じゃがいもの栽培の時期、秋と春の比較、連作、水やりしすぎの影響とは?

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じゃがいもは早春に種芋を植えて6月ごろに収穫する春植えが一般的です。

また最近は秋植え用の種芋も多く出回るようになりました。

「秋じゃが」とも言われるじゃがいも栽培の秋植えは春植えと何が違うのでしょうか?

「秋に植えた方がほくほくして美味しいのかな?」 なんて気になる方も多いかもしれませんね。

じゃがいもの栽培の方法については基本的な栽培の方法、時期などの情報を別記事で紹介していきますが、まずは春植えと秋植えのじゃがいもで何が違うのかがわからないと、栽培も始めにくいと思いますので、ここでは春植えと秋植えのじゃがいも栽培の違いについて紹介していきます。

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じゃがいもの栽培、春植えの時期

じゃがいもは春植えで栽培する場合、2月の中旬ごろに種芋を植え付けて栽培を始めます。

春栽培が可能な多くの地域で、その年最初の作物になることも多いと思います。

早春、つまり冬が明けてその年の一番最初に植え付ける作物、ということは冬の間にじっくり土の準備ができるということになります。

冬の間は栽培スペースも余裕ができやすいので、堆肥などの有機物を混ぜたあと土をじっくり寝かせることができるのは力のある土を作れる大きなメリットです。

可能であれば11月中旬ごろから、遅くても年内にたっぷりと堆肥などの有機物を土に投入して混ぜておけば、有機物が分解されて力のある土になります。

じゃがいも栽培、秋植えの時期

秋植えのじゃがいもの栽培時期は8月初旬に種芋を植え付けて、収穫は年内11月ごろに行います。

秋植えは暖かい地域、冬に雪が降ったり霜がおりたり、凍ったりせず、11月ごろまである程度温度が保てる地域で栽培が可能です。

秋植えでのじゃがいもの栽培方法だと3ヶ月くらいの短期間で収穫できます。

地域によっては春植えと秋植え、年2回じゃがいもの栽培が可能ということになります。

じゃがいもは保存ができますし、1年を通して利用したい野菜ですから、これはありがたいですね。

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じゃがいもの栽培、種芋の種類について

じゃがいもには男爵やメイクイーンをはじめとする様々な品種があります。

じゃがいもの栽培は種芋を土に植え付けるのですが、この種芋は種芋専用に作られたものを購入して使います。

食用に売られているじゃがいもでも作れないことはありませんが、細菌類に感染していて病氣が出たりする場合があるので、きちんと種芋用に管理して作られた種芋を使う方が安心です。

せっかく育てていたのに途中で枯れてしまった、なんてことになったらそれまでの苦労が水の泡になってしまいます。

種芋は生ものですので信頼のおけるお店、商品の回転がよく新しい種芋が置いてあるお店で種芋を入手するようにしましょう。

じゃがいもの品種の中には、春植え、秋植えどちらもできるものから、秋植え専用の秋じゃが、春植え専用の品種などがありますので、購入するときにはよく確認して購入します。

最近はキタアカリや皮が赤いアンデスなど少し変わったじゃがいもも、甘くてほくほくしているので人気があります。

スーパーで売っているじゃがいもは男爵かメイクイーンくらいは品種を書いてありますが品種がわからないものも多いので、自分で好みの品種を選んで栽培して味の違いを食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。

じゃがいもの栽培、春植えと秋植えのメリット・デメリットとは?

じゃがいもを春植えする栽培方法のメリットは育てやすいのが一番です。

じゃがいもは本来は涼しい気候を好む野菜ですので、暖地でも寒冷地でもない関東、中部などの中間地と呼ばれるような一般的な地域では、早春に種芋を植えて夏前にの時期に収穫できる条件は、高温を好まないじゃがいもには向いています。

種芋を植える時期の気温も低いので、土に埋めた種芋が腐りにくいというメリットもあります。

一方秋植えのじゃがいもは秋といっても8月には種芋を植えるため、気温が高く種芋が腐りやすく、秋に温度が下がり始めるまではじゃがいもにとってはあまり好きな環境ではなく春植えより少し栽培が難しい、というデメリットがあります。

ただし中間地から暖地では春植えと秋植え、年2回の栽培ができるのは大きなメリットで、近年私たちは新鮮なじゃがいもを1年中食べることができるようになりました。

中間地から暖地にかけては収穫時期の11月に雪が降ることがほとんどなく、温度もそこそこ維持できているため、じゃがいもの秋植え栽培が可能です。

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じゃがいもの栽培、連作に気をつけて

じゃがいもはナス科の野菜です。

連作障害については別記事で紹介していますが、ナス科の野菜は連作障害が出やすいことで知られていて、じゃがいもも連作障害が出やすい野菜となります。

春と秋、年2回栽培することもできますが、じゃがいもを一度作った場所は次にじゃがいもを栽培するまでの間にできれば3年以上間隔をあけてやりましょう。

じゃがいも同士だけではなく、ナスやトマト、ピーマン、唐辛子などもナス科の野菜ですので注意しましょう。

連作についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

連作障害とは?原因と野菜のプランター栽培、じゃがいも、ナス、トマト、きゅうりの連作障害対策とは?

じゃがいもの栽培、過湿・水やりのしすぎは失敗しやすい

じゃがいもは冷涼な気候を好むだけではなく、乾燥した空気の方が好きです。

湿度が高いと種芋が腐りやすくなりますので、水やりのしすぎは注意が必要です。

水はけのよい土を作り、地植えの場合は高畝にして、よっぽど日照りが続かない限りは水やりは必要ありません。

プランターの場合は、土の表面が乾いてから水をたっぷりやります。

表面が乾き始めではなく表面全体が乾いたくらいになってから水をやります。

表面が乾いても中の土はまだまだ湿り気を保っているので大丈夫です。

日本の気候では梅雨になると湿度がとても高くなりますし、雨も多くなってくるので用土の排水と風通しをしっかり確保します。

それだったら秋植えの方が、と思うかもしれませんが、秋は秋雨や台風で雨量の多い時期にぶつかったりもしますので、春植えでも秋植えでもじゃがいもの栽培の際には水分の調節には気を配るようにします。

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じゃがいもの栽培は時期を決めてからスタート

簡単ですが、じゃがいも栽培の時期について、春植えと秋植えの栽培方法があること、それぞれの植え付け時期やメリットデメリットについてまとめました。

この後、じゃがいもの基本的な栽培の方法や、プランターや袋を使ってあまり場所がなくてもじゃがいもを収穫できる栽培方法を順次別記事で紹介していきますね。

おすすめはやはり春植えです。

春植えでのじゃがいも栽培の場合は冬の間にじっくりと土の準備をしておくと立派なじゃがいもがたくさん収穫できます。

お住いの地域にあった時期のじゃがいもの栽培を楽しんでいただければと思います。

掘り立てのじゃがいも、とっても美味しいです。

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