そら豆の栽培・育て方のコツ、種まきと摘心、病害虫、プランター栽培もできる!

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そら豆の栽培は比較的簡単で、種まき時期は10月から11月にかけてです。

一時期しか出回らない季節野菜で本来のそら豆の旬は5〜6月。

最近は九州の暖かい地域のハウス栽培で収穫されたそら豆を1月ごろからお店で見かけることもあります。

マメ科の植物は根粒菌の働きで窒素を土中に固定しますので、初めて野菜を育てる場所などは肥料などがなくてもよく取れます。

逆にそら豆は連作障害が出るため2年目、3年目の栽培の方が気を使います。

とれたてを塩茹でして食べたり、そら豆ご飯、そら豆の天ぷら、ポタージュなど色々贅沢に楽しめますので、そら豆の栽培方法、育て方のコツを紹介します。

プランターでも育てられますのでぜひどうぞ。

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そら豆の栽培①用土

マメ科の植物は根粒菌の働きがあるので窒素肥料を控えめにします。

初めて何か作物を栽培する土地ならそのまま耕すだけでもよほどの荒地でない限りよく育ちます。

すでに何か育てている畑の場合は苦土石灰で酸度調整をしてから堆肥と控えめに元肥をまいてよく耕します。

プランターの場合は赤玉7、腐葉土などの堆肥3の割合の用土に元肥を通常の野菜に与える分の半量ほどを加えます。

そら豆栽培のプランターのサイズは65cm標準プランターに3株が目安です。

そら豆は大きくなるので深型プランターならなおよいです。

そら豆の栽培②種まきの時期

そら豆の栽培は中間地で10月中下旬から11月中旬くらいまでに種まきをします。

そら豆は小苗の方が耐寒性があるため早まきは避け、本葉5〜6枚で冬越しをします。

そら豆の種まきがあまり早いと冬になる前に大きく育ち過ぎ、寒さに当たって枯れてしまうことがあります。

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そら豆の栽培③種まき

直まき、ポットまきどちらもできます。

一箇所2〜3粒まき、間引く方法もありますが、そら豆の種は値段も高いので自家採種でたくさん種があるような場合でない限り、もったいないです。

信頼できる種苗屋さんで種を入手すれば発芽率はいいので、よいタネを入手できる場合は一箇所1粒まきにします。

発芽がうまくいかず歯抜けになったときのために予備の苗を畝の片隅やポットで数粒まいて育てておくのが個人的なおすすめです。

種はそら豆のおはぐろを下に向けて豆を差し込むように土に埋めます。

少し豆が土から顔を出すくらいでも構いません。

種まきをした後、水やりをします。

その後は土の表面が乾くまで水をやってはいけません。

水をやりすぎると豆が腐ってしまい発芽しなくなります。

また路地植えの場合、発芽初期は鳥に豆を食べられてしまうことがあるので必要ならネットをかけたりします。

そら豆の栽培④冬越し

そら豆の苗は霜にあてると痛んでしまいますので、霜が降りるような場所では霜よけをします。

昔ながらのやり方だと笹竹の枝を株元の北側に立てて霜よけします。

敷き藁やマルチをしたり、夜間だけ寒冷紗や虫除けネットをベタがけして保温してもよいでしょう。

地上部は冬の間ほとんど成長しませんが、根は確実に土の中で広がっていて春を迎えるとぐんぐんと成長を始めます。

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そら豆の栽培⑤摘心

そら豆は摘心せずに放っておくとそら豆は草丈が高くなります。

倒れやすくなるのとあまり上に伸ばすと豆に栄養が回らなくなるので4〜5段の花が咲いたら摘心して上の枝の成長を止めます。

摘心することで栄養がいきわたり、豆が充実するだけでなく、風による倒伏も防ぎます。

初めてそら豆を路地栽培した時、摘心せずに放任栽培していたら、本来摘心する位置より先の柔らかい芽の部分にびっしりアブラムシがついて真っ黒になり、打つ手なしな状態になってしまいました。

ところが、どこからともなく今度はテントウムシの幼虫が大量発生して物の見事にアブラムシを食べて綺麗に掃除してくれたのです。

もともと不要な芽先にアブラムシがついて、そこにテントウムシの幼虫がやってきて、気が付いてみたらテントウムシの孵化とともにアブラムシはほとんどいなくなっていて、自然のサイクルの仕組みはすごい、と感心したのを今でも覚えています。

そら豆の栽培⑥病害虫はアブラムシに注意

春になってそら豆の新芽が伸び始めるとアブラムシがどこからともなくやってきます。

これはもうどうしようもないので、牛乳スプレーや除虫菊スプレーなど自然なもので駆除しましょう。

自然が豊かなところならテントウムシの幼虫もどこからともなくやってきて、アブラムシを綺麗に食べてくれますが、ベランダではそれはなかなか難しいと思います。

アブラムシが出す甘汁はベトベトしていてそれがアリを呼んだり、細菌感染、病気の元になりますので見つけたらすぐに対処します。

アブラムシは繁殖力が強いので初期の防除が肝心です。

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そら豆の栽培⑦収穫

そら豆の花が咲いた後さやが実って徐々に大きくなり始めます。

そら豆の名前の由来はさやが最初のうちは天に向かっていることからその名がついたとも言われています。

収穫適期になるとさやが下を向くので、それが収穫の合図です。

そら豆は自分で育てていると若採りからしっかり熟成した豆まで時期を選んでそれぞれの風味を楽しむことができます。

若採りしたそら豆は茹でて中の薄皮ごと、みずみずしい食感を楽しむことができます。

熟成した豆はホクホクした味になります。

さやの状態を見ながら好みのタイミングで収穫できるのも自分で栽培しているからこそのお楽しみです。

そら豆の栽培⑧後片付け

そら豆栽培が終わったら、残渣を片付けるのですが、路地の場合は根を土の中に残して地上部だけを片付けるようにします。

そら豆の根には根粒菌がついているからです。

根粒菌は空気中の窒素を固定して土を肥やす働きがありますので、せっかくの根粒菌は土にそのまま残すようにしましょう。

プランターの場合も根を細かく切って土の中に混ぜ込んでおいたり、地上部と根を合わせて自家製の堆肥を作ってもよいでしょう。

ベランダで少量でも作れる堆肥の作り方を下記の記事で紹介しています。

少量でも作れるベランダ堆肥の作り方、発酵と腐敗の違いと上手に堆肥を作るコツとは?

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そら豆の栽培⑨連作障害に注意

最後に、そら豆はマメ科の野菜で連作障害が出ますので、同じ土でマメ科の植物を栽培する場合はなるべく3〜4年間をあけてから栽培するようにします。

連作障害についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

連作障害とは?原因と野菜のプランター栽培、じゃがいも、ナス、トマト、きゅうりの連作障害対策とは?

そら豆は鮮度が大事!

そら豆は採りたてが命です。

鮮度が落ちやすく、採りたてのそら豆の味は育てているからこその格別なものです。

時々そら豆は臭い、匂いが苦手、という方もいらっしゃるのですが、確かに鮮度が落ちたそら豆はアンモニア臭のような独特の匂いがしてきます。

どうしてもの時はさやつきのまま冷蔵庫で保存すれば、1〜2日は新鮮な美味しさを維持できるかな、と思います。

さやから出すと、生でも茹でた後でもどんどん薄皮の表面の色が変色してきますので、調理したらなるべくすぐに食べるのがおすすめです。

新鮮なそら豆には臭みはありません。

とれたてのそら豆は甘くて美味しい初夏の味覚です。

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