ハオルチアの育て方、夏冬水やり根腐れ注意!根がない?株分け植え替えは春秋に。基本の種類はオブツーサ

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ハオルチアは近年非常に人気の多肉植物です。

日本の気候だと育て方には少し気を使います。根腐れで根がない状態になりやすいので、水やりと植え替えは注意が必要です。観葉植物の育て方としては少し難しい部類かと思います。

ハオルチアは種類が多いのですがその中で代表的な種類がオブツーサです。

オブツーサは透明感抜群で初めて出会ったとき、そのふるふるの葉の透明感にすっかり魅了されてしまいました。

初めて買ったハオルチアは育て方をよく知らなかったため、残念ながら夏場に水やりを失敗して見事に根腐れしてしまい、あっという間に枯らしてしまいました。

それからもハオルチアのことが忘れられず、2年後くらいに通りかかったお店で見つけたハオルチアの鉢を2種類買って育てています。

さらについ先日たまたま通りかかった植木屋さんで見つけた2種類のハオルチアをさらに購入して、今も育てています。

最近はとても人気が出て、愛好家の間では何十万、何百万という驚きの値段がつくような種類、個体もあるのが驚きです。

そのおかげで一時期愛好家のハオルチア栽培用のハウスを狙った盗難事件もあって、ひどいと1回に数千万円の被害がでる、というようなことがテレビでも取り上げられていました。

今はまとめサイトのようなところでどんな種類のハオルチアがあるか見ると本当にたくさんのハオルチアの種類が紹介されています。

ここでは実際に育てたことがある代表的な種類について、水やりや株分け、葉挿しなどの育て方を紹介しますね。

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ハオルチアの種類紹介

ハオルチア・オブツーサ

ハオルチア・オブツーサはレツーサと並んで軟葉系のハオルチアの代表的な種類です。

ハオルチア・オブツーサの特徴はふっくらした葉と透き通るような窓と呼ばれる葉先の透明な部分が美しいことです。

ハオルチアはみな、この透明な部分から光を取り入れてよく光合成すると言われています。

写真のハオルチア・オブツーサは子株がかたわらからびっしりのぞいています。

このまま放っておくと子株もどんどん成長してオブツーサが鉢の中でぎゅうぎゅうになってしまいます。

そうなると土の上だけでなく、土の中も根が込み合って根腐れしやすくなるのでもう少ししたら株分けが必要になります。

ハオルチア・レツーサ

これはハオルチア・レツーサです。

ハオルチア・オブツーサとよく似てふるふる感のある葉ですが葉先が少しとがっています。

ハオルチアは今は本当にたくさんの種類が流通しています。種類にこだわって育てたい方は多肉植物専門店やネットショップで欲しい種類のハオルチアを探して入手することができます。

ハオルチア・オブツーサ、ハオルチア・レツーサ共に手に入りやすく価格も手頃で、ハオルチアらしい透き通るような大きな窓が美しい代表的な種類です。

丸く膨らんだ葉で、葉先の光を取り入れる「窓」が大きいので本当にゼリーのように向こうが透けて見えそうです。ハオルチアらしい種類です。

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十二の巻(硬葉系)

ハオルチアにはオブツーサのように葉が柔らかくて透き通るような軟葉系の種類と硬くて尖った硬葉系のハオルチアがあります。

この硬葉系のハオルチアに「十二の巻」という種類があるのですが、日本で今みたいに軟葉系のハオルチアがブームになるよりもずっと以前から観葉植物として人気があった種類のハオルチアです。

自分がオブツーサに夢中になって、ハオルチアのことを色々調べていた時にこの十二の巻がハオルチアの仲間だということを知ったのですが、写真を見たとき、

「あれ? これ実家にあるやつじゃん!」

と意外な驚きが(笑)

なんと実家の台所の窓辺で何年もさりげなく育てられていたのがこの十二の巻でした。

形も全くオブツーサとは違うのでまさか十二の巻がハオルチアの仲間だとは思いもしませんでした。

何かのおまけでもらったらしのですが、がっつりタワーのように育っています。

キッチンのすりガラス越しにわずかに陽が当たる窓辺で何年もよく育っています。

上の写真の手前側の小さな子株、株分けして頂いて来ました(笑)

ちゃんと根付いて親株みたいに元気に育つといいのですが。

ビリフェラ錦/白水晶

ハオルチアで「錦」と名前に入っている種類のものは白い斑入りの葉を持ちます。

二色と錦をかけているのでしょう。

白い部分が多くなると光合成をする葉緑素が少なくなるのでその分弱くなり育て方が難しくなります。

ビリフェラ錦は白い葉が美しいのですが、白い葉ばかりになるとやがて枯れてしまうと言われています。

この株は右側に真っ白な部分があります。

後日この白い部分を株分けしたのですが。。。結果はいかに(笑)

