ブルーベリーの植え替え時期は12月、鉢植えの根の手入れの根切り・根洗いと土に混ぜる肥料とは?

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楽しみにしていたラビットアイのタイタンとハイブッシュのドレイパーの植え替えをしました。

写真はまだ植え替え前、左がタイタン、右がドレイパーです。

6号鉢に植わっている3年生の苗です。

タイタンは触るとポロポロと葉が落ちますがまだ綺麗な赤い葉がついた状態です。

ブルーベリーの植え替えは、使う土も他の植物と違っていて少し注意しなければならないことがありますので手順と一緒に紹介します。

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ブルーベリーの植え替えの鉢のサイズ

ブルーベリーの植え替えをする際は成長途上の苗は元の鉢よりも一まわり大きい鉢に植え替えます。

この一まわりという表現がわかりにくいと思いますが、例えば今6号鉢に植わっているものは8号鉢、というように2号上のサイズに植え替えます。

1号あたり3cmずつ大きくなります。

6号から7号というように1号アップの場合、元の鉢との大きさの差が3cmということは苗を新しい鉢の真ん中に入れた後の隙間は鉢の縁に1.5cm程度しかなく、新しい土を少ししか入れられません。

苗を入れた後のこのわずかな隙間に土を入れるのもなかなか大変な作業になりますので2号大きな鉢に植え替えます。

逆にあまり大きな鉢に植えてしまうと、土がいつも湿っている状態になりがちで、それはそれでバランスが悪く、ブルーベリーの細根には負担になります。

今回は6号鉢の苗を8号鉢へ植え替えました。

ブルーベリー栽培、植え替え用の土

ブルーベリーはツツジ科の植物ではっきりと酸性の土を好みます。

用土は酸度無調整のピートモス(ph4.5〜5.0)をメインに使います。

ピートモス100%でも使えるのですが、通気性を確保するために少し他の用土をブレンドして使った方が結果がよいようです。

ブルーベリー専用の用土として販売されているものは鹿沼土やパーライト、バーミキュライト、ゼオライトなどを混ぜたものをよく見かけます。

こういった配合土には最初から元肥の肥料も入っているので手軽にそのままブルーベリーの鉢植えの植え替えの時に使うことができます。

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ブルーベリーの植え替えの鉢植土にピートモスを使う時は要注意

そのままのものは繊維が長い

ピートモスは主に水苔が泥炭化したものです。

ブルーベリーは根が細く繊細なので品質がよいことで知られるカナダ産のピートモスを使うのがよいと言われています。

ピートモス自体は繊維が長いので細断されて細かくなっているものの方が扱いやすいです。

少量で小分けになっているものから、圧縮されていて元に戻した時に200Lくらいになるピートモスなどいろいろな形で販売されています。

実際にカナダ産の圧縮ピートモス200Lサイズを取り寄せて使ったことがありますが、繊維が長くてほぐすのに結構苦労しました。

数鉢を植える場合であれば園芸店などで手に入るブルーベリー用の用土を使うことをお勧めします。

肥料や通気性を保つためのパーライトなども最初からブレンドされていて使いやすいと思います。

ピートモスは水をはじく性質を持っている

もう一つの注意点はピートモスは保水性がありながらも、乾燥しているときは水に馴染みにくい性質を持っています。

使うときはしっかり水をピートモスに含ませてから使う必要があります。

これをしないと鉢の表面だけは水に馴染んでいるように見えても鉢の中はカラカラの状態になってしまいます。

バケツにピートモスを入れて水を少しずつ加えて均一に行き渡るように混ぜ込んでしっかり湿らせてから使いましょう。

また一度しっかり水につけたピートモスも、鉢をカラカラにしてしまったときはまた水をはじいてしまいます。

そんな時は鉢ごとバケツの水につけて少し長い時間おいてしっかり吸水させるようにします。

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ブルーベリーの植え替えに専用の培養土

今回は2鉢だけですし、市販のブルーベリー専用の培養土を使うことにしました。

どれにするか色々調べていたら、「花ごころ」のブルーベリー専用培養土にはピートモスに水と馴染みやすい特別な加工処理をしてあるとのことで、今回はそれを使うことにしました。

