葉ネギ栽培|プランター栽培と水耕栽培が簡単なおすすめ品種と種まき間引き、水耕栽培なら最短5日で収穫できる方法とは?

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葉ネギは種まきからの栽培期間が2〜3ヶ月と長く、発芽した芽も細いので種から栽培するには少し難しい部類の野菜です。

ただ、芽が出たものはどの時点でも料理に利用することができ、薬味としては少量あればよいので小さなプランターなどに種をまいておくと重宝します。

もっと早く収穫したい場合は買ってきた葉ねネギの根の部分を利用すれば最短5日で収穫できますので、プランター栽培と水耕栽培の方法を紹介します。

種まきも間引きも必要ない、すぐに収穫できる葉ネギの水耕栽培は経済的でおすすめです。

葉ネギ栽培をプランターや水耕栽培で気軽に楽しめる品種

ネギは大きく品種を分類すると太くなった白い部分を食べる根深ネギ(長ネギ)、地上部の葉の青い部分を食べる葉ネギ、薬味などに使う葉ネギの中でも小ねぎ、細ネギと呼ばれるもの3つの分類に分かれます。

根深ネギ(長ネギ)の品種はプランター栽培には不向き

根深ネギはネギの種をまいて苗を育ててから畑の土を掘り、片側に掘った土を積んで畝を立てて、最初は立て掛けるように苗を置き、根付いたら積んでおいた土を少しずつかぶせていきながら栽培します。

プロの農家じゃないと冬以外はなかなか栽培が難しいのと、大きくなるまでに長い期間を必要とすること、成長に沿って土寄せしなければならないことなどの理由から、根深ネギはプランター栽培は物理的に難しいです。

九条ねぎなどの葉ネギ品種

根深ネギよりは小ぶりで地上部の青い葉を食べる葉ネギはほぼ土寄せの必要がないのでプランターでも育てることができます。

ただネギ類は土を選ぶ野菜で十分な有機質を必要としたりしますので大きめの葉ネギはプランター栽培だとなかなか環境的には厳しいと思います。

細め小ぶりでも構わない、という場合はプランター栽培も十分可能ですがそれなら最初からプランターでも育てやすい細ネギを栽培するのがおすすめかもしれません。

小ネギ・細ネギ・万能ネギは水耕栽培、プランター栽培におすすめ

いわゆる小ネギとか細ネギと呼ばれる薬味によく使われるタイプの小型のネギはプランターでも十分栽培できますし、冬以外の時期でも作ることができます。

ネギ類は種から育てると時間がかかりますが、小ねぎを栽培するのだと思えば芽が出たあとはどのタイミングでも収穫して料理に使うことができますので気軽に葉ネギ栽培を楽しむことができます。

もし手に入るようなら苗を買うのもおすすめですが、他の野菜に比べて苗を見かけることも少ないので手に入らない場合は種まきして育てましょう。

九条ネギには細ネギタイプの品種があります。

万能ネギというのは博多の細ネギの名称です。

夏に作りやすいタキイ種苗の葉ネギの「小夏」という品種は種まきから2ヶ月で収穫できて栽培期間もネギ類の中では短いのでおすすめです。

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葉ネギのプランター栽培用土

葉ネギだけでなくネギ類全般、有機質に非常に富んだ湿り気のある土を好みます。

しかも酸性土壌は嫌いますのでしっかり苦土石灰などで酸度を調整する必要があります。

プランターのネギ栽培の土を作るなら苦土石灰などで酸度を調整して2週間以上おいた土に完熟した堆肥をたっぷり入れて、元肥も有機質肥料を入れてからさらに最低でも1週間以上時間をおきます。

ネギは湿った土が好きですがプランター栽培の場合は水はけも確保しないといけないので目が細かめの小粒の赤玉土を使い腐葉土や堆肥を同量をしっかり混ぜて基本用土を作ります。

