ラズベリーの育て方、一季なり、二季なりのラズベリーの育て方の違い

ラズベリーの育て方を紹介します。

ラズベリーと言ってもここでは特に西洋ラズベリー、ヨーロッパ木苺の育て方について紹介します。

ラズベリーは鉢植えでも地植えでも育てることができ、苗を秋に購入すれば、大抵の場合翌年から少しずつ収穫を楽しむことができます。

真っ赤なラズベリーが明るい緑色の葉の間で揺れる様子は見た目も楽しむことができて、ベランダや庭が華やぎます。

ラズベリーには一季なり品種と二季なり品種がありますので、その違いについても紹介していきます。

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ラズベリーの育て方①一季なりと二季なりの違いとその実際について

ラズベリーは日本では一季なり品種、二季なり品種、と言う様に1年に1回実がなる品種と1年に2回実がなる品種を区別しています。

ただ、海外でのラズベリー品種の説明を見ると、primocaneタイプ、つまり1年目の枝に実がなり、翌年2年目にも実がなる品種とfloricaneタイプ、1年目の枝は実がならず、2年目の枝に実がなる品種、と言う書き方をしている様です。

日本の一季なりラズベリーは2年目の枝に春に実がなる品種、二季なりは1年目の枝に夏以降に実がなり、その枝に翌春もう一度実がなるので、春と夏以降の2回実がなる品種、と言う考え方をしている様です。

ただ、西洋ラズベリーは元来涼しい気候の地域の植物なので、日本の気候で育てると暖かいせいなのか、どうも1年目の枝でもその年の春に実がなる、と言うことを経験しています。

