トマト栽培をプランター・鉢植えで楽しむための品種・摘心、摘果と水やりとは?

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トマトは品種が豊富な野菜ですが、大玉、中玉、ミニトマトというように大きくは、サイズによって3つに分けて考えられています。

大玉のトマトはただ「トマト」と呼ばれ、中玉は「ミディトマト」と呼ばれます。

ミニトマトはそのまま「ミニトマト」ですね。

ミニトマトはとても栽培しやすいですが、大玉のトマトはミニトマトよりも露地栽培の場合雨に当たったり過湿になると病気になりやすく、身が割れてしまったりするので少し栽培がむずかしい野菜です。

糖度が高くて大きかったり実の形が綺麗に揃ってたくさん収穫できるような営利向きの品種は雨に弱く、ハウス栽培で作るのが主流です。

個人で楽しむ場合、多くはハウスなしの露地栽培でトマトを栽培しますのでそういった品種のトマトは当然栽培がむずかしいですし、そもそも向いていないのです。

大玉トマトを路地栽培する場合は最近の家庭菜園用に開発された品種か、ハウス栽培が盛んになる前の露地栽培でトマトが作られていた時期の品種を選んで育てることがポイントです。

品種の説明に、家庭菜園向き、露地栽培でも育てやすいなどの説明があるものを選びましょう。

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トマトの品種、ベランダでの鉢植え・プランター栽培のおすすめ品種は?

代表的なおすすめ品種は現在のトマトの主力品種である桃太郎の家庭栽培用に開発された品種である「ホーム桃太郎」「ホーム桃太郎EX」の他「サンロード」「世界一」「ホームメイド大安吉日」は路地栽培でも育てやすく、低農薬で栽培できます。

世界一は東京周辺で戦前から戦後にかけてもっとも作られていたトマトで、雨に強く雨よけもいらない強健な育てやすい品種です。

世界一はよい株に実った完熟したトマトから種の採取をして毎年自分で育てることもできます。

F1と呼ばれる一代限りの交配品種では種をとっても同じ性質のトマトが育つとは限りませんが世界一は性質の定着した固定種のため種を取って育てることができる品種です。

毎年よい実をならせて種を取って育てているとその場所の環境にも徐々に適応していくので大切に育ててみてはいかがでしょうか。

大玉トマト栽培のプランターサイズは?

大玉トマトは本来は地植えがおすすめです。

土の中で根もしっかり張って広がりますし、地上部の葉茎も大きくなる作物です。

プランターで育てる場合は大きな実がなる分、土の量は多い方が良いです。

一株あたり、鉢植えなら10号鉢に1本、プランターなら65cmの深型プランターに2本植えるのが目安です。

大玉トマト栽培のプランター用土について

プランターの用土は野菜用の培養土でもいいですし、赤玉7と腐葉土3の用土に石灰を加えて2週間以上置いたものを使います。

湿り気のある土を好む野菜を植える場合は腐葉土の配合を増やしたりピートモスを少し加えたりしますがトマトは水はけが悪いと病気になりますので、赤玉7と腐葉土3の割合で土を配合すればよいでしょう。

