ブルーベリーハイブッシュ系の品種、ノーザンハイブッシュおすすめ大粒・味よし品種はどれ?

 

ブルーベリーの中でもハイブッシュ系の品種についておすすめを紹介します。

ブルーベリーは近年人気のベリーでスーパーなどでもフレッシュブルーベリーが一年を通して手に入ります。

摘み取って店頭で販売されているものの多くは単にブルーベリーとだけ書かれていて、多くは輸入されたものですが、実はブルーベリーには品種や系統があります

ブルーベリーはハイブッシュ系、特にノーザンハイブッシュの系統がやはり美味しいと言われていますが、ノーザンハイブッシュ、サザンハイブッシュや、ラビットアイと言った系統だけではなくそれぞれの系統ごとに品種がとてもたくさんあり、品種によっても味が随分と違います。

一般的にハイブッシュ系ブルーベリー、というとノーザンハイブッシュをさすことが多いのでここでは単に「ハイブッシュ」とだけ記載されていたらノーザンハイブッシュのことだと思ってください。

サザンハイブッシュブルーベリーはサザン、と略されたりサザンハイブッシュ、といわれるのが一般的です。

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目次

ブルーベリーの味について

スーパーなどで売られているブルーベリーは品種が書かれていないことの方が多いので私たちは品種を選ぶことができません。

でも自分で鉢植えや庭での地植えでブルーベリー栽培を楽しむのなら、自分の好みの品種を選んで苗を育てることが出来ます。

いちごなどのベリー類は鮮度が大事ですがブルーベリーも同じ、鮮度が味に大きく影響します。

適期に摘み取ったとれたてのブルーベリーは噛んだ時にパリッとした食感があります。

摘み取って時間が経てば経つほど水分が蒸発していきますし、甘みも抜けていきます。

皮にシワが寄ったようになってしまったらブルーベリーらしいみずみずしさやフレッシュな香りも飛んでしまって美味しくありません。

ブルーベリーは一度植えたら10年くらいは収穫を続けられる果樹ですので、育てる場所の環境に適していて、かつ美味しい品種を選びたいところです。

どの系統品種も美味しいのですがここでは中でも特に生で食べるのに向いているブルーベリー、ハイブッシュ系のおすすめ品種について紹介します。

ハイブッシュ系ブルーベリーは冷涼な気候の地域でよく育ちます。

ハイブッシュ系のブルーベリーは酸味の効いた味が特徴で、ラビットアイ系のブルーベリーはそれと比較すると甘味系の味のブルーベリーになります。

ブルーベリーを育てる場合は暖地適正があるかどうかは重要なポイントになります。

酸味のあるブルーベリーがいいからと言っても暖かい地域ではノーザンハイブッシュ系ブルーベリーは育てにくいです。

最近では耐暑性のあるサザンハイブッシュ系ブルーベリーもかなり普及してきていますので、暖かい地域で栽培するならラビットアイ系やサザンハイブッシュ系ブルーベリーの方が向いています。

ラビットアイ系統のおすすめ品種についてはこちらで紹介しています。

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ハイブッシュ系ブルーベリーの品種を育てる時の注意点

ブルーベリーはハイブッシュ系の果実の皮がラビットアイと比較して薄く、種も口に当たらないのでとても食感がよく、甘みと程よい酸味のバランスがよいことから、そのまま生で食べるブルーベリーとして人気があります。

果実の収穫時期は6月上旬から7月中旬くらいまでの間で品種によって前後します。

ラビットアイ系統とは違い冷涼な気候を好み、暖地での栽培には向きません。

そのためハイブッシュブルーベリーは関東以北でよく栽培されています。

ブルーベリーは酸性土壌を好みますがノーザンハイブッシュ系のブルーベリーは特にその性質がはっきりしているため、用土は酸度未調整のピートモスを主体に鹿沼土などを配合したものを使います。

園芸用土のピートモスは水苔などが堆積してできた強酸性の用土です。販売されているものには酸度を調整して通常の植物にそのまま使えるようにしてあるものと、酸度未調整のピートモスがあります。

ブルーベリーの用土として使う場合は酸度未調整のピートモスを使います。

このような特別な土壌の管理が必要なので個人でブルーベリー栽培を気軽に楽しもうと思う場合は鉢植えの方がおすすめです。

ブルーベリーの育て方についてはこちらの記事にまとめています。

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ハイブッシュ系ブルーベリーは1鉢でも収穫できる

ハイブッシュブルーベリーのもう1つラビットアイ系ブルーベリーと大きく違う点があります。

それが1品種でも実がなる、ということです。

ただし、2品種以上を一緒に育てた方が実が大きく、収量も若干多くなります。

鉢の置き場所に余裕があれば、同じハイブッシュ系で2品種以上を育てると、品種の違いを楽しみながらよい品質の実を収穫できます。

逆にどうしても十分なスペースがない場合はハイブッシュ系のブルーベリーを1鉢で育てるという選択肢もあります。

ラビットアイ系のブルーベリーにはこの選択肢はありません。

私もスペースの関係で、木が大きくならない小型の品種を鉢植えで1品種だけ育てていたことがあります。

その時は1鉢だけで小さくても思った以上にたくさんの実を収穫して楽しむことができました。

場所の制約がある方は主要な系統ではありませんがハーフハイブッシュ系ノースランド、あるいはサザンハイブッシュ系のサンシャインブルーは木がコンパクトにまとまりますのでおすすめです。

