ミニトマト、レジナの育て方のコツ、レジナは支柱がいらないミニトマト、プランター栽培におすすめ

 

ミニトマト、レジナの育て方のコツを紹介します。

ミニトマト、レジナはベランダガーテニングにとってもおすすめの矮性ミニトマトです。

レジナは栽培に支柱がいらない背丈の低いミニトマトの珍しい品種で、鉢植えやプランター栽培におすすめです。

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目次

ミニトマト、レジナはプランター栽培におすすめの品種

ミニトマト、レジナは草丈15〜20cmの矮性ミニトマトの品種です。

普通のミニトマトは、ミニ(トマト)といっても草丈は結構高くなります。

草丈が高くなるので支柱を立ててミニトマトを誘引することが必要になりますが、これは結構労力が必要で、栽培後の後片付けも大変、というデメリットがありますが、レジナは背丈が低いので支柱を必要としません。

レジナは育て方も他のミニトマトに比べて超簡単なので、初めての方にも簡単に栽培できるおすすめ品種です。

レジナは観賞用のミニトマトとして季節になると実がついた鉢植えが販売されていますし、自分で育てるための種も販売されています。

今はサカタのタネがレジナの種を販売しています。

草丈が15〜20cmという超コンパクトなミニトマトなので鉢植えにして室内で楽しんだり、水耕栽培もしやすいミニトマトです。

園芸店でたわわに赤い実がなっているレジナをシーズンになるとよく見かけます。

レジナは初心者の方でも、場所に制約がある方でも気軽に楽しめるミニトマトです。

ミニトマトはもともと丈夫な植物、このレジナもとても強健な品種で放任栽培ができます。

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ミニトマト、レジナを植えるプランター

ミニトマト、レジナは地植えだと定植するとき株間50cm、プランターでも35cmの株間をとるようにと種の袋の裏面の育て方の説明書に書かれています。

草丈は低いけれど、それだけしっかりした大きさの株になるトマトだ、ということです。

65cmの標準プランターで植える場合は2株を植えるようにします。

実をならせる野菜なので、できれば深型プランターだとよく育ちますが、トマトの場合は水耕栽培もできるので、水やりをしっかりしていけば深型プランターでなくても栽培することができます。

鉢植えの場合はミニトマト、レジナの苗を5号鉢に一本植えます。

5号鉢は直径15cmのサイズの鉢ですので、かなりコンパクトに育てられるのがわかりますね。

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ミニトマト、レジナの種まき

ミニトマト、レジナは発芽適温が20〜30℃必要です。

これは気温ではなくてまき床の地温です。

ミニトマト、大玉トマト全般、土の温度がないと発芽しないので春から苗を買って育てるにしても、関東で外気に当てて育てる場合はゴールデンウィーク頃に苗を買うのが適期です。

室内栽培の場合は比較的温度は確保しやすいので、もっと早くに苗を用意しても大丈夫ですし、温度管理さえきちんとすれば成長はゆっくりですが冬でも発芽させて栽培することができます。

小さな育苗ポットに2〜3粒レジナの種をまき、本葉2〜3枚になったら間引いて一本立ちにして苗を育てます。

発芽後もミニトマト栽培には温度は必要ですので、最低でも20℃を維持できる日当たりのよい窓辺で液肥をやりながら育てましょう。

冬場は日が落ちると窓辺は温度が低くなります。

夜の間はカーテンを引いたり、一番いいのは残り湯をそのまま張ってあるバスルームに置いてあげると、レジナにとってこの上ない温室になります。

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ミニトマト、レジナ栽培:植え付けは最初の花が咲く頃に

ミニトマト、レジナの花は下の段から順番に花芽がついて開花していきます。

苗の植え付けは最初の花が咲く頃が適期です。

栽培用土は有機質、つまり腐葉土や堆肥を混ぜ込んで苦土石灰や有機石灰を混ぜ込んで調整してある土を使います。

5号鉢に必要な量の肥料を用土に混ぜ混んで準備しておきます。

鉢の底に、排水をよくするために鉢底石をひとならべして、用土を半分くらい入れます。

そこにレジナの苗を入れて中心にくるよう位置を決めたら、周囲から土を入れていきます。

鉢の縁2cm程度残るくらいまで土を入れるようにします。

鉢底をトントンと叩いたり、割り箸などで土を上から数カ所さして鉢の中の土がしっかりレジナの苗の根と密着するように土を締めていきます。

水やりをしていけば自然に土が落ち着いていきますが、この作業をしっかりやっておくことで根の活着がよくなります。

普通のミニトマトはここで支柱を立てますが、レジナにはその必要がありません。

土を締めたら水やりをたっぷりします。

水をやると土が少し沈むので足りなければ用土を足してやります。

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ミニトマト、レジナ栽培のコツ:わき芽かきは必要ない!