苗を植え付ける時は元肥を控えめにするか、最初は肥料を入れません。

生育初期にあまり肥料や水やりしすぎると徒長したり葉が茂り過ぎて実がなりにくくなったり、病気になりやすくなります。

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大玉トマトを種から育てる

トマトは種まきしてからの育苗期間が約2ヶ月と長いです。

できれば苗を買う方がよいですが、露地栽培向けのよい品種が手に入らない場合は種を買って自分で苗を育てます。

苗の植え付け適期は生育適温が15〜25℃ですので関東で5月に入ってからになります。

そこから逆算すると2月の終わりから3月にかけて種まきをして育苗を開始します。

発芽適温は20℃以上ですのでこの時期は室内でポットに種をまいて温度を確保します。

小さなポットに3〜4粒種をまいて、好光性の種なので薄く土をかけます。

本葉が出てきたところで1本しっかりした苗を残して他は間引きして育てます。

苗を定植するタイミングは一番花が咲いたタイミングです。

もしまだ気温が十分に上がっていなければポットのサイズを上げて苗を育成します。

昼間の暖かい時間は外に出すなどして徐々に外気に慣らしておくといいでしょう。

トマトの苗の植え付け

一番花が咲いたら用意しておいたプランターに苗を植えます。

苗を植える位置にポットの大きさの穴を作って、そこに苗を根鉢を崩さないように植え付けます。

植え付けたらプランターに苗のサイズに合わせた仮支柱を立てて茎をゆるく紐でくくっておきます。

あとで大きな支柱に切り替えますので結び目もゆるくして、すぐにほどけるようにしておきましょう。

その後たっぷりと水をやります。

トマトは気温が低いと受粉しにくいので特に一番花はしっかり人工受粉しましょう。

一番最初に花が咲いた一段目にしっかり実をつけることでその後に続く花の結果がよくなります。

2〜3段目の花が咲く頃に2〜2.5mの長さの支柱をトマトの株元にまっすぐ立てて茎を支柱に紐で結んで誘引します。

まだトマトが成長していくことを考えて、茎を紐などでくくる場合はゆったりと余裕があるようにします。

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トマトの追肥・摘心・脇芽かき

トマトの苗の定植後、3段目の花が咲いたら追肥をします。

一度にたくさんやり過ぎないように肥料の説明書に書かれている通りの量より気持ち控えめに肥料をやって様子を見ます。

トマトの主茎は育ち始めると葉柄の付け根から脇芽が出てきます。

トマトの苗は脇芽を成長させるために栄養を消費してしまいますので、脇芽が4〜5cmになったところで摘み取ります。

トマトの脇芽の成長は思いの外早いので、大きくなり過ぎないように注意してこまめに脇芽かきをします。

小さな脇芽は手で摘み採れますが、もし大きくなり過ぎてしまった場合は手で折り取ろうとすると逆にトマトの主茎を傷つけてしまうことがあります。

大きくなってしまった脇芽はハサミや刃物でカットしましょう。

トマトの茎は上に上にと大きくなります。

トマトの成長に合わせて支柱に誘引していきましょう。

5段目の花が咲いたらその少し先のところで主茎を摘心します。

摘心するとそれ以上トマトが上には伸びなくなる分、栄養がしっかりトマトの実に送り込まれて蓄えられるようになります。

摘心てしたタイミングで追肥をしておきましょう。

大玉トマトは摘果が必要

ミニトマトはひたすら可愛らしい実を鈴なりにつけてくれますが、大玉トマトの場合は摘果せずに全部の実をならせると一つ一つのトマトの実が小さくなったり、トマトの負担が大きく木が疲れてしまいます。

特にトマトのプランター栽培の場合は土の量が限られますので摘果はしっかり行います。

トマトの実がなって大きくなり始めた頃に大きくて形のよい、傷や病気のない綺麗な実を1房に4〜5個残してそれより多く実が付いているなら全て摘果します。

鉢やプランターが小さければ1房のトマトの実の数を3〜4個にしてもよいでしょう。

そうすることで4段目、5段目までしっかり栄養を供給させます。

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トマトの水やり

トマトは過湿を嫌います。

水のやりすぎはトマトの病気を誘発しますので、特に生育初期は様子を見ながら控えめに水やりをします。

大きくなってからも、トマトの場合は葉が少し萎れ始めてから水をやる、というタイミングで水やりをします。

一つ気をつけたいのがトマトの実がいい感じに膨らんできてからの水分管理です。

晴天で乾燥が続いた後に急に雨がたくさん降ったりすると、乾燥してぎゅっと実が締まったところに大量の水分が吸収されるので、トマトの裂果が起こります。

必ずではありませんが、大玉トマトの場合、ミニトマトと比較してかなり確率は高いので気をつけましょう。

同様に急に大量の水やりをしても同じことが起こる可能性がありますので、特にトマトの実がなって完熟に近づけば近づくほど、コンスタントに適量の水分がプランターの用土に含まれている状態になるよう、水やりには注意しましょう。

トマト栽培で大切なのは日当たり

トマト栽培は温度や水やり、それから雨に当たらないことなど大事なポイントがいくつかありますが、中でも日当たりは特に重要です。

トマトは強い日光を必要とします。

ベランダでの植物栽培では日当たりの確保は一番の課題です。

トマトにとってベランダ栽培などで屋根がある場合、雨をしのげるのはとてもありがたいことなのですが、その分日照は限られてきます。

プランターなどで個人での栽培を楽しめる野菜や果樹の中でもトマトは特に日当たりを好みます。

育苗期間注もなるべく日当たりのよい窓辺で育てるなどして下さい。

十分な日当たりが確保できない場合は無理して大玉トマトを育てるのではなく、ミニトマトの栽培をおすすめします。

ミニトマトはプランター栽培でも美味しい実がたくさん取れますから夏のお楽しみにおすすめです。

路地栽培のトマトを育てること

スーパーで売られている鮮やかな赤色の形も味も整ったトマトはプロの農家の栽培技術とハウスや暖房などの設備のなせる技です。

いちごの記事でも書きましたがトマトもどんどんブランディングが進み値段も付加価値が付いた分お高めになります。

少しよそ行きになってしまった売り場のトマトを、もう一度、身近なところで感じられるものにしたいと思って今回は大玉トマトについてご紹介することにしました。

育てやすさからしたらミニトマトが断然おすすめです。

ただ路地栽培のトマトの新鮮な味と強い香りは売っているものでは味わえない値段のつかないトマトのよさです。

大玉トマト、もしベランダにプランターや鉢の置き場に余裕があるようでしたらそのプライスレスの味と香りを楽しんで見ませんか?

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