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ハイブッシュ系ブルーベリーのおすすめ品種①アーリーブルー

名前の通り、ブルーベリーの中では極早生の品種で、早い時期に実がなります。

古くからある品種ですが、ブルーベリーの収穫期の一番最初の時期に収穫できること、その果実の安定したおいしさから今も評価の高いノーザンハイブッシュの品種です。

実はほどほどに大きく、味もよく育てやすい品種です。

いくつかの品種を育てられる場合は、このアーリーブルーから始まって、中生、晩生の品種からそれぞれ品種を選ぶようにすると6月上旬から7月中旬くらいまで収穫を楽しむことができます。ラビットアイはさらに収穫期がノーザンハイブッシュ系より後にきます。

ラビットアイも育てることができれば、6月から9月までの長期にわたってブルーベリーを収穫して楽しむことができます。

 

ハイブッシュ系ブルーベリーのおすすめ品種②スパルタン

ハイブッシュの代表的な品種で、特に大粒の実がなる品種です。

スパルタンは実の味、香りとも素晴らしいハイブッシュブルーベリーなので人気があります。

ただし環境適応に関して少し繊細で、根があまり丈夫ではないので鉢植えの方が育てやすい品種です。

ブルーベリーには挿し木苗と、丈夫な台木に接ぎ木した接木苗があります。

スパルタンは丈夫な台木を接木した苗がおすすめとされています。

接木は技術が必要ですので信頼の置ける業者から苗を購入しましょう。

ネットショップなどでスパルタンの接木苗も販売されているので気軽に入手することができます。

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ハイブッシュ系ブルーベリーのおすすめ品種③ダロウ

500円玉の大きさの実がなることで知られるブルーベリー、チャンドラーの親品種です。

酸味のしっかりきいた大実のブルーベリーがなります。

大きな実をならせるために剪定や花芽の調整をするとよい果実ができます。

個人的に酸味のしっかり効いた果実の味が好きなブルーベリーです。

 

ハイブッシュ系ブルーベリーのおすすめ品種④チャンドラー

 

500円玉大のブルーベリーがなる超大粒品種として人気があります。

写真は50円玉大の実ですがそれでもものすごく食べた感があります。

チャンドラーの発売当初はそれこそ愛好家の間では一大センセーションでした(笑)

今はすっかり人気の品種として定番の座に落ち着いたので気軽に苗を入手できます。

親であるダロウの性質をよく受け継いでいて、ダロウよりも大きな実がなる究極の大粒品種です。

そのため枝葉も他のブルーベリーと比べて大ぶりでしっかりしています。

ブルーベリーは房状に実がつきますが、チャンドラーは一粒が大きいのでたくさん実がつくと房がぎゅっと詰まってしまいます。

また実の数を多く実らせると、はじめの方についた実は大きいのですが、徐々に小さくなったり、大きさがまばらになったりすることがあります。

剪定と摘果をして、実の数を調整することで大きなブルーベリーの実を収穫することができます。

酸味の効いた実の味は親品種のダロウ譲りだと思います。

一粒が大きくて、食べるとちょっとブルーベリーとは違うものを食べているような不思議な気持ちになります(笑)

個人でブルーベリー栽培を楽しむ場合はこのような特徴が際立った品種のブルーベリーを育てるのも楽しいのではないでしょうか。

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ハイブッシュ系ブルーベリーのおすすめ品種⑤シェラ

こちらも大実で風味よく美味しい実がなる品種です。

野生のハイブッシュブルーベリーや他にも複数の品種を組み合わせた交配から生まれた品種です。

土壌適応性があり、ハイブッシュ系の気難しさがなく、ブルーベリー初心者でも育てやすい品種です。

 

ハイブッシュ系ブルーベリーのおすすめ品種⑥ブルークロップ

古くから栽培されている中生の品種で、ハイブッシュの主力のブルーベリーです

風味もよく、収量が安定して多いことから世界中で最も多く栽培されているハイブッシュの標準品種と言われています。

たくさん実がつくので、少し間引きの摘果をした方がよいくらいです。

土壌適応性も広く安心して栽培できる品種ですので初心者の方にもおすすめです。

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ハイブッシュ系ブルーベリーのおすすめ品種⑦ドレイパー

 

ノーザンハイブッシュブルーベリーの最新品種、大粒の実が鈴なりになる品種です。

花が丸っこいです。

粒が揃って大きな実が収穫でき、収穫量は極めて多くしっかりとした硬さのある実がなります。

果実の味は風味もよく、栽培は比較的温暖な地域でもよく育ち、よい果実が収穫できます。

近年の日本の猛暑の中で育てるハイブッシュ系ブルーベリーとして言うことなしの品種のように思います。

ドレイパーは細かい根が土の中にびっしり蜜に張り巡らされて、鉢植えだと根詰まりに近い状態になるので、ピートモスにパーライトなどを混ぜて土の通気性を特にしっかり確保するようにします。

