します。

かぼちゃの育て方⑬収穫したかぼちゃを食べるのはいつ?

収穫したかぼちゃはすぐには食べずに、さつまいもなどと同じようにしばらく陰干しした方が水分が抜けて甘みが強くなります。

切り口をよく乾かすように風通しのよい冷暗所で1週間以上置いてから食べます。

完熟したかぼちゃは保存がきき、冬まで貯蔵できますので、焦らずゆっくり甘くなったかぼちゃを楽しみます。

煮物、天ぷら、フライ、お味噌汁の具や、かぼちゃのプリンやパイなどお菓子にも利用できますし、山梨名物のほうとううどんにはかぼちゃがなくてはならない野菜です。

栄養たっぷりの夏野菜、保存がきき長く楽しめます。

小型の坊ちゃんかぼちゃも甘くてホクホクしていておすすめです。

大きいのは自信がないな、という方は坊ちゃんかぼちゃの栽培から初めて見てはいかがでしょうか。

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