スナップエンドウの育て方|プランター栽培ならつるなしの春まきで支柱立ても楽々!気になる病気は?

スポンサーリンク

スナップエンドウは甘くて美味しい春野菜。

通常スナップエンドウはつるのある枝が2mくらいになるものを秋まき、冬越しし、5月ごろから収穫、というサイクルで栽培期間が長いのですが、つるなし品種なら初めてでもプランターで2月末から3月の春まき、5〜6月の収穫というタイミングで簡単に育てられます。

甘くてパリッとした食感と春の香りが素晴らしいスナップエンドウはさっと茹でてサラダにしたり、ベーコンと炒めるととても美味しいのでプランターでの栽培を是非おすすめしたいところです。

スナップエンドウ、春まきプランター栽培におすすめの品種

スナップエンドウにはつるあり品種とつるなしの品種があります。

どちらもプランター栽培できるのですが、限られたスペースと限られた土の量を考えるなら、つるなし品種の方がコンパクトに育つのと栽培期間も短くてすみますので、やはりつるなしをおすすめします。

各種苗会社から苗や種が販売されていますが、大きく分類すると最近人気なのは甘みの強い品種や食べるときにさやのスジを取る必要がないスジなしのスナップエンドウです。

以下につるなしスナップエンドウのおすすめ品種をいくつか紹介します。

スジなしスナック スジナッピー

サカタのタネのつるなしスナップエンドウです。春まきの品種で関東なら3月中に種まきすると5月から6月にかけて収穫できます。

栽培期間がかなり短い春まき品種で、さやのスジをとる必要がない人気の品種です。

早どり スナック2号

サカタのタネの春まき早どり品種です。2月中旬〜3月中旬に種まきすると5月中から収穫ができます。

楽あま!スジなしスナックエンドウ 

日光種苗のつるなしスナップエンドウです。人気のスジなしスナックエンドウで草丈も低くプランターで栽培しやすい品種です。

幸姫(さちひめ)

甘みの強いフルーツスナップとして人気の松永種苗のスナップエンドウの品種です。

こちらの品種はつるありなのですが、耐暑性に優れ、秋まき、春まきに加えて8月下旬から9月初旬の種まきで、10月下旬にもスナップエンドウが収穫できてしまう珍しい品種です。

春まきの場合は2月中旬の種まきで5月中旬から収穫できます。

一袋種を買えば春と秋にスナップエンドウ栽培を楽しむ事ができて、しかも人気のフルーツスナップなので、つるあり品種ですがプランター栽培したいおすすめ品種としてここで紹介しました。

スポンサーリンク

スナップエンドウのつるありとつるなしの違い

つるなしの場合秋蒔きだけでなく早い時期の春まきから育てることができる品種がつるあり品種より多いように思います。

つるありは草丈が2m近くになりますが、つるなしは70cmくらいの高さで収まるのでプランター栽培の場合は圧倒的につるなしの方が栽培しやすいと思います。

つるなしだとつるの誘引の必要がありませんし、支柱も1mくらいのものを用意すれば十分です。

つるありで2mの支柱を立てようと思うとプランターもそれなりに大きさのあるものを用意しないと支柱やスナップエンドウの地上部の重みで不安定になってしまいます。

65cmのプランターでも標準ではなく深型のものが最低でも必要になります。

ですので初めてスナップエンドウを育てる方やプランター栽培にはつるなしのスナップエンドウが育てやすくおすすめです。

つるなしはつるありのスナップエンドウと比べると収穫期間はやや短くなります。

栽培期間が短いのは土の量が限られるプランター栽培には逆に好都合です。

つるありのスナップエンドウは背が高くなり誘引も必要なので支柱を立てそこにネットを張ったりしなければいけません。

ただつるあり品種にもよい点はあります。

多少手間はかかりますが、収穫期間はつるなしよりも長く収穫量が多くなります。

草丈の高さと誘引の手間をかけること、秋まきで栽培期間が長くても問題にならなければつるありのスナップエンドウもプランター栽培ができます。

つるありでも幸姫のように早い時期から実がなりプランターでも栽培しやすいスナップエンドウの品種もあります。

スナップエンドウの種を通販などで入手する場合はこだわって品種を選ぶ事ができると思いますが、春に苗から育てる場合は近くのホームセンターで、甘みの強いフルーツスナップエンドウやスジなしスナップエンドウのつるあり、つるなし品種で自分が育てたいタイプを選ぶとよいでしょう。

売られている苗は特につるなしと書かれていない場合、はほぼつるありタイプと思ってよいでしょう。

スポンサーリンク

スナップエンドウの種まき時期

スナップエンドウは秋まきが一般的

スナップエンドウは関東以西では11月ごろから種まきして小さな苗の状態で越冬させます。

小苗のうちは耐寒性が強く、寒さに当てることで花芽が分化します。

種まき時期が早すぎると苗が大きくなりすぎて、寒さで枯れてしまいます。

10〜15cmくらいまでの小さな苗の状態で越冬させるよう、種まきの時期を調節する必要があります。

スナップエンドウの春まき

スナップエンドウは一般的には秋まき栽培ですが、寒冷地では寒すぎるので春まきで育てます。

また関東などの中間地でも2月から3月、早い時期の春まきをすることでスナップエンドウの栽培ができます。

秋まきに比べて収穫期間が多少短くなりますがプランターを長く独占しないでその分他の野菜の栽培ができますのでスナップエンドウの春まきはプランター栽培におすすめです。

栽培後期は気温が高くなるので、えんどう豆全般に出やすいうどんこ病はスナップエンドウ栽培でも気をつけなければいけない病気です。

スナップエンドウの生育適温は15〜20℃です。

涼しい気候を好みますので春まきする場合、なるべく早く収穫をスタートできるように2月から3月にかけての春まだ早い時期に室内でポットに種まきして苗を育苗して、暖かくなったら定植するようにするのがおすすめです。