配合されていたのはピートモスの他にはパーライトと赤玉土でした。

培養土の袋を開けてみるとピートモスは細かく裁断されていて扱いやすく、実際に鉢に入れてから水をまいて軽く混ぜ合わせてみると、ピートモスとしてはわりとすんなり水と馴染んでくれたので、確かに使いやすい感じでした。

ブルーベリーの植え替え手順①鉢底石を敷いて用土を少し入れる

鉢の底に鉢底石をひとならべ入れます。

なくても大丈夫だったりするのですが、私はしっかり通気性を確保するために使います。

鉢の1/3くらいまで用土を入れて水を加えてピートモスに水を含ませます。

今回は水に馴染みやすいピートモスを使っているので鉢の中で水と合わせていますが、普通のピートモスを使う時は先にバケツを使って水を混ぜ込んでしっかり湿らせたピートモスを入れるようにします。

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ブルーベリーの植え替え手順②鉢植えの根切りについて

ブルーベリーの植え替えの時期は根の手入れをする適期です。

鉢からブルーベリーの木を抜いて根の状態をチェックしますが、この時、根がぎっしり回り過ぎている場合には、根切りをします。

鋭利な刃物を使って表面と底の根を切り取りとり、新しい根の発根を促すのです。

上の写真はラビットアイのタイタンの苗の根の状態です。

程よく根が回っています。

このまま新しい鉢に植え替えても大丈夫なくらいですが、新しい根の発根を促すために少し根鉢の表面を切り崩してやります。

表面でぴったりと固まっている根をはがして根鉢の肩の部分の土も少しほぐします。

今回は程よい状態でしたので、手で少しずつ表面の部分を軽くほぐして取って行きましたが、もっと根がガチガチに回っている場合は、上記の根切りの作業を行います。

刃物を使うのはその方が根が傷つかず、ブルーベリーにとって負担が少ないからです。

縦に切れ目を6〜8箇所、表面から1cmくらい切れ込みを入れてから刃物で表面を削ぎ取って行きます。

底の部分の根も切り取って表面を軽くほぐします。

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ブルーベリーの植え替え手順③新しい鉢に植え替える

ブルーベリーの苗が新しい鉢の中心に来るように苗を入れて、周囲の隙間に用土を入れて行きます。

用土を途中まで入れたら水を加えて割り箸などの棒でつついて水をなじませながら用土をしっかり締めて行きます。

ピートモスはふわふわしているので棒でつついていくと結構隙間ができてもっと用土が入ります。

丁寧に隙間がないように少しずつ棒でつついて用土を締めながら周りの隙間に用土をしっかり詰めて行きます。

しっかり詰めたつもりでも水やりをたっぷりすると、新しい用土は沈んでまた隙間ができますので、ここで再び棒でつついて用土を締めてできた隙間に用土を詰めて、を数回繰り返しましょう。

ピートモスがふかふかなだけに通常の赤玉などの用土よりもこれを繰り返す回数は多くなりますが、隙間ができてしまうと根が乾燥してしまうので、ここは根気よく丁寧に作業してください。

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ブルーベリーの植え替え手順④鉢植えの「根洗い」は根腐れの救済措置

