セージの育て方、剪定・挿し木が必要な理由とセージのプランター栽培は室内でもできる?

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セージの和名はヤクヨウサルビアといい、料理やセージティーとしてその香りと効能を利用することができます。

セージをハーブとして長く楽しみたい場合、よい葉を収穫するために育て方にはいくつかのポイントがあります。

プランターや鉢植えで育てれば料理に利用する分は十分に作れますので、育て方のポイントを紹介します。

セージの種類

セージには色々な種類があります。

料理やセージティーに利用するのは主にコモンセージという種類になります。

他にも観賞用や、精油を取って利用するクラリーセージ、私たちが花壇でよく見かけるサルビアもセージの仲間です。

花を楽しみたい方は観賞用のセージを選んで育ててみてください。

最近は庭先の植え込みに観賞用のセージが植えられているのをよく見かけます。

花色が鮮やかで、長い期間よく咲くので人気があります。

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セージはハーブとしてだけでなく色も楽しめる

セージは花も葉も色のバリエーションに富んだ植物です。

ハーブとして葉を利用するコモンセージの他にも観賞用のアメジストセージやメドーセージ、チェリーセージなど、花の色が鮮やかなセージも人気があります。

セージの花の色

セージを鑑賞目的で選ぶなら花の色はコモンセージが明るい紫、アメジストセージは鮮やかなピンクがかった紫、メドーセージの濃いブルー、クラリーセージの淡いピンクやチェリーセージのはっきりとした濃いピンク、サルビアの赤や白、黒の花もあります。

特にアメジストセージやメドーセージは花色も美しく、丈夫で一度植えたら放任でも春から秋にかけてたくさんの花をつけることから人気があります。

セージの葉の色

セージは葉の色も色々でコモンセージには明るい黄色の斑入りの葉のゴールデンセージや、白と赤紫の斑入りのトリカラーセージがあります。

また葉が全体的に紫色のパープルセージのほか、コモンセージとは異なりますが、アメリカ北部原産のホワイトセージという葉が白い産毛で覆われているセージもあります。

葉色も楽しむことができるので植栽として庭植えされることもあります。

セージの種類についてはこちらの記事に詳しくまとめています。

セージの種類ごとの効能と利用法、セージティーや料理、観賞用におすすめの種類とは?

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セージの育て方

セージは乾燥した気候と日当たりのよい場所を好みます。

生育適温は20℃前後なので湿度が高くて暑い日本の夏はセージにとっては苦手な季節です。

元来丈夫で生育旺盛な植物ですが、日本の夏越しには少し注意が必要です。

セージの種は発芽率があまりよくないので、特にベランダ菜園で苗の数がそんなに必要なければ苗を買って育てます。

植え付け適期は春と秋です。

セージの土

乾燥した気候を好みますが水切れすると生育が悪くなりますので、保水性があり水はけのよい有機質を含んだ土を用意します。

赤玉7、堆肥や腐葉土3の割合をベースにします。

セージは酸性土壌は好まないので苦土石灰や牡蠣殻石灰を混ぜ込みます。

セージの肥料

石灰を混ぜ込んでから1〜2週間後に元肥を土に混ぜて1週間後に苗を植えます。

葉を収穫したいので油粕が配合されている有機肥料がおすすめです。

夏は暑さで株が元気がなくなり、冬は寒くて活動が鈍くなりますので肥料はやりません。

成長期の春と秋にそれぞれゆっくり効く発酵油粕などを追肥をします。

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セージの葉を摘む時期

セージは春に盛んに枝葉を伸ばします。

春は柔らかくよい葉が伸びますので、料理に使うときはその都度葉だけを摘んで使うことができます。

まとめての収穫の時期は花の咲く直前になります。

セージやその他のハーブは花が咲く頃に香りが一番強くなります。

ただし花が咲いてしまうと葉が硬くなってくるので花が咲く前に剪定を兼ねて枝先の柔らかい部分を収穫します。

たくさん収穫したときはザルに広げるか、数本ずつ茎を束ねて風通しのいいところに逆さに吊るします。

直射日光には当てずに陰干しして乾燥させて、ドライセージとして利用します。

セージの剪定は正しく。夏前に剪定する理由とは?

