さつまいも栽培で失敗しない水やりとプランター栽培の方法、葉を食べるさつまいもの品種とは?

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さつまいもは甘くてそのまま蒸したり焼いて食べたり、料理やお菓子に利用できる人気の野菜です。

畑で育てる時はやせ地の方がよく、肥料は必要ないので初めて菜園をはじめる人にも簡単に育てられます。

生育も旺盛、葉がよく茂るので春から夏にかけての雑草よけにもなる、おすすめの作物です。

根菜ですので栽培は土がたくさんある地植えの方が育てやすいのですが、丈夫なのでプランターや袋栽培でもさつまいもを作ることができます。

実はさつまいもは葉も食べられるって知ってますか?

さつまいもの葉を食べる品種

さつまいもは普通の皮が赤いさつまいもでも葉柄を食べることができますが、少しアクが強いと言われています。

写真の白いさつまいもは翠王(すいおう)といって特に葉柄を食べるためのさつまいもの品種です。

芋自体も収穫して食べることができますが味は皮が赤い芋を食べる品種の紅あずまなどと比べると甘さは控えめになります。

さつまいもの葉が繁ってきたらどんどん葉を摘んだり、つる先の柔らかい部分を刈り取って炒めたり甘辛く煮付けたり、お味噌汁に入れても美味しく食べられます。

茎の太い部分はそのまま食べると皮が硬いので表皮をむいてきんぴらのように炒め物にしたりします。

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写真は翠王の葉です。

まだ苗を植えて成長し始めたばかりのところで、これから地面一面に蔓が伸びて葉が繁っていきます。

葉が大きく、白芋なので葉や茎には赤みはなく明るい緑色をしています。

さつまいもは空芯菜と同じヒルガオ科の植物です。

葉柄は火を通すとわずかなぬめりがあるところも空芯菜と似ています。

さつまいもの葉柄は空芯菜ほどのシャキシャキ感はなく、もう少しほっくりした食感です。

夏場、青菜が少なくなる時期にもたくさん茂るのでこころおきなくどんどん収穫できますのでよかったら葉柄を食べられる品種である翠王を選んで育ててみてくださいね。

ベランダ菜園でのプランター栽培はもしかすると葉柄を目的に育てて、お芋はおまけで付いてくる(笑)というくらいのつもりで育てるのもおすすめかもしれません。

最初はさつまいもの葉を食べるというところに興味があって、どんなもんだろう?という興味本位で苗を入手して育ててみたのですが、食べてみたら予想以上に美味しくて、すっかり気に入ってしまいました。

