サンスベリアの花を咲かせる育て方|花言葉と花が咲いたら手入れが重要な理由とは?

スポンサーリンク

サンスベリアは育て方は簡単で丈夫な観葉植物ですが実は稀に花が咲くことがあります。

育てていたサンスベリアはある時期から毎年花を咲かせるようになり、一度花が咲くようになったら6月と8月、1年に二度花芽が上がって花が咲いた年もありました。

サンスベリアの花は一度咲くようになったら環境を大きく変えない限り、翌年以降も続けて花が咲きます。

花を咲かせるために実際に実践していた育て方やコツを紹介します。

マイナスイオンを発生する植物として一時話題になったサンスベリア。

トラノオとも呼ばれますが和名はチトセランです。

花が咲くのが珍しいだけに、花が咲いたときに必要な手入れの仕方がわからない方もいらっしゃると思います。

サンスベリアの花が咲いた時は、少し手入れをしてやらないと株を痛めてしまう可能性があるので、花が咲いた時の管理方法についても紹介します。

サンスベリアは草丈の高いものから低いもの、幅広の葉から細くて尖った葉までろいろな品種があります。

写真のサンスベリアの花は古くから日本で観葉植物として親しまれていたごく普通のトラノオです。

スポンサーリンク

サンスベリアの花言葉

サンスベリアの花言葉は「永久」「不滅」です。

和名のチトセラン(千歳蘭)に由来すると言われています。

お部屋の空気を清めてくれるサンスベリアですが、花言葉も縁起がいい花言葉ですね。

是非サンスベリアの花を咲かせて花言葉のご利益にもあやかりましょう。

サンスベリアの花はどんな育て方で咲くのか?

育て方をイメージしやすいと思いますので実際に花が毎年素晴らしくよく咲くようになったサンスベリアの記録を紹介します。

ある年の3月頃、ホームセンターで680円とかで買ってきたごく普通のサンスベリアの鉢植えを数年育てていたらある年から花が咲くようになりました。

5号鉢くらいだったと思います。

最初はブームも過ぎたマイナスイオン効果を期待して、暗くて寒い北向きの室内の窓脇に置いていました。

なんとなく北向きの部屋の暗い印象を変えてくれたらいいな、と思っていました。

サンスベリアを置いていたその部屋は冬とても寒かったので、冬場はサンスベリアの鉢には水をほとんどやらず、1月に1回少しだけ水をやるかやらないかくらいにして育てていました。

夏場も北向きのあまり陽の当たらないところに置いていたので成長はゆっくりで、あまり元気があるようにも見えませんでした。

そサンスベリアは丈夫な観葉植物ですのでそれでも枯れることはなく、地道に育っていました。

当時、サンスベリアに花が咲くなんて思いもせず、全く期待していなかったので、

「観葉植物だしまあこんなもんかな」

と思って、室内にグリーンがあることに満足していました。

スポンサーリンク

サンスベリアの株分け

2年目の7月に引越しをして、サンスベリアの置き場所がそれまでとは大きく変わりました。

当初よりも暖かい東向きのすりガラスの出窓、そこが新しいサンスベリアの住処になりました。

冬以外の時期にはしっかり成長して大きくなっていたので、窓辺に置けるように株分けをして古い葉をたくさん整理して一回り小さな鉢に植え替えました。

写真を見ても全然立派じゃない、葉が6〜7枚の状態のサンスベリアなのがわかります(笑)

サンスベリアの花が咲くのに適した環境へ

サンスベリアの鉢植えの新しい環境は早朝から午前中いっぱいは陽が当たる場所でした。

すりガラスなので直射日光ではなく、観葉植物であるサンスベリアの育つ環境には非常によい環境です。

育て方は乾燥気味に水をやるだけなのですが、それでも春から夏にかけてサンスベリアの新芽が以前にも増してよく育つ様になりました。

根もぎっちり回るのであっという間にサンスベリアの鉢がぎゅうぎゅうになってしまいます。

ですから環境がよくて生育が旺盛な場合は、毎年根を整理して少し間引くためにサンスベリアの植え替えが必要になります。

植え替えは必ず年に1回は必要です。

タイミングが遅れると陶器の鉢だと根の成長で鉢が割れてしまうこともあります。

プラスチックの鉢の場合はサンスベリアの株を鉢からどうやっても抜くことができなくなり、結局鉢を壊して植え替える、という事態になりかねません。

冒頭の写真、花が咲いたサンスベリアの鉢の右下部分を見てください。

プラスチック鉢が育った根で膨らんでいるのがわかると思います。

この状態、もし陶器の鉢ならサンスベリアの根が成長する圧力で割れてしまいます。

スポンサーリンク

サンスベリアの鉢が倒れる

サンスベリアの葉の成長が旺盛になり地上部が大きくなると鉢のバランスが取れなくなり、鉢が倒れやすくなります。

その場合も植え替えが必要です。

鉢を一回り大きくして土の量を増やし、鉢底石を軽石ではなく、重みのある玉砂利などにしたり、鉢を陶器製や素焼き鉢にすることで重みを出し、重心がなるべく下にくるようにして、サンスベリアが倒れないようにします。

