いちごのランナーについて|いちごのランナーとは?ランナーを切る時期と切り方

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いちごのランナーって聞いたことありますか?

ランナーとはなんぞや? と初めて聞いた時に思う方も多いかもしれませんね。

いちごのランナーはいちごの繁殖に重要な役割を持っています。

ランナーはいちごの株からスルスルと伸び始めてそのさきに新しい子株ができるツルのようなものです。

いちごの苗がどんどん増やせますのでありがたい存在なのですが、適切な時期に適切な手入れをしないといちごの実がなりにくくなったり小さくなったりしますので、正しいランナーのお手入れ法をご紹介します。

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いちごのランナーとは?

いちごは連作を嫌います。

同じ場所にずっと何年か根を張っていると育ちにくくなります。

そのためなるべく離れた場所に子孫を残そうとします。

植物が遠くにタネを運んで仲間を増やすための方法は多岐に渡りますが、いちごの場合はその役割を追っているのがランナーです。

親株からランナーを伸ばして、1番目の子株がランナーの先に根付くと、さらにそこからランナーが伸びて2番目、その先に3番目、というようにどんどん先へ先へと子株孫株を増やしていくのがランナーです。

いちごのランナーはいちごが収穫できる間は切る

ランナーが伸びてきたら「株を増やせる!」と思って喜んでいるだけではいけません。

まだ実がなって収穫中のいちごの株に生えてくるランナーは株元ですべてカットします。

この時期に子孫を残すことに栄養を使ってしまうといちごの実が小さくなったり、味が悪くなったり、もっと状態が悪ければ実がならなくなります。

ですから収穫中のいちごのランナーは順次株元でカットしていきます。

いちごのランナーは次々に出てくるので子株を増やしたい場合でもカットして大丈夫です。

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いちごの収穫が終わった後に出たランナーは伸ばす

初夏を過ぎていちごの実がならなくなったら、ランナーを伸ばします。

元気な親株の太いランナーを選んで伸ばしていきます。

放っておいてもランナーの先の子株の葉が展開し始めますので小さなポットに土を入れて、その上に子株を誘引してそっと置くだけで発根します。

子株が動いてしまうようならランナーピンで止めます。

写真は四季なりいちごのみのりくんに子株が根付いて2番目の孫株ができたところです。

いちごのランナーピンって何?

二股になっているいちごのランナーの固定用クリップです。

売られているのはプラスチック製のものが多いです。

わざわざ買わなくても、いちごの子株を固定できればいいので、クリップの針金を二つ折りにしたものなどで代用OKです。

いちごの子株は葉が展開し始め手入れば、土の上に置くだけですぐに発根します。

いちごのランナーの先にできた新しい株についての注意点

いちごを増やす時、ランナーから子株、孫株、ひ孫株、と順次株ができていきますが、このうち収穫用に使うのは2番目と3番目にできた株になります。

いちごの1番目の子株は葉ばかり繁って実がなりにくいと言われています。

2番目、3番目を翌年の収穫用の株として夏以降育て、冬の寒さに当てたのち、来年の春から収穫します。

それ以降の株は小さくなり、時期的にも秋の成長があまり見込めないため、3番目の株まででいちごの収穫用の株の採取は終わりです。

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いちごのランナーを切る

子株、孫株が出てきたら、気になるのはランナーをいつ切るのか?ということです。

孫株、ひ孫株がポットにしっかり根を下ろして土をつかんで動かなくなったら、ランナーを切ってOKです。

それ以上先のランナーを伸ばすと養分も取られますので、株と株の間でランナーを切ることでそれぞれの株を独立させます。

いちごのランナーの切り方

ランナーを切るときは、ただ適当に切ればよいわけではありません。

親株に近い側のランナーは少し長く残して、どこにランナーがついていたかわかるようにします。

逆にその株の配下にできる新しい株の側に伸びていくランナーはその株の株元から切ります。

こうすることで親株に近い側のランナーだけが目印として残ります。

いちごのランナーを切るとき、目印として親株側の茎を残す理由

いちごの実は親株に近い側のランナーとは反対側につきます。

そのためランナーを目印に残しておくことで株のどちら側に実がなるかがわかります。

こうすることで、プランターや畑に苗を植えるとき、実をならせたい方向に向きを揃えて株を植えることができて、収穫作業が楽になります。

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四季なりいちごのランナーと繁殖について

さて、真冬以外、1年を通して実がなる四季なりいちごの場合、一体いつランナーを伸ばして子株をとったらいいのでしょうか?

四季なりイチゴはまだ発展途上で、なかなか安定して収穫できる品種が限られているようです。

Balcofarmでもみのりくんとラブベリーレッドを育ててみましたが、その育ち方はかなり違いがありました。

その中でみのりくんはとても優秀で食べても素直に美味しいいちごが6月ごろから現在10月になってもコンスタントに収穫できています。

みのりくんはランナーが出にくい、というような評判も目にしたことがあり、実際最近になって初めて2株育てているうちの1株にランナーが出てきた状態です。

みのりくんからしたらこれだけコンスタントに実をならせていたら忙しくてランナーなんか出してる場合じゃない、というところかもしれません(笑)

とにかく一株は好調にランナーが次々に出てきているので、ここぞとばかりに増殖用に孫株、ひ孫株を養成中です。

四季なりイチゴは一季なりと違い年中いちごの実がなるので、もしかして1番株もいけるのではないか、という気がして、今年は試しに1番株も育ててみようと思っています。

子株、孫株、ひ孫株で数は少ないですが比較ができたらと思っています。

来春、元気に成長してくれることを願っています。