また樹勢が強く、肥料をやりすぎると枝が繁って暴れるので、支柱を立てて誘引したり、肥料は控えめに育てた方がよいように思います。

ハイブッシュブルーベリーの品種としてはかなり暑さには強いように思います。

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今から育てるハイブッシュ系ブルーベリーの最新品種

最後に紹介したドレイパーのようにばらつきなく粒が大きな実がたくさん収穫できて、味も風味もよく、丈夫で育てやすく、温暖地でも美味しい果実を収穫できる品種がどんどん出てきています。

ドレイパーと同じ時期に日本での苗の販売が始まったオーロラリバティという品種もあります。

こちらも温暖地でも大粒の実をたくさん収穫できる品種です。

ブルーベリーの品種改良は、ノーザンハイブッシュ系、サザンハイブッシュ系、ラビットアイ系を問わず、単に大粒であることが話題になる時期はもう過去の話ですね。

ノーザンハイブッシュ系ブルーベリーのフレッシュな酸味の効いた味は際立っています。

育てやすい豊産性の品種がどんどん出てきているのでご興味のある方はぜひ気軽に育てて見てくださいね。

 

ブルーベリーの魅力?魔力?(付記)

先日ラビットアイのおすすめ品種について記事を書いた時、最新品種、タイタンの苗が迷っているうちに売り切れてしまったことを書きました。

その後、時々販売元の情報をチェックしていたところ、また苗が追加販売されていたので早速オンラインショップでポチっとしました(笑)

無事今シーズンのうちに苗を入手することができました。

ベランダのスペースを考えて

 

「育てるのはラビットアイ2鉢だけにしよう」

 

と思っていたのに。

 

「温暖な地域でもよく育つ」という説明と写真の果実の色や形、樹形の美しさを見て、ついつい、ノーザンハイブッシュ系の最新品種であるドレイパーも苗を購入

さらにその次のシーズン、ラビットアイのクレイワー、オクラッカニーの苗も入手。

サザンハイブッシュ系のシャープブルー、サミット。

どんどん品種が増えています。

それぞれに個性があるので、少しずつでもブルーベリーの品種ごとの味を確かめたりするのが楽しみです。

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ブルーベリーの品種ごとの個性、特徴

よく見るとブルーベリーは品種によって実の色や形、果実の実り方にもそれぞれの個性、特徴があります。

ブルームと呼ばれる白い粉が果皮の表面を覆っていて、その多い少ないでブルーベリーの実が黒っぽく見えたり、光を美しく白く反射したりします。

果実の先に残る花の額の部分の跡は径が大きく口を開いたようなものからうんと小さく口をすぼんだようなものまであります。

果実の形は丸っこいものから、平たくなるものまでいろいろです。

果実の房も実が詰まったもの、ゆるく長い房になるもの、

葉の色味や枝ぶりによる樹形や花の形秋の紅葉の様子まで、とても個性豊かです。

その魅力にはまると、そういった実の形や樹形などにもこだわりたくなってくるから不思議です。

オーロラ、ドレイパー、リバティーという同じ時期に発売されたどれも大粒豊産性の3品種のブルーベリーの写真をみて、特にドレイパーの見た目の美しさにすっかり魅了されてしまいました。

届いた時は地上部は棒のような枝しかありませんでしたが、育てて2年目、木はかなり大きくなりました。

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ブルーベリー、ハイブッシュ系ドレイパーの受粉

楽しみに待っていたブルーベリー、ハイブッシュ系のドレイパーの苗を育ててはや2年目。

記事の中で多少時系列がおかしいところがあるかもしれませんが加筆修正しながら随時内容を更新しているので、ご容赦ください。

ハイブッシュのブルーベリーらしい枝ぶり、しっかりした木で、葉が大きめな品種ですね。

下の写真は購入した年の11月に届いたときの苗、枝先に花芽が3つくらいずつついているのがわかります。

翌年3月になる頃に枝先を花芽ほんの少しだけ摘み取ってあとは実をならせようとしましたが、著しく天候に恵まれなかったこと、ブルーベリーのハイブッシュ系はこの1本だけだったことで、数粒しか収穫できませんでした。

前述でも紹介した通り、対策としてブルーベリーのハイブッシュ、と言ってもサザンハイブッシュの3品種シャープブルーとサミット、ブルーリッジを追加したので、それでドレイパーの結実が増えたらと期待しています。

ブルーリッジはノーザンハイブッシュの大粒品種、パトリオットを親にもち、そのパトリオットはノーザンハイブッシュの早生品種の名品種、アーリーブルーを親に持ちます。

枝振りもノーザンハイブッシュらしい感じですが、ひと夏の観察では暑さにも強いようで安心感が持てます。

これでもダメだったらノーザンハイブッシュの何かをプラスしてさらにもう1年様子を見ることになります。

 

 

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