元肥の肥料は、特に窒素肥料を多く入れすぎると葉ネギは徒長して病気になりやすくなります。

肥料のやりすぎには気をつけましょう。

葉ネギのプランター栽培の種まき

プランターに用意した土を入れて種まきします。

65cm標準プランターなら2条まきの筋まきができます。

点まきにして1箇所直径3cmくらいの範囲に種まきし、間隔を10cmとります。

葉ネギの種が水やりで流れてしまわないようにまずプランターの用土をしっかり平らにならしてから1cm深さのまき溝を作り、5mm間隔で種まきします。

5mm程度の覆土をして上から軽く鎮圧してたっぷり水やりします。

葉ネギは種まきしたあとは土が乾かないように芽がでるまでこまめに水やりしたり霧吹きで土の表面を湿らせる、あるいは乾燥を防ぐためにプランターにビニールをかけたりします。

葉ネギのプランター栽培での間引き

葉ネギの間引きの目安は他の野菜とは少し違っています。

他の野菜のように双葉が出て本葉が横に広がるわけではなく、細い針のような葉が上へ上へと伸びていくので、芽が出て5cm以上に伸びた頃を目安に1回目の間引きをします。

株間が1.5cmくらいになるように間引きます。

2回目の間引きは長さが10cmになった頃、2〜3cm間隔に間引きます。

間引き収穫しながら大きめの葉ネギになるまで育てたい場合はしっかり3cmの間隔をあけて間引きします。

小ネギとして栽培する場合なら写真のように多少密植でも構いません。

間隔をあければ1本1本の葉ネギがその分大きく育つということを考慮しながら間引きします。

間引いたものも料理に使えますから最初から少し幅を広めに筋まきすると間引きの時からしっかり葉ネギを楽しめると思います。

ただし厚まきすると特に葉ネギは葉が細いので間引きが大変になりますから、厚まきにはならないように気をつけます。

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葉ネギの病害虫

葉ネギは周年栽培できますが、暖かい時期は病害虫が出やすいので気をつけましょう。

特に葉ネギで気になるのはさび病とアブラムシです。

葉ネギの病気|サビ病

特に葉ネギに出やすい病気です。

赤い小さな斑点が葉に出ます。根深ネギなどでも葉の部分によくでる病気です。

特に葉を食べる葉ネギの場合は見つけたら、少量ならすぐにその部分を切り取って捨てて様子を見るか、木酢液や竹酢液、なければ食酢を500〜1000倍に薄めたものを散布しておきましょう。

ネギの葉は水分を弾くので自然素材の石鹸水を少し混ぜてスプレーするとよいです。

それでもおさまらなければ殺菌作用のある市販の農薬を使いましょう。

葉ネギの害虫|アブラムシ

葉ネギの柔らかい葉先にアブラムシがつくことがあります。

アブラムシは他の害虫と比べると比較的駆除しやすい害虫ですが繁殖力が強く数が増えるとアブラムシが吸汁する害よりも、アブラムシがだす分泌液で葉ネギに細菌性の病気が出てしまうことが問題になります。

ですから葉ネギにアブラムシがついているのを見つけたらすぐに駆除することが大事です。

アブラムシの駆除はガムテープなどで物理的に取る方法もありますし、牛乳を水で倍に薄めたスプレーを吹きかけて駆除することもできます。

こまめにチェックして見つけたらとにかく増える前に取り除くようにしましょう。

葉ネギの収穫

葉ネギがちょうどよい大きさになったら株ごと引き抜いて収穫する方法もありますが、長く収穫を楽しみたい場合は地上部を5〜6cm残してハサミでカットして葉だけを収穫すると、そのあと再び新芽が伸びてきて、3回くらいは収穫を繰り返すことができます。