玉砂利だと鉢底石専用のものよりも通気性が落ちるので、土を赤玉の粒が大きめの用土にしたり、少し工夫した方が良いと思います。

葉の重みが優ってしまうなら、株分けするのも一つの方法です。

鉢をあまり大きくしたくない場合は植え替えの時に思い切って古い葉をとったり、株分けでコンパクトな形にするのがおすすめです。

サンスベリアの花が初めて咲いたのは5年目

写真のサンスベリアの花が初めて咲いたのは購入してから5年目でした。

株を大きくしたくなかったので株分けを繰り返していましたが、もしあまり株分けもせず大株にしていたらもっと早く花が咲いたかと思います。

6月下旬のある日、ふと見ると見たこともない細いアスパラの芽のような茎が伸びてきていました。

「え? これ、花芽だよね。

サンスベリアって花が咲くの?」

とかなりびっくりしたのを今でも覚えています。

それでもどうせサンスベリアは観葉植物だし、見たところ小さな蕾なので大した花は咲かないだろう、とさして期待もせずたかをくくっていました。

スポンサーリンク

サンスベリアの花が咲くのは花芽が上がって2週間後

サンスベリアの花が咲くまでは意外と時間がかかりました。

「まだ花が咲かない、

まだ花が咲かない、

一体いつ花が咲くんだろう?」

という感じでした。

サンスベリアの花芽が上がってきてから2週間後に初めての開花を迎えました。

粒のように小さかったサンスベリアの花芽は思った以上に大きく成長します。

とても美しい花が、数日かけて花芽の下の段から順番に咲いていきます。

サンスベリアは観葉植物ですが実は花もとても美しい植物です。

蕾の形はハニーサックルによく似ています。

サンスベリアの花は香りが素晴らしく蜜がついた姿も美しい

サンスベリアの花が咲くととても甘い香りが漂います。

素晴らしく香りもよいのですが、蕾の時から花の茎元に丸い雫のように蜜がつきます。

指でそっととって舐めて見るとサンスベリアの蜜にはしっかりとした甘味がありました。

この蜜が光に当たってキラキラして、その姿もまたなかなかに美しいです。

全く期待していなかったサンスベリアの花ですが、美しく、香りよく、蜜までついて、観葉植物の域を超えている、と思いました。

スポンサーリンク

初めての開花後は毎年のように花が咲く

上の写真は毎年花が咲くようになって4年目の6月に咲いたサンスベリアの花です。

サンスベリアの初めての開花は驚きの体験でしたが、それからは毎年3〜5本の花芽が伸びで美しい花がコンスタントに咲きます。

この年は6月と8月の年に2度花が咲きました。

こちらは同じ年の8月に咲いたサンスベリアの花です。

サンスベリアの花を咲かせる育て方:レース越しの日光

サンスベリアの花が咲くようになって、それが珍しいということも知った後、花を咲かせるために気をつけていたことがあります。

すりガラス越しの日光があたり、ほどほどに暖かい室内で初めて花が咲くようになったので、それ以降はその環境を維持するようにしていました。

サンスベリアは東向きから南向きでレース越しの日光が当たる場所におくのがおすすめです。

西日は暑いのと、光の向きが違うのであまりお勧めはできません。

またサンスベリアを育てる環境として直射日光は強すぎるのでレース越しの陽が当たるくらいがよいようです。

必要なら遮光カーテンなどで調節しましょう。

一度実験的にサンスベリアに直射日光が当たるようにしてみたのですがやはり葉が黄色っぽく焼けてきて合わないようでした。

スポンサーリンク

サンスベリアの花を咲かせる育て方:水やり

サンスベリアは乾燥していても十分に育ちます。水やりは控え目に、土がカラカラに乾いてからたっぷり水をやります。

水のやりすぎは根腐れになりますので気をつけてください。

冬場はぐっと水やりを控えます。

暖房が効いて暖かかくとても乾燥するようなら2週間に1回、そうでなければ月に1回程度で十分です。

時々葉の表面についたホコリを濡れた柔らかい布やティッシュで拭き取ったり、ベランダに出して葉水をしてやるとサンスベリアの葉が生き生きとします。

サンスベリアの花を咲かせる育て方:植え替え

サンスベリアは暖かい場所では成長が旺盛です。

日本の南の地方では路地にたくさん植えられて半ば野生化したような状態で育っているものもあります。

サンスベリアは成長が旺盛であっという間に根鉢が回ってしまいますのでできれば1年に1回植え替えをします。

サンスベリアは大々的に株分けをして、苗を小分けにしてもまたよく育ちますが、花を咲かせたい場合や、花が咲く株はあまり大きくは触らず間引きする程度に留めて、新しい土を入れてやるとよいでしょう。