ホームセンターなどでは春先にスナップエンドウの苗が出回ります。

ベランダガーデニングで苗を買って育てる場合は寒冷地ではなくても、この春苗を買ってスナップエンドウ栽培を楽しむのもおすすめです。

スナップエンドウのプランター用土

スナップエンドウはあまり肥料は必要なく、酸性度を嫌うので石灰で酸度の調整をしっかりしておけば土を選びません。

ただしスナップエンドウは連作を特に嫌います。

スナップエンドウの栽培に使ったプランターの土は3〜4年は使わないように気をつけて下さい。

新しい野菜用の培養土などを使う場合は元肥が入っているの肥料は必要ありません。

自分で土を配合する場合は元肥を通常の野菜の半量ほど、ごく控えめに混ぜれば十分です。

過湿は苦手なので水はけのよい土を作ります。赤玉7と腐葉土や堆肥3の用土に苦土石灰を混ぜ込み、1週間以上間をあけて、元肥を少し加えます。

スナップエンドウの種まき

スナップエンドウの種は殺菌のための薬剤処理がされているものが多いです。

そのまま土に種まきしてたっぷり水やりして芽がでるまでは特に土を乾かさないようにしましょう。

1箇所に4〜5粒点まきします。

株間はプランターなら15〜20cmとります。

一晩水につけて吸水させると発芽が揃いますが、薬剤処理されているものはせっかくの薬剤が取れてしまいますのでそのまま種まきするように説明書きに書かれていたりすることもあります。

芽が出てすぐは鳥に豆を食べられてしまうのでネットやビニールをかけたりして防ぎましょう。

室内でポットまきにして苗を育ててから定植するのもよいでしょう。

関東などでも栽培期間は少し短くなるかもしれませんが春まきでスナップエンドウを育てることもできます。

そういった場合には2月か3月に室内で種まきをして苗を育てて、早い時期から収穫できるよう準備します。

スポンサーリンク

スナップエンドウの定植と間引き

スナップエンドウは10日前後で発芽しますので、芽が出たら本葉2〜3枚の頃に形の悪いものや細い苗を抜き取って間引きして2本立ちにします。

外気に当てて育てている場合は、間引き後には敷き藁をするなどして保温しながら越冬させましょう。

春に定植する場合、スナップエンドウは移植を好まないので根鉢を崩さないようにそっと植えつけてください。

スナップエンドウの支柱立て

苗が20cmくらいになったら支柱を立てます。

つるありの場合は2m、つるなしの場合は1mの支柱で間に合います。

支柱の間にネットを張ると蔓の誘引が楽になります。

スナップエンドウの追肥

秋まきは種まき後1ヶ月を目安に追肥をします。

その後は春まきも秋まきも花が咲いた後と収穫の最盛期に追肥をします。

この時も肥料のやりすぎに注意して様子を見ながら控えめに追肥をします。

スナップエンドウの摘心

スナップエンドウはつるが伸びて枝分かれしていきます。

花が咲いて実が多くつくのは親づる→子づる→孫づるの順になります。

実を多く収穫できるよう、1ヶ所二本立ちにして、子づると孫づるは摘心して親づるだけ2本を育てるようにします。

別の方法としては1本立ちで孫づるだけを摘心するやり方もありますが、一番実をつけるのは親づるになります。

子づるや孫づるを摘心することで日当たりや風通しもよくなるのでスナップエンドウが元気に育ちます。

スポンサーリンク

スナップエンドウの病気と害虫

うどんこ病

スナップエンドウの気になる病気はうどんこ病です。

うどんこ病は風通しが悪かったり、肥料のやりすぎで徒長すると発生しやすくなります。

普段から枝が込み合ったところは少し蔓を整理して風通しよくしましょう。

葉や茎に白い粉が吹いていたらうどんこ病です。

その部分は切り取って処分しましょう。

病気が広がってしまうようなら、収穫前日でも散布可能と表示のある殺菌剤をまいてうどんこ病に対処します。

元気がなくなると出やすい病気ですのでしっかり茎葉が充実するように育てましょう。

アブラムシ

春の柔らかい新芽にはアブラムシがつくことがあります。

牛乳を同量の水で薄めたスプレーや粘着くんというでんぷん質からできた農薬をまいて駆除しましょう。

アブラムシは初期の防除が肝心です。

あまり増えてしまうとアブラムシ自体の駆除ができてもアブラムシの出す分泌液でスナップエンドウに細菌性の病気が出たりします。

被害が大きくなる前に早め早めに手を打つのが肝心です。

ハモグリバエ

これもスナップエンドウの葉によく見られる害虫です。

葉の中に入り込み食害するので、食べ進んだ後がいたずら書きのように螺旋状に残ります。

その螺旋の先にハモグリバエはいますので数が少なければ針などでついて退治するか、手では駆除しきれない場合は浸透移行性の殺虫剤をまいて駆除します。

スナップエンドウの収穫

さやが膨らんで、鮮やかな緑色をしている時期が収穫期適期です。

収穫が遅れると甘みがなくなりさやも硬くなってくるので気をつけましょう。

さやの表面が白っぽく空気が入ったようになってきたらスナップエンドウとしては実が熟しすぎです。

そうなる前に収穫しましょう。

甘くてシャキシャキのスナップエンドウ

つるありでも子づる孫づるを摘心するとつるが整理されることもあり栽培はずいぶん楽で、収穫量を増やすことにも繋がります。

春野菜として個人的にとても好きな野菜で、花も可愛らしいのでぜひ栽培して見て頂けたらと思います。