こちらはハイブッシュのドレイパーの苗の根の状態。

写真だとわかりにくいかもしれませんが、実物はタイタンよりも根鉢が回っているので先ほどよりももっと根鉢を崩して植え替えました。

作業に熱中してしまい写真を撮り忘れてしまったのですが、底の部分もしっかり崩して全体の1/3くらいは表面の根土を落としてほぐしました。

土の状態もピートモスがだいぶ分解が進んでいて少しねっとりした感じがあって、ちょっと気になるというか、通気性をしっかり確保してやった方がいい感じでした。

ドレイパーの苗には上の写真のような用土がかなり多く混ぜ込まれていました。

タイタンを触った時にはそんなに気にならなかったので、おや?と思いました。

かなり通気性を意識しているのだと思います。

色々調べていても少し根腐れに敏感な品種のような印象があったのですが、今回実際に苗の根鉢を触ってみて、気をつけた方がよさそうだな、と感じました。

新しい用土が合うとよいのですが春以降、様子を見て行きたいと思います。

ピートモスは分解が進むとねっとりと泥のような状態になり通気性が悪くて、ブルーベリーの根の呼吸が阻害されます。

そうなると繊細なブルーベリーの根は根腐れをおこしてしまいます。

極端に根がなかったり、茶色くなっていてボロボロと根が剥がれるようだと根腐れの状態だと思いますので、そうなったら思い切って根洗いをして植え替えます。

根洗いは文字通りバケツに水を張ってブルーベリーの根鉢を丸ごとつけて古い土を全部洗い流して古い根も取り除き、元気な根だけを残して新しい用土に植え替える方法です。

根洗いは根腐れしてしまったブルーベリーの救済方法ですので、そういう場合以外は行わなくて大丈夫です、というかブルーベリーの負担が大きいのでやらないで下さいね。

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ブルーベリーの植え替え手順⑤根切り・根洗いをした時の肥料について

ブルーベリーの植え替え時に大きく根切りをした場合や根洗いをした場合には新しい用土に混ぜる肥料について注意が必要です。

ブルーベリーの根は細根で繊細なのでもともと肥料を一度にたくさんやるのではなく、控え目に少しずつ追肥した方がいいくらいの感じです。

根切り、根洗いはブルーベリーにとっては負担になります。

大きく根切りをした場合や、根洗いをして植え替えた場合は新しい用土に元肥の肥料を混ぜ込むと根がまだ肥料を吸収する準備ができておらず肥料焼けを起こしてしまう可能性があります。

大きく根切り、根洗いをした場合は肥料を入れずに新しい用土に植え替えてやり、春になって新しい根が育ち始めたことを確認してから少しずつ追肥してやるようにしましょう。

今回ドレイパーは土が気になって、根洗いをしてしまおうか迷ったのですが、信頼のおけるナーセリーから取り寄せたもので、枝ぶりもよく土の配合も通気性に気を配った素材が加えられていたので、ややしっかりめに根切りだけしてそのまま育ててみることにしました。

ブルーベリーの植え替え手順⑥これで植え替え完了

無事にミッション完了です。

2鉢とも8号鉢に収まりました。

あとは日の当たる場所に置いておきます。

左のタイタンはビューンと一本シュートがまっすぐに伸びています。

2月の終わり頃には少し切り戻し剪定をしようと思っています。

ドレイパーは根鉢を少ししっかり崩したので、花芽を少し摘む予定です。

次のお楽しみは、タイタン1本では実がならないのでもう1鉢ラビットアイのブルーベリー苗を入手することです。

ドレイパーは置き場所の制約上、ハイブッシュ1鉢、自家受粉で頑張ってもらおうと思ってます(笑)

タイタンの相棒はどれにしようか迷い中です。

興味があるのはクレイワー、オクラッカニー、コロンバスなのですが、オクラッカニーとコロンバスは晩生品種なのでやや開花の開始時期がずれるのがもったいなくて迷い中。

クレイワーは苗が売り切れ中で次の販売も今のところ未定らしく。。。

定番のブライトウェルでは新しもの好きの自分としてはなんだか芸がないような気がして(笑)

まだ時間はあるのでじっくり楽しく悩んで1鉢入手しようと思います。

ちなみに6号から8号への鉢まし二つ分で使った用土は10リットル弱だったかと思います。