夏の高温多湿はセージにとっては苦手な気候です。

梅雨入り前に、葉が茂って込み合ったところは剪定をして風通しをよくします。

それがセージを夏前に剪定する一つ目の理由です。

二つ目の理由はセージの枝が大きくなると木質化して成長が鈍くなるからです。

セージは低木なので、成長した枝は褐色になり硬く木質化してきます。

木質化したところからは新しい葉は出にくくなります。

そのため茎が緑色の柔らかいところで葉を2〜3枚残して剪定します。

そうすることで柔らかい茎のところから脇芽が育って新しい葉が展開します。

鉢植えで2〜3年もたつと木質化したセージは徐々に成長が鈍くなり、よい葉が育ちにくくなってくるので、剪定した枝を挿し木して、新しい株を育てて入れ替えていくようにします。

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セージの剪定の大切なポイント

前述の理由からセージは強剪定をしてはいけません。

強剪定で木質化したところまで切り戻してしまうと新しい葉が育たずに株が枯れてしまいます。

緑色の茎と葉を2〜3枚残して剪定することを忘れないでください。

セージの枝が長く伸びてきて樹形が悪くなったり、大きくなって木質化した枝が増えてきたときは剪定した枝を挿し木して新しい株を作って、株の更新を行いましょう。

株の成長が鈍くなるのは育てている人のせいではなく、セージの元々の性質ですので安心してください!

セージの夏越し

セージの生育適温は20℃、しかも湿度が高いのは苦手です。

夏前に剪定して風通しをよくしたセージは、夏場は風通しの良い半日陰で管理します。

乾燥した気候が好きですが水切れには弱いので、土の表面が乾いたら水をやることを基本に、それでも真夏は朝夕1日2回の水やりが必要になります。

ただしいつも湿ったままの状態は過湿になりますから、必ず土の表面が乾いてから水をやるようにします。

水をやりすぎたり湿度が高くて蒸れてしまうと葉が黒っぽくなって枯れこんできたりします。

万が一そういう場合は、枝を可能な限り剪定して、水やりを控えめにして様子をみましょう。

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セージの冬越し

セージは冬場に寒さに当たると葉が枯れるため、晩秋になって葉が落ちてから地上部の枝を少し強めに切り戻し剪定します。

この時期はセージも活動を停止する時期になりますので、やや強めに剪定をしてもダメージを受けにくいです。

春の新芽を勢いよく出させるために枝を整理してから日当たりのよい暖かい場所で管理します。

葉が落ちていても枯れることはありません。

鉢土が完全に乾かない程度に水やりをします。

セージの挿し木

剪定した枝を使って挿し木をすることができます。

15cm前後にカットした枝の下葉を取り除きます。

穂先に3〜4枚の葉がある状態にして、茎の断面を斜めにカットして、大きな葉は葉先を半分にカットします。

こうすることで水分の蒸散を軽減するので挿し穂の負担が軽くなります。

1時間以上挿し穂を水に挿して吸水させます。

赤玉土や挿し木用の土を小さなポットに入れて挿し穂の切り口を傷つけないように挿します。

水やりをして日陰で土を乾かさないように管理します。

約1ヶ月で発根しますのでしっかり活着したら鉢に植えつけます。

必ず活着するわけではないので、株を更新したいときは何本か多めに苗床に挿し穂をさして元気よく活着したものを残すようにしましょう。

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セージの室内栽培はできる?

セージは日当たりがないとよく育ちません。

室内栽培したい時は日当たりのよい窓辺で育てることができます。

少なくとも午前中から午後にかけて半日くらいは日当たりを確保できるのが望ましいです。

日光を遮るものがない南向きの窓が理想ですが、東向きで午前中の日光が十分当たるようなら育てられると思います。

5〜6号鉢に1本のセージを植えて育てます。

基本的な育て方はベランダで育てる場合と同じですが、室内で空気の動きが少ないので、葉の蒸散を助けるために時々窓を開けて風を通したり、屋外に出してやりましょう。

環境がよければよく育ち、屋外よりも葉は薄めで柔らかいものを収穫することができます。

セージの室内栽培の肥料は、有機質の油粕などを使うと肥料に虫がつく場合があるので、液肥や虫のつきにくい固形の配合肥料を使うのもおすすめです。

キッチンハーブは室内のすぐに手が届くところにあると重宝しますから、セージの室内栽培にもチャレンジしてみてくださいね。

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