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トランシエンス

レツーサやオブツーサよりも葉が尖っています。特徴的な窓は同じですね。

買ってきたときは子株がこんなに大きくなかったのですが、どんどん育ってきたので買ってしばらくしてから株分けをしました。

株分けについてはこの後、方法を説明しますね。

紫オブツーサ

ハオルチア・オブツーサにはブラック・オブツーサ、パープル・オブツーサという色のバリエーションがあります。

正直私はブラックとパープルの見分けがあまりつきません(笑)

普通のオブツーサよりも色の濃い筋の部分が色濃く紫がかっていたり、褐色だったりします。

形はオブツーサと一緒です。

ブラック、パープルのオブツーサになると途端に値段が跳ね上がります。

お店にもよりますが、通常のハオルチア・オブツーサなら小さな鉢だと1000円しないで入手できるのですが、ブラックオブツーサやパープルオブツーサはネットショップで見ると2000円はします。

この写真のオブツーサは植木屋さんでとてもお買い得に売られていたものでしたので、1000円でお釣りがきました(笑)

ですのでオブツーサ好きとしては迷わずお持ち帰りとなりました。

ハオルチアは種類、あるいは同じ種類でも個体によって値段が全然違います。

高額な値段がつくものには「万象」が挙げられます。

万象は安いものでも8000円ぐらいから、高いと何十万、時には100万円以上の価格で取引されることもあるようです。

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ハオルチアの育て方|夏冬に要注意の水やり

ハオルチアの育て方の一番のポイントは水やりです。

ハオルチアは水やりしすぎるとあっという間に根が腐って枯れてしまいます。

ハオルチアを育て方の中でも一番気をつけなければいけないことです。

夏場は水を控える、ということをわかっていたはずなのに、初めて買った小さな鉢植えのハオルチア・オブツーサとハオルチア・レツーサは最初の夏に水やりをしすぎて枯らしてしまいました。

ハオルチアは夏場、気温が高くなると休眠します。その期間は通常のペースでの水やりをしてはいけません。

それまでのように水を吸わなくなるので同じペースで水やりをしているとあっという間に葉がぶよぶよしてきて手遅れになります。

徐々に土が乾かなくなってくるのでそうなったらもう絶対に水をやってはいけません。

冬場は夏ほどではありませんが、やはりハオルチアの成長は止まるので水やりを控えます。

暖かい窓辺に置いている場合は、冬でも多少水やりしないと葉がしわしわしてくるので、様子を見ながら控えめに水をあげましょう。

ハオルチアの育て方|株分けは根を傷つけないように

株分けしたトランシエンスの子株。

ハオルチアの育て方の中でも株分けは水やりについでなかなかに難しいです。

先ほど紹介したトランシエンスの株分けは子株もだいぶ大きくなっていたのでその後もなんとか成長してくれています。

ハオルチアの根は太根直根ですので、基本的に移植を嫌います。

株分けするときはかなり根を丁寧に扱う必要があります。

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鉢から抜き取ったハオルチアを親株と子株に株分けして行くのですが、そのとき根がなるべく痛まないようにそっと株分けするようにします。

根が絡んでしたり詰まっているときは鋭利な刃物で株元を切り分けます。

ハオルチアの育て方や株分けについて色々調べて見ると、鉢から抜き取ったハオルチアの根の傷口が乾いてから植え付けるよう、数日そのまま乾燥させる、という情報が多いように見受けられます。

いくつかの株分けを実際にそうやってやって見たのですが、どうしてもそうは思えない感触です。

トランシエンスはなんとか根付きましたが、土があまりあっていないのか植え替え前ほどの成長の勢いがありません。

次回の株分け、植え替えをするときは別の土にして、根を乾かさずにすぐに植えてしばらく水やりをしない、というやり方で様子をみようと思います。

株分けしようとしたら。。。ハオルチアの根がない!

トランシエンスの株分けはまだよかったのですが、この写真のビリフェラ錦は株分けをしようと鉢から株を抜いたら、なんとほとんど傷んでしまっていて根がない状態でした。

少し水やりしすぎていたか、鉢が小さくなりすぎて根がつまって根腐れしてしまったのでしょう。

白い葉が美しいものだったので、なんとか生かしたいと思ったのですが、外葉もボロボロと取れてしまい重症な根腐れ、というありさまでした。

やっぱり斑入りで葉が白い分、育て方をちゃんとしていても弱い面もあるのでしょうか。。。

緩んでしまっている外葉はどんどん株からきれいに外して、しっかりした株の中心の葉だけを残して、わずかに残った根とともに植え替えました。

写真は株分けから10ヶ月後の状態です。

株分け直後は植えた外葉が何枚か枯れて、写真の半分くらいの大きさにまでなってしまいましたが、ようやく10ヶ月経って再び成長をはじめ、葉にも生気が戻ってきました。

まだ油断はできませんが大切に育てます。

一番白い部分が残ったのが不幸中の幸いでしょうか。

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ハオルチアの葉挿し

ビリフェラ錦の株分け時にたくさん出た不要な葉を葉挿ししました。

ハオルチアの育て方では葉挿しも簡単にできる、といわれているようでしたが実際にやって見ると葉挿しも株分け同様なかなか手強い(笑)