実際毎年花が咲いているサンスベリアを思い切って春先にそっと植え替えしましたが、その年もちゃんと花芽が上がってくれました。

スポンサーリンク

サンスベリアの花を咲かせる育て方:根鉢が回り土が硬まってしまった時は

サンスベリアの植え替えをするときは古い根を取り去ります。根が回って土がカチカチに固まっているときは少し根鉢の表面の根をハサミで切るなどして土をほぐします。

古い土を落として、新しい土で植え替えましょう。

サンスベリアは乾燥に強く葉挿しもできる丈夫な植物ですので、どうしても根が傷んでいる場合などは大きな葉を取り除いた後、全く根がないくらいの状態でもそこからまた回復することができます。

サンスベリアの花を咲かせる育て方:植え替え後の水やり

サンスベリアを新しい鉢に植え替えたら、すぐに水やりをするのは控えましょう。

もともとサンスベリアは乾燥気味の環境が好きです。少なくとも1週間置いて、傷ついた根が乾燥するのを待ってから水をたっぷりやります。

植え替え直後は水やりは控えめに、様子を見ながら1ヶ月後くらいから通常の水やりに戻します。

水をやりすぎて徒長しないようにします。

どんな植物も徒長すると花が咲きにくくなります。

スポンサーリンク

サンスベリアの花が咲いたら手入れが必要です

サンスベリアの花が咲いた後は簡単な手入れが必要です。

この手入れを怠るとサンスベリアのその後の成長にも影響がありますので花が咲いた後の手入れをしてあげましょう。

以降にサンスベリアの花が咲いた時の手入れについて紹介します。

サンスベリアの花が咲いた時の手入れ:蜜を拭き取る

まず、サンスベリアに花の蕾がつくと蜜が出ます。

蜜が出始めた最初のうちは水分もたっぷり含んでいて透明でその雫が美しいのですが、時間が経ってくるとだんだん褐色に変色してきます。

ずっと放置しておくとサンスベリアの葉の表面に蜜がポタポタ落ちてベタベタになったりします。

こうなると、そこから雑菌が繁殖してカビがはえたりします。

これがサンセベリアに細菌性の病気を誘発して枯れる原因になったりしますので、サンスベリアの花が咲いて、ほどほどに観賞を楽しんだあとは蜜を濡れティッシュなどでそっと拭き取りましょう。

サンスベリアの花が咲いた時の手入れ:花びらや花茎の処理

サンスベリアの花は花茎の下の段から花が咲いていきます。

一番上の花が咲き切るまでの間に下の段の花はしおれていきます。

そのままにしておくと見た目も美しくないですし、清潔に保つために咲き終わったサンスベリアの花びらは順次摘み取っていきましょう。

サンスベリアの花が全て咲き終わったら、花茎を根元から引き抜くか、硬くて引き抜けない場合は茎をなるべく株元に近いところでハサミで切り取ります。

サンスベリアの花茎はしっかりしていて枯れた後も直立したまま残ります。

花が終わったあと、茎がまだ緑色の早い時期だと株元からきれいにひきぬける場合があります。

なるべく花茎を茎元からきれいに引き抜くか、硬くて引き抜けない場合はサンスベリアの花茎をハサミで切り取りましょう。

スポンサーリンク

サンスベリアの肥料

サンスベリアはあまり肥料を必要としません。

植え替えの時に元肥を少し入れてやって、あとは液肥を水やりの時にやるくらいでよく育ちます。

あまり生育がよくなくて肥料を追肥したいときは、春か秋に観葉植物用の置き肥などをしてあげるとよいでしょう。

冬は成長が止まりますし、夏は暑いのでサンスベリアの追肥は控えます。

肥料をやりすぎると葉ばかりしげって葉の成長にエネルギーを持っていかれるため、花が咲きにくくなります。

春先に肥料をやるときに、花肥であるリン酸分を含む配合肥料をやるのがおすすめです。

サンスベリアは手がかからない観葉植物

サンスベリアは丈夫で育てやすく基本的に手がかからない観葉植物です。

少々水を切らして放置しても大丈夫です。

サンスベリアは長期間水を切らすと葉先や細かい傷がついたところから茶色く枯れてきたり、葉の表面にシワがよってきます。

そうなる前に水をやればずっと青々としたサンスベリアの葉の状態をキープすることができます。

植物は生育環境によって育ち方が変わります。

花を咲かせる育て方の参考になればと、初めて花が咲いたあと、毎年花を咲かせるために特に気をつけていた育て方についてわかりやすくまとめて紹介しました。

レース越しの日光が当たる暖かい環境はサンスベリアの成長にとてもよい環境ですので、そこは一つサンスベリアの花を咲かせる育て方としては一つのポイントだと思います。

そういう場所にサンスベリアを置いて育てて見てくださいね。

サンスベリアが花を咲かせてくれたらラッキー、と思うくらいの気持ちで育ててみてはいかがでしょう。