ユスラウメってどんな味?ユスラウメは食べ過ぎ注意、その食べ方と育て方

 

この記事ではユスラウメの味についてやユスラウメの食べすぎに注意が必要な理由の他、ユスラウメの食べ方、育て方を紹介します。

ユスラウメ(梅桃)は果樹というより庭木として考えられることの方が多いように思います。

そのためユスラウメを見たことはあっても食べたことがなく、ユスラウメの味は知らない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ユスラウメの実は柔らかく輸送に向かないため、家庭果樹として育てていないと味わえない初夏の味です。

ユスラウメは春に梅に似た淡いピンクがかった花がたくさん咲き、6月ごろには赤い実が枝にびっしり実るので観賞用としてもとても綺麗です。

それほど大きくならず枝もよく分枝して行くので育てやすいオススメの家庭果樹です。

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目次

ユスラウメの味と食べ方、ユスラウメは食べ過ぎに注意

ユスラウメの味は爽やかな酸味とさっぱりした甘味、実は柔らかく水分をたっぷり含んでいます。

ユスラウメの果実には毒性はなく、逆にその実や種が薬草、生薬として利用することができます。

参考:

熊本大学薬学部薬草園データベース:ユスラウメ

新潟薬科大学薬草・薬樹交流園:ユスラウメ

ユスラウメの実は柔らかいために輸送には向かないのですが、6月ごろ、暑くなった頃に実る真っ赤な実は喉の渇きを潤してくれる爽やかな酸味とやさしい甘味が美味しい家庭果樹です。

ユスラウメの食べ方は何と言っても生でパクパクいただくのが一番!

そのフレッシュな味や香りを楽しむことができるおすすめの食べ方です。

枝にびっしり実がなるのでついついたくさん食べたくなってしまいます。

ただし生のユスラウメは食べ過ぎるとお腹をこわすと言われていますので、食べ過ぎには注意しましょう。

ユスラウメを食べる場合にはもう一点注意すべき点があります。

冒頭でも紹介した通りユスラウメは庭木として植えられていることの方が多いため、病害虫の予防のために食用の目的を考慮しない農薬が使われている場合がある、ということです。

ご自分で育てているユスラウメの木ならどのような手入れをしているかはっきりわかりますが、そうではない場合には、そのユスラウメの木に農薬が使われているかどうか、使われている場合には農薬の種類や使用時期、使用回数についての注意が必要です。

食用にするために植えられているものなら、適切な手入れがされていることと思います。

ユスラウメはたくさん実がなるので、一度に食べ切れない、なんて場合にはジャムや果実酒にするのがその赤い色も含めてユスラウメの味をいろいろに楽しむおすすめの方法になります。

ユスラウメの実は柔らかいのでジャムではなくフルーツソースくらいの濃度にして爽やかな酸味を味わうのもおすすめです。

果実酒の場合はホワイトリカーと氷砂糖でつけ混んで、色が鮮やかなところをそのままや、炭酸で割ったりして楽しむことができます。

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ユスラウメの食べ方①ジャム

 

ユスラウメのジャムはたくさん採れた時のオススメの食べ方です。

ユスラウメを洗って軸を取り余分な水気を綺麗に拭き取ります。

ユスラウメの分量に対して砂糖を半量でジャムにします。

ユスラウメが程よく煮詰まってきたらレモンの輪切りを仕上げにユスラウメ300gつき1〜2枚加えるか、レモンの絞り汁を1/2個分加えて煮て出来上がりです。

レモンを入れることでより色鮮やかになり、レモンのクエン酸が保存料の役目も果たします。

ユスラウメはペクチンを含んでいるので少し緩いかな?というくらいで火を止めましょう。

あまりに詰めると冷めたあと固まってきます。

煮沸消毒したガラス容器に熱いうちにジャムを入れて蓋をして保存します。

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ユスラウメの食べ方②果実酒

ユスラウメを長期に味わうことができる食べ方、利用の仕方です。

ユスラウメの体積の3倍くらいの大きさのガラス容器を用意します。

できれば果実酒用の容器がいいでしょう。

容器は煮沸して消毒し、よく乾かします。

ユスラウメの重量と同量の氷砂糖、皮をむいたレモン1/2個分を1cmくらいの厚さの輪切りにして加えます。

氷砂糖とユスラウメ、レモンを交互に重ねていって最後に氷砂糖が一番上になるようにします。

35度以上のホワイトリカーを氷砂糖がひたひたになるくらいに注ぎ、冷暗所で1ヶ月以上寝かせてユスラウメのジュースが十分に出てから利用します。

35度以上の蒸留酒であればホワイトリカー以外の焼酎やウォッカ、ブランデーでも作れます。

果実酒をブランデーで作るととても香り高い果実酒ができます。

綺麗に色が出たら果実は濾し取ってしまいましょう。

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ユスラウメの育て方①種まきも挿し木もできるけどやっぱり苗がおすすめ