刈り取った後は追肥をして水もたっぷりやるようにすれば、また新しい葉が伸びて収穫することができます。

追肥をやるときには移植ゴテなどで条間の土を軽く掘り返して肥料を土を混ぜ込み、根に新鮮な空気が届くようにします。

だんだんよい葉が伸びなくなってきたらそろそろ栽培は終わりの合図です。

葉ネギは連作はできませんのでプランターの土を再生して次は別の野菜や花を育てましょう。

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葉ネギの水耕栽培|種まきから芽ネギを育てる

葉ネギを水耕栽培する場合は、容器に湿らせたコットンやスポンジをしいて、その上に葉ネギの種を密植させるように厚めに種まきして芽ネギを楽しむことができます。

明るい窓辺で育てて、発芽したら液肥をやりながら育てると1ヶ月程度で芽ネギとして収穫できます。

芽ネギという品種があるわけではないので、葉ネギのタネをまいて芽のうちに収穫すればよいのですが、タキイ種苗では味と香りのよい芽ネギ専用の種「かおり芽ねぎ」を販売しています。

そのまま水耕栽培で通常の葉ネギにまで育てるのは水替えなど手間がかかるので葉ネギを水耕栽培したい場合は次の方法をお試し下さい。

葉ネギの水耕栽培|最短5日で収穫できる方法

葉ネギの水耕栽培は種まきから育てるよりも、買ってきた葉ネギを利用する方が断然お得で早いです。

料理に使うために買ってきた細ねぎや万能ネギは根をつけたまま5cm以上茎を残してカットします。

葉はそのまま料理に利用して、根付きの茎は痛んだ根や表皮を取ってからコップやペットボトルに水差します。

この状態で夏場は毎日、それ以外の時期は2〜3日に1回水を替えて置いておくと暖か時期なら最短5日くらいで新しい葉が伸びてきて収穫することができます。

水耕栽培専用の液肥を使えばさらに安定して成長を続けるので2〜3回は繰り返し収穫することができます。

ネギ類は種まきから苗が大きくなるまで時間がかかります。

根深ねぎなどだと種まき、苗づくりから収穫までほぼ丸1年かかります。

葉ネギの場合でも種まきから収穫までは60〜90日必要です。

料理のために買ってきた葉ネギを利用すれば、根付きの茎の部分を再利用するだけですぐにそのあとも繰り返し収穫できるので大変手軽で経済的です。

買ってきた葉ネギを水耕栽培に利用するなら新鮮な方がいいので、すぐに根元から5cmくらいの位置でカットして根付きの茎の部分を水にさします。

葉ネギを最後まで萎れさせない利用方法と保存方法

買ってきた葉ネギを水耕栽培のために茎のところで早々にカットしてしまったら葉の部分を全部一度には利用しないのにどうしよう?と思う方もいらっしゃると思います。

でも大丈夫です!

葉ネギの葉の部分はまとめて小口切りにしてキッチンペーパーをしいた密閉容器に入れて冷蔵庫で保存すれば1週間くらいは使えます。

冷凍保存にすればさらに保存できる期間が長くなります。

とっさの時にさっと薬味として利用することができますのでおすすめです。

逆に根付きのままでも全部利用しきれずにしなびさせてしまった、なんてこともあると思います。

そんな方のために葉ネギを最後までしっかり利用できる方法、以下に紹介しますので試してみて下さい。

買ってきた葉ネギは利用する分を1本ずつ分けて使うのではなく、束のまま葉先の方から小口切りにして使っていきます。

さっと洗って、キッチンバサミを使って葉先からちょんちょんと切って汁物のお椀などに直接入れていけばまな板を洗う必要もなくかなり便利です。

葉ネギは鮮度が落ちるど葉先から萎れてきます。

その葉先から先に切っていけば根がついたままなので、毎回使うたびに水でさっと洗うことで水分補給も一緒にできて、最後まで葉の部分がピンとした状態で使い切ることができます。

数日で使い切ることができた場合は、その時点で茎を5cm以上残して水差しても水耕栽培には十分間に合いますのでぜひお試しください。