定植後のレジナの栽培は基本的に放置で構いません。

通常のトマトやミニトマトはわき芽をかきとりますが、レジナの場合は矮性で縦ではなく横に株が大きくなりますのでわき芽かきはせず、放任栽培します。

通常のミニトマトのわき芽かきは生育期に入ると毎日しっかりみておかないとあっという間に大きくなってしまうので意外と手がかかります。

ミニトマト、レジナはその必要がないので、支柱がいらないことと合わせて簡単に栽培できる大きなポイントです。

定植したら水やり、追肥をしながら管理して、レジナの実がなって色づいたら収穫します。

レジナは支柱がいらないので、実が色づいて楽しめるようになったら、室内に取り込んで、日当たりのよい窓辺に置いて赤いミニトマトの実を鑑賞することもできます。

ちょっと手を伸ばして真っ赤なミニトマトを摘み取ってサラダにしたり、そのままパクッと食べてしまえるのは育てているからこその贅沢。

背は低くコンパクトでもレジナの実はたくさんなりますし、冬も室内に取り込んで温度を保って株を温存すると越冬します。

トマトは本来は多年草ですが日本の冬の寒さには耐えられないため一年草のような扱いで、毎年種や苗を買って育てます。

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ミニトマト、レジナ栽培の注意ポイント:病害虫の管理

ミニトマト、レジナ栽培で気をつけなければならないのはアブラムシやコナジラミ、そして特にベランダガーデニングでのプランター栽培や室内栽培の鉢植え栽培の場合は乾燥しがちなので葉裏につくハダニです。

ミニトマト、レジナは茎や葉が密に茂るのでハダニがついてしまうと駆除も丁寧にする必要があります。

普段からまめに葉裏に葉水をかけてやることでこれらの害虫がつきにくくなります。

それでもレジナに虫がついてしまったらアブラムシの場合は牛乳と水を1対1の割合で混ぜたスプレーを直接アブラムシに吹きかけましょう。

レジナの葉には毛が生えていて水を弾くので、展着材の代わりに石鹸水や食器用の洗剤をわずかに混ぜてスプレーしてもよいでしょう。

また、食品由来の成分で物理的にハダニの気門を塞いで呼吸できなくする殺虫剤もお勧めです。

商品名で言うとアーリーセーフ、カダンセーフ、粘着くんといったものになります。

ハダニやコナジラミは増えてくると葉が痛んで光合成ができなくなりますので、収穫後期ならそのままにしてもよいですが、レジナがまだ成長途上の場合はとにかくハダニの駆除はしっかりします。

上記の食品成分由来の殺虫剤は収穫前日まで使えるものですので、お勧めです。

ハダニは主に葉の裏につく害虫で、特に小さくて見つけにくいので、普段からレジナの葉裏をよくチェックしてハダニがいないか監視しておきましょう。

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ミニトマト、レジナ栽培:ハダニ駆除のコツ

ミニトマト、レジナのハダニ駆除のコツを紹介します。

ハダニは繁殖力が強いのであっという間に増えてしまいます。

1匹でも見つけた時はすぐに洗い流したり、綿棒などを使って取り除きます。

数が増えてきてしまった時は、上記で紹介した牛乳スプレーや食品由来の気門封鎖型の殺虫剤を葉の表裏にたっぷりスプレーします。

レジナの葉の表裏に濡れていないところがないよう、満遍なく、滴るくらいスプレーするのが1つ目のコツです。

これらのスプレーは効き目もマイルドなので、最初は3日くらい連続でスプレーを繰り返すことがしっかりハダニ駆除をするコツの2つ目になります。

植物由来の気門封鎖型の殺虫剤は使用回数に制限もありません。

また物理的な作用でハダニを駆除しますので、ハダニに連続して使ってもハダニに薬剤の耐性がつくことがありません。

最初にしっかり駆除した後は、様子を見ながら、必要に応じて1週間に1回、定期的にスプレーしていると、ハダニの繁殖を抑えることができます。

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ミニトマト、レジナ栽培:わき芽挿し

トマト類はとても強い植物なのでかきとったわき芽を土に挿して発根させて新しい株を育てることができます。

ミニトマト、レジナの場合はわき芽かきは必要ありませんが、株を増やしたい場合はわき芽を摘んで挿し芽するとよいでしょう。

ミニトマト、レジナのわき芽を水に挿しておくと茎の水に浸かっている部分からすぐに勢いよく発根してきますので、気軽に水耕栽培を試したりするのにおすすめです。

ミニトマト類のわき芽は根元に近いものほど太くて強いので、わき芽挿しで株を増やしたい場合は根元に近いところでわき芽が15cmくらいになったら摘み取ってさし穂にしましょう。

レジナ以外のミニトマトの場合は、わき芽挿しが特に必要ない場合にわき芽を育てると無駄な栄養を使いますので、わき芽が伸びているのを見つけたら5cmくらいまでの間に摘み取ります。

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ミニトマト、レジナには黄色い品種もある!

現在サカタのタネではレジナの赤い実の品種しか販売していませんが、以前は黄色い実がなるレジナも販売されていました。

現在(2023年2月)、室内栽培用のグッズを販売している株式会社SCHWINSENでペットボトルで水耕栽培を楽しむ「ペットマト」というシリーズの黄色いレジナの栽培キットが手に入るようです。

もちろん赤のレジナもありますので、このようなミニトマトの栽培キットを利用して気軽にレジナの水耕栽培を楽しむのもよいかもしれませんね!

初めてのベランダガーデニングや室内でのキッチンガーデンを楽しみたい、でも何から始めればいいのかわからない、と迷っている方にレジナはおすすめのミニトマトです。

レジナは園芸店などてもよく見かけますが、トマトの中でもかなり特異な存在です。

トマト栽培の王道を、と思われる方のために大玉トマトの栽培について紹介している記事があります。

大玉トマトは栽培が少し難しいのでトマト上級者向けになります。

また、初心者でも育てやすいレジナ以外のいわゆる普通のミニトマトについても下記の記事で紹介しています。

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