 

ユスラウメは丈夫な果樹ですが十分な日当たりを必要とします。

日当たりが悪いと実つきが悪くなるので気をつけましょう。

ユスラウメは実がなったらその種からも育てられますし挿し木も可能です。

ただし挿し木は発根率があまりよくないですし、種まきから実がなるまで木を大きくする時間を考えたら苗を購入して植え付けるのがおすすめです。

比較的病害虫にも暑さ寒さ、乾燥にも強いので育て方は簡単と言われていますが、枝葉がよく茂るのでそれで実がならない、あるいは実がなりすぎて木が弱る、ということがあります。

ですのでユスラウメは樹勢を抑え気味に育てましょう。

庭植えの場合は肥料はあまり必要なく、元の土に腐葉土を追加してやり、寒肥を年1回2月ごろに与えるくらいで十分です。

窒素肥料のやりすぎも実がならなくなる理由になります。

鉢植えの場合は6〜8号鉢でコンパクトに育てます。

過湿を嫌いますので水はけの良い土に植えます。赤玉7、腐葉土3を基本に湿り気のある場所で育てるなら川砂1を加えて用土を作ります。

鉢植えの場合は水遣りで養分が流れ出てしまいますので春と秋に油粕などの肥料を適量やります。

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ユスラウメの育て方②剪定

ユスラウメは枝葉がよく出ます。

その分風通しが悪くなったり、実がつきすぎるようなら剪定をします。

その場合は枝を透かす間引き剪定をします。

間引き剪定は混み合っているところの枝を枝元から切り取る方法です。

また長く伸びすぎた枝は切り戻し剪定をして樹高を抑えてコンパクトに仕立てましょう。

過湿を嫌うので風通しをよくしてやるよう水やりを含めて気をつけます。

剪定の時期は落葉果樹ですので基本的な剪定は11月から3月の休眠期に行います。

また実がつき始めたら、なりすぎているところは少し実を摘果して実の数を減らします。

実がなりすぎると木が弱り翌年実がならなくなります。

ユスラウメの育て方③水やり

ユスラウメは乾き気味の土壌を好みますので庭植えならほとんど水やりの必要はありません。

鉢植えの場合は鉢土が乾いたらたっぶりと水をやりましょう。

鉢土の表面がまだ湿っているうちに次の水をやってはいけません。

鉢土の表面が乾いてから水をやるようにします。

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ユスラウメの育て方④病害虫

基本的に丈夫ですので日当たり良く風通しもよければ病害虫はあまり気にしなくても大丈夫です。

これまでにも狭い塀で囲われたわずかなスペースでも元気に育っているユスラウメをあちこちで見かけました。

害虫で気をつけるのは新芽にアブラムシ、枝にカイガラムシがつくことがたまにあるので見つけたら対処することくらいです。

病気はユスラウメにはふくろみ病といって実や葉が膨らんで変形してそこに白い粉のような胞子がつく病気がでることがあります。

変形している実や葉を見つけたらなるべく胞子が目で見えるよりも前に取り去り処分します。

病気が出たらすぐに活動期でも使える殺菌剤をまき、落葉後には必要な殺菌剤を用いて翌シーズンの予防をしっかりしましょう。

基本的には丈夫で強健なのであまり気にしなくて大丈夫です。

万が一の時のために情報を紹介しました。

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ユスラウメの種類

ユスラウメには赤い実がなるものと白い実がなるものがあります。

どちらも美味しく食べることができますが白実の方がやや実の数が少なくなるようです。

苗はオンラインショップなどで入手できます。

赤い実のなるユスラウメの花は薄いピンク、白い実のユスラウメは白い花が咲きます。

 

ユスラウメはベランダ栽培の鉢植え果樹におすすめ

ユスラウメは味もよく食べ方もいろいろに楽しめて、暑さ寒さに強く乾燥にも強い植物です。

加えて樹形もコンパクトなことから鉢植えで育てやすく、ベランダ栽培におすすめの家庭果樹です。

流通する果物としては向かないからでしょうか、あまり品種改良もされていないようで、ユスラウメには赤実と白実の区別と花の色が濃いものや葉の色が少し明るいものなどの区別があるくらいのようです。

2色ならべて育てれば紅白でおめでたいですし、どちらか一つでも採りたてのジューシーなユスラウメの味が楽しめるのは初夏を感じる格別のひと時になるのではないでしょうか。

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