ですのでどの時期になるか、と言うよりもprimocaneタイプとfloricaneタイプ、と考えた方が個人的にはしっくりくる様な気がしています。

今まで二季なりでもスタンザ、ジョンスクエアはその年の春に伸びた枝に5月から6月に実がなっています。

インディアンサマー、サマーフェスティバルも1年目の枝に春に花が咲いて実がなりました。

ただ、こちらの2品種のラズベリーは実が十分に膨らまず、収穫はできませんでしたが。。。

これについてはもう少し様子を見てもう少しよく確認してみたいなと思っています。

一応このあとは、日本の一季なり、二季なりのラズベリーの区別について紹介します。

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ラズベリーの育て方②ラズベリーの一季なり品種について

ラズベリーの一季なり品種は、文字通り1年に1シーズン、6月頃に実がなる品種です。

品種で言うと、グレンアンプルやグレンモイ、チュラミーン、カスケードデライトなどが一季なりのラズベリーです。

グレンアンプル、グレンモイは完全にトゲなし、チュラミーンも実のなる側枝にはほぼトゲがない品種です。

balcofarmが購入したチュラミーンのナーセリーではチュラミーンはポットやコンテナ栽培に向いている品種、と紹介していました。

一季なり品種のラズベリーは、その年に伸びた枝には実がならず、年を越した翌年、2年目の枝に実がなり、6月ごろ熟して収穫を迎えます。

上の写真はグレンアンプルの春先の写真です。

長く上に伸びている枝は前年に伸びたものですが、表面がするっとしていて完全にトゲがないのが分かるでしょうか。

この前年枝から新芽が芽吹いていますが、この新芽の部分に花が咲き実がなります。

鉢の表面で萌芽している若い芽は今年は実を付けずに成長して、来年の結果枝になります。

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ラズベリーの育て方③ラズベリーの二季なり品種について

ラズベリーの二季なり品種は、6月頃と、そのあと夏から秋にかけて実がなります。

二季なりの品種は、インディアンサマーやサマーフェスティバルが古くからある品種です。

そのほかに、ジョンスクワイア、ポラナなどがあります。

一般的には二季なり品種も6月頃に前年枝に実がなり、そのあと夏から秋にかけては、その年に伸びた1年目の枝に実がなります。

2年目の枝は実がなったあと、そのまま枯れてしまうので株元から切って取り除きます。

1年目の枝は、二季目の実がなったあと、実がついた枝先の部分を切り戻し剪定しておくと、翌年、剪定して残した下の部分から新芽が出て、6月頃に実がなります。

日本は夏が暑く、ラズベリーにとっては過酷な環境になるため、夏越しがうまくできないと二季目のラズベリーの実の品質が落ちる可能性があります。

二季目のラズベリーの実の状態があまりよくない場合は、思い切って一季目、夏前に収穫できるラズベリーに注力するのも1つの選択肢かと思います。

その場合は7月以降、二季なりの実がついても品質がよくないので実を摘果してしまうか、枝先ごと剪定してしまって、枝の成長に養分を回す様にします。

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ラズベリーの育て方④ラズベリーの実がつく位置

これはインディアンサマーのある年の6月の状態で、これはその年の春から伸びている1年目の枝です。

夏前に細い枝は全部抜き取って、風通しよくなるように整理しました。

インディアンサマーは古くからある品種で、樹勢が強く暑さにも比較的強い品種です。

実のサイズが小さめなのと、1つの実の中の粒々が綺麗に揃わないものが割とあると言う欠点があるのですが、それを上回る丈夫さと、耐暑性があるせいか、今でもラズベリーの中で一番入手しやすい品種です。

ホームセンターなどで品種名が書かれていないラズベリーの苗が売られていたら、ほとんどの場合はこのインディアンサマーではないかと思われるくらい普及しています。

この太い主枝から側枝が出てそこに花が咲き実がなります。

上の写真の新芽の部分が結果枝になります。

主枝がしっかり育っていて、インディアンサマーは夏でも生育が旺盛なので、このまま育てていれば二季なりの実もしっかり収穫できるのではないかと思います。

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ラズベリーの育て方⑤ラズベリー品種の比較写真

左がラズベリー、サマーフェスティバル、右がジョンスクワイア。

いずれも二季なりラズベリーです。

先ほどのインディアンサマーとサマーフェスティバルはいずれも6号深鉢、同じサイズのポットで育てています。

がいかにインディアンサマーの樹勢が強いかよくわかります。

ジョンスクワイアは実がついていますが、これは春に伸びた1年目の枝に6月に実がついている状態です。

大きめの実がなって、味もとてもおいしかったです。

暑さに当たってラズベリーの株が弱る前に、品質の良い実が食べられるのなら、1年目の枝でも2年目の枝でも6月に実がなってくれるのはウェルカムですね。

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ラズベリーの育て方⑥ラズベリーの夏越し

ラズベリーは暑さに弱いので、夏になったら日陰に鉢を移動して、なるべく風通しよく、少しでも涼しい状態で管理します。

ラズベリーは葉が薄いので夏場の直射日光は品種によっては非常にダメージが大きく、下手をするとそのままラズベリーの株が枯れてしまいます。

また気温が上がるとハダニ、ホコリダニがどうしてもついてしまうので、上の写真のように葉が茶色く枯れたようになってきます。

なるべく、こまめに葉裏に霧吹きするなどして、ダニ類の発生を抑制することも大切なポイントです。

そのほかの病害虫はあまり気にしなくても大丈夫だと思います。

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真っ赤なラズベリーは見た目も美しい

 

ラズベリーは比較的丈夫で育てやすく、短い期間で収穫も楽しめるようになるので、よかったら育てみてはいかがでしょう。

鉢植えで、あまり場所がなくても育てられますし、日当たりもピカピカに強いよりもむしろ夏場などは日陰の方がよいくらいですので、ベランダなどでも十分に育てられます。

グレンアンプルなどはトゲなしで手入れも楽ですし、耐暑性も比較的強い上に、ハダニ、ホコリダニの影響もあまり受けないので、初心者の方でも育てやすいおすすめ品種だと思います。

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