油炒めが特におすすめです。

翠王はプランター栽培もできます。

苗の植え方や育て方は普通のさつまいもと一緒です。

さつまいもの育て方

さつまいもの苗について

さつまいもは苗を土に植えて育てます。

地温が十分に上がってから植え付ける必要があるので関東なら5月から6月にかけてが適期になります。

苗は他の野菜とは違っていて、さつまいもの芋から芽出しをした蔓を30cmくらいの長さに切り取った挿し穂を、根のない状態で土に伏せて発根させて育てます。

苗は時期になるとホームセンターや種苗店で入手できます。

30本くらい束になっている場合が多いですが、個人向けに10本くらいの小さな束を売っているお店もあります。

ベランダ菜園の場合は30本では多いと思いますので小分けの苗が見つからない場合は通販などで探してみてください。

1〜2本でいいのにそんなにまとめて買いたくない、という方は、売っているさつまいもを買ってきて、自分で芽出しさせて苗を作ることもできます。

苗を取るには少なくとも一月半くらいかかりますし、種芋の殺菌や温度管理が必要なのでできれば苗を買うのがおすすめです。

芋から苗を取るやり方は別記事で紹介します。

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プランターと土の準備

根菜なので芋を大きく育てたい場合はプランターはなるべく大きな深型プランターを用意します。

長さは65cmで幅が広めの野菜用深型プランターがおすすめです。

このプランターに苗を1本、もしくは2本植えます。

土は水はけがよいもの、肥料はうんと控えめに、もしくは必要ありません。

さつまいもはやせ地でよく育ちます。

肥料分が多いと葉が茂り過ぎて芋がならない、あるいは小さいものしかならないツルボケという状態になります。

もし肥料をやる場合でも葉肥であるチッソ肥料は控え、カリ分を多く含む肥料で根がよく育つようにしましょう。

ただし翠王を育てる場合は葉を収穫するので全体として肥料は控えめでも窒素肥料を少し土に混ぜ込んでもよいでしょう。

苗の植え方と植え付け直後の水やり

さつまいもの苗を土に植えるときは、苗をまっすぐに土に挿す垂直挿しや、斜め挿し、完全に寝かせて土に埋め、穂先だけが数cm地上に顔を出している状態の水平挿しなどのやり方があります。

苗はだいたい葉が5〜7枚ついた状態で20〜30cmでカットされています。

長い苗は水平挿しにするとそれぞれの節から発根してそこに芋ができます。

発根量が多くなるので大きめのさつまいもの収穫ができます。

さつまいもは葉がよく茂るのでプランターの場合は水平挿しなら苗は1本だけ植えます。

垂直挿しの場合は2本植えてもよいでしょう。

苗を植えたら発根して苗が活着するまでは土の表面が乾きはじめたら水やりを欠かさないようにします。

さつまいも栽培の失敗のポイントはこの苗の植え付け時に水を枯らしてしまうことです。

プランター栽培の場合は水の管理は簡単だと思いますが、とにかく表面の土が乾き始めたらたっぷりと水をやっておきましょう。

畑に植える場合は天気予報を見て雨が降る前日に植えます。

敷き藁やマルチをしてやると葉の乾燥と汚れの防止になります。

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さつまいものつる返し

苗が無事に活着するとつるがどんどん伸びて葉が茂ります。

つるの節からは新しい根が出て、土に触れる部分はそのまま根付きます。

これを放置しておくと栄養がつるが伸びて根を下ろした先のあちこちに分散してしまい株元のさつまいもが太ることができません。

いわゆるつるボケの状態になってしまいます。

これを防ぐためにさつまいものつるを定期的に地面から引き剥がし上下を返して根っこが天を向くようにします。

さつまいものつるは1本が長く伸びるので、成長してくるとつる返しもなかなかの重労働になります。

夏の暑い盛りは水分を十分にとりながら作業しましょう。

こうしてつる返しをすることで、伸びたつるが地面に根をはるのを防ぎ、葉の光合成によって作られた栄養を株元のさつまいもに貯蔵させます。

プランター栽培の場合はさつまいものつるが伸びればプランターの外に伸びていくのでつる返しは必要ないと思います。

つるは長く伸びるので伸びたつるを這わせるスペースを確保し、収まりきらない場合は適宜つる先を整理します。

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さつまいもは乾燥気味に育てる

苗が活着して蔓が伸びるようになったら 、プランター栽培の水やりは土の表面が乾いてからやるようにします。

土の湿り気が多いと芋も水っぽくなります。

葉が少し萎れ始めてから水をやるのでも十分です。

地植えの場合はよほど乾燥しない限り水やりは必要ありません。

さつまいもの収穫

5月から6月にかけて苗を植えて、9月下旬から10月ごろが収穫の時期になります。

少し土を手でそっと掘ってみて芋が十分な大きさになっていたら掘り上げます。

もし芋がまだ小さければ土を戻してもうしばらく置いてから収穫しましょう。

掘り上げた芋は土を落とさず軽く陰干しして、そのまま新聞紙に包んで室内で保存します。

さつまいもを長持ちさせるために温度が低過ぎて芋が傷んでしまうので冷蔵庫の利用は控えます。

さつまいもは採りたてよりも少しおいた方が美味しくなります。

掘ったものをすぐには食べずに陰干しして水分を飛ばします。

こうすることで熟成した甘味が感じられて美味しくなります。

熟成して甘くなったさつまいもを楽しむのもよし、定植後、苗が活着したら順次葉を摘み取り収穫するのもよし。

個人の好みもあると思いますが、さつまいもの葉、翠王はとても美味しかったですよ。

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