ハオルチアの葉挿しをするときは、葉の切り口が乾燥してから土に埋めるやり方が一般的で、1週間くらい乾かしてから葉挿しにしました。

葉挿しから10ヶ月後の状態が上の写真です。

ようやくここまできました。

葉挿しした葉が発根して子株が土の表面に見えてくるまで半年以上かかりました。

どうしても株が混み合ってしまって株分けしたので、適期の株分け、葉挿しではなかったのも時間がかかった原因の一つではあると思います。

中には葉挿ししても腐って枯れてしまった葉もいくつかありました。

芽が出た子株には親株のような白い葉が見当たりません。

これから大きくなったら白い斑入りになってくれるのか、今の時点ではわかりません。

葉挿しだと親株の斑入り模様は消える、斑入り模様を残したい場合は葉挿しではなく株分けを、というのがセオリーだったかもしれません。

記憶が定かではないので何かの機会に調べてみようと思います。

ハオルチアの葉自体の生命力はものすごく強くて、まるでエアプランツのようです。

写真の葉は2018年の1月に株から離して、葉挿しして残った葉をそのままテーブルの上で置いておいたものです。

間に2〜3回だけ霧吹きしただけでまだ生きています。

だいぶ水分が抜けてきましたが切り口の右側からは根が出てきているのが見えます。

葉挿しで土に埋めたらこれもおそらく少し時間がかかっても活着すると思います。

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ハオルチアの育て方|日光のあてかた

ハオルチアは多くの観葉植物の育て方と一緒で直射日光が苦手と言われていますが、あまり光が当たらないとそれはそれで徒長して葉が長くなってきます。

そうなるとハオルチアらしい形が台無しです。

夏はしっかり遮光して、それ以外の時期はレース越しか、直射日光でも比較的耐性があります。

今年10月くらいから、パープル・オブツーサと普通のオブツーサはベランダで直射日光がどんどん当たる場所に置いていますが元気に育っています。

もう少し寒くなったらまた室内に取り込みます。

ハオルチアは夏場の直射は葉焼けするので避けた方がよいですが日光への耐性は意外とあるようです。

ただし生育状況がいいのはやはりレース越しの日光です。

ハオルチアの育て方|春秋でも水やり管理が重要

ハオルチアの育て方で気をつけなければいけないのはとにかく水やり。

夏秋の休眠時期の水やりについては先に紹介しましたが、それ以外の時期であってもハオルチアは水やりしすぎるのが一番苦手です。

逆に水やりが足りなすぎても葉がしわしわになってしまうのですが、とにかく水の乾き具合をよく観察して水やり管理をしっかりすること。

ハオルチアは水やりしすぎるとすぐに腐ってしまいます。

足りない分には少し葉がしおれたりするくらいで、いきなり枯れることはありません。

もう一つは株分けするとき、とにかく根をなるべく傷つけないように慎重にすること。

これがハオルチアの育て方の重要なポイントです。

思った以上に難しかったハオルチアの育て方、まだ手探り状態ですが、もう少しハオルチアが快適に過ごせるように、今後もよく観察しながら育ててみようと思います。

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ハオルチアの葉挿し、その後:2019年1月14日追記

ビリフェラ錦の葉挿しのその後です。

しっかり発根したので元の親葉は外しました。

上で紹介した親葉がついている写真は2018年11月25日の状態です。

他のハオルチアにコナカイガラムシが大量発生していたので念のためこのビリフェラ錦の葉挿しの株にも薬剤を散布したのですが、その後からなんだかニョキニョキと大きくなり始めました。

目で見えるところにコナカイガラムシはついていないようだったのですが、少し影響を受けていたのかもしれません。

親株のビリフェラ錦はもっと白い斑がたくさんあって縞模様の葉だったのですが今の所緑の葉が育っています。

春になって気温が上がったら一株ずつに植え替えます。

親株のように白い斑が出てくれたらいいなあと思いながら、楽しみに育ててみます。

ハオルチアの葉挿し、長かったですが、この成長がゆっくりなところもハオルチアのいいところです。

成長がゆっくりな分、育て方はあまり手をかけずに美しい葉の状態をキープできるのでゆっくりとハオルチアの美しい姿を眺めて楽しむことができます。