三つ葉栽培|室内の水耕栽培のポイント、プランターや鉢植えでいつでも気軽に収穫できる!

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三つ葉は香りのよい日本料理になくてはならない香味野菜です。

おひたしや和え物などにして野菜としてしっかり量を食べたり、お吸いものの香りづけに薬味として利用したりします。

そんなお馴染みの三つ葉ですが薬味として量を少しだけ使いたい場合には1束買っても余ってしまい無駄にしてしまうことも。

柔らかくてあまり保存に向かない野菜なので、少しだけ使いたい時にはキッチンハーブとして自分で栽培していると重宝するのが三つ葉です。

三つ葉栽培のいいところは日陰で育つ、つまり室内で栽培しやすい植物だということ。

室内栽培でもベランダでのプランター栽培でも、三つ葉は半日陰の場所の方がよく育つし柔らかいものが収穫できます。

日当たりのよい場所は他の野菜の栽培にとっておくことができますので、ベランダガーデニングやキッチンガーデンを楽しむ方に三つ葉栽培はおすすめです。

三つ葉栽培は水耕栽培もおすすめ

まず三つ葉を栽培しようと思ったら、最初は室内での水耕栽培をおすすめします。

もともと三つ葉は水が大好きな植物ですので水耕栽培に向いています。

その水耕栽培も種から育てるのではなく、スーパーなどで売っている根付きの三つ葉を使います。

そうすることで収穫までの栽培期間は最短になります。

三つ葉を種から栽培すると発芽まで2週間、その後の初期生育もゆっくりなので収穫まで1ヶ月半くらいは待たなければなりません。

根付きの三つ葉を水挿しした室内での水耕栽培の場合は2週間程度で新しく育った葉芽をすぐにつまんで汁物の上に香りづけに飾るくらいはできます。

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水耕栽培に根三つ葉を利用する

売られている根付きの三つ葉には二種類あります。

根三つ葉はかなりがっしりした根がたくさんついていて三つ葉自体も茎が太くしっかりしています。

糸三つ葉はスポンジに根が生えている状態で売られています。

どちらも室内での水耕栽培に利用することができます。

根三つ葉と糸三つ葉はどちらも同じ三つ葉ですが、栽培方法を変えることで葉茎の強い香りと歯ごたえを楽しむ根三つ葉、繊細な香りと柔らかい葉茎を楽しむ糸三つ葉を作り分けたものです。

水耕栽培に再利用する場合、三つ葉の茎を5cmほど残して茎をカットします。

根をきれいに洗って茶色くて柔らかくなってしまった根をきれいに取り去ります。

糸三つ葉のスポンジは、古い根もスポンジの中に残っていてそのまま水耕栽培すると水が傷みやすくなります。

スポンジをはさみで少しずつ三つ葉の根をなるべく残すように縦に切れ目を入れてから少しずつちぎって取り除いた方がよいでしょう。

スポンジを取り除く時にどうしても元気な三つ葉の根も少しぶちぶちと切れてしまいますが、腐った根が残っていることの方が水耕栽培にはよくないです。

このくらいきれいな根が残っていればここからまた発根しますので大丈夫です。

こんな風に根をきれいに整理してから水耕栽培します。

毎日水を替えながら直射日光を避けた室内の明るい窓辺においておくと三つ葉の新芽が育ち始めます。

新芽が育ち始めたら水耕栽培用の肥料を1週間に1回やる様にします。

こうして買ってきた三つ葉を再利用して2〜3週間で新芽をつまんで利用できる様な状態にしましょう。

その間にプランターや鉢に種まきして、土を使った三つ葉栽培の準備をしてもよいですし、買ってきた三つ葉の根を上記の様に処理してから、2〜3本を一株としてプランターに5cm〜10cm間隔で植えてもよいでしょう。

三つ葉の水耕栽培の大事なポイント

三つ葉はセリ科の植物で、きれいな水が好きな植物です。

雑木林の中の水辺などに自生します。

水辺は常に水の動きがあり新鮮な水が三つ葉の根を健康に保ちます。

それと同じような環境に近づけるため、三つ葉を水耕栽培するときは必ず毎日水を変えてやりましょう。

三つ葉を元気に育てるために夏場は1日2回、朝と晩の水換えが必要です。

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三つ葉栽培の種まき

三つ葉は発芽率があまりよくないので、種を土にまく前に濡らしたペーパータオルなどに包んでおくか、そのまま水につけて一昼夜吸水させてから種まきします。

発芽の適温は20℃程度なので、冬場は室内の暖かい場所で育苗しましょう。

プランターや鉢に1cm程度の深さのまき溝を作り、そこに種をまいていきます。

他の野菜の場合は株間をしっかりとったりするのですが、三つ葉の場合はやや密植にして共育ちさせることで茎が長く伸びて柔らかいものが収穫できます。

発芽率が悪いこともありますので種は少し厚まきにするくらいでちょうどよいでしょう。

種をまいたら土はごく薄くかけてタネが流れない様にそっと水やりをします。

三つ葉の種は光好性なので、明るい日陰に置いておくと2週間くらいで発芽します。

三つ葉栽培、プランターの土について

三つ葉は日本の野や山にたくさん自生しています。

三つ葉が好むのは湿り気があって有機質に富んだ土、そして明るい日陰です。

林の中の沢の近く、じめじめしていてるけれど泥ではなく落ち葉が堆積したふかふかの土。

三つ葉が大好きな環境です。

プランターの土もこれに近づけられる様に腐葉土をしっかり入れて、保水力がある土を作り、元肥を混ぜ込み種をまきます。

プランターの置き場所は明るい日陰で、水を切らさない様にたっぷり水をやりながら栽培します。

三つ葉栽培、種まき後の管理

種まきしたあとはとにかくプランターの土を乾かさない様にします。

2週間ほどで発芽してきますので、密植気味に育てるとしてもあまりに混み合っているところは双葉の段階で間引きます。

本葉3〜4枚の頃に必要なら再度間引きをします。

あとは明るい日陰でプランターの土を乾かさない様に水をやりながら草丈が20cm以上になったら、地上部を5cmほど残して収穫をします。

収穫後は追肥をしておくと、夏までの間に何度か収穫できます。

花が咲くと葉が硬くなりますので花芽は種を取る以外は全て摘み取りましょう。

秋に再び追肥をして、株を充実させます。

冬になると地上部は枯れますが根は生きていて翌春また新芽が育ちますので、プランターの土を乾かさない様にしておきます。

翌春新芽が育ち始める頃に肥料を追肥して、成長期に備えます。

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三つ葉は根も食べられる

三つ葉は根の部分も食べられます。

きんぴらの様に油炒めにしたり、葉や茎と一緒に天ぷらにすると美味しいです。

エビやイカのかき揚げに刻んだ三つ葉を入れると香りがよくてとても美味しいですよね。

セリ科の植物は血液をきれいにする様な効果があったり、特に根の部分には滋養があり強壮効果があると言われていますので、根三つ葉はおすすめです。

根三つ葉の葉茎の部分はさっと茹でて鶏のささみと辛子醤油和えにするととても美味しいです。

三つ葉は多年草ですので一度プランターや鉢に植えれば長く収穫できます。

上の写真のような小さな鉢でも味噌汁の香り付けくらいなら、十分な量を収穫できます。

病害虫もあまり気にしなくてよく育てやすい香味野菜ですので、ベランダガーデニングの定番として隅っこの日陰で気軽に栽培してみてはいかがでしょうか。

自分で育てたとれたての三つ葉の香りはとてもよいものです。