ハオルチアの植え替えと株分けは根の扱いに注意!根がない子株も育てるには?

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不覚にもハオルチア・オブツーサの鉢を一つ、手入れしている時にひっくり返してしまい、中の土もごっそり鉢からこぼれて根があらわな状態になってしまいました。

このオブツーサはカイガラムシ退治後の状態で、新しい土に植え替えをするために春が来るのを今から遅しと待っていた鉢でした。

キッチンのシンクに落としただけだったので、掃除が楽だったのが不幸中の幸いでした(笑)

小さな子株がいっぱいついていて、このまま土を戻すのもなんだかな、と思い不本意ながら少し早いのですが植え替えを兼ねて株分けもしてしまうことにしました。

よい機会なので植え替え、株分けのやり方を一緒に紹介します。

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ハオルチアの植え替え|古土と根の整理

鉢から株をそっと抜いて、古い土を静かに落とします。

この時、根をよくみて、ふにゃふにゃになっているものは綺麗に取り除きます。

ハオルチアの根は写真のように太い根と、細い根があります。

太い根は栄養を蓄えていて、実際に土から栄養を吸収するのは細い根だと言われています。

このような太い根がまっすぐ下に伸びるような形の根は基本的に移植を嫌います。

ハオルチアも根は細心の注意を払って丁寧に扱って下さい。

一度乾燥させて根の傷口が乾いてから植える、などという情報もあるのですが、実際にそれをやって見たところ、その後の成長があまり芳しくなかったことがあります。

乾燥させてはいけない、という情報も数は少ないけれど見かけたので、今回は根を乾かさずにすぐに植えることにしました。

ハオルチアは根がない子株も育てられます

土を落とし、腐ったりしぼんだ葉と根を整理したら、子株を親株から外していきます。

どうしても外側についた小さな子株は根がない状態でしか株分けすることができません。

根がない状態でもここから育てることができますので親株子株共になるべく傷つけないように丁寧に根元のところで親株から手でそっと子株を外します。

上の写真の状態で土に挿しておけば発根して再び成長を始めます。

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ハオルチアの根の扱いに注意!子株に根をつけて株分けするには?

上の写真のように親株の中心に近いところで、ある程度大きく育ったハオルチアの子株は根をつけて株分けできます。

簡単に外れそうなら手で割ってもいいのですが、ハオルチアの根はポキポキと簡単に折れてしまいます。

根が意図したのとは別のところでポッキリ折れてしまったりしては元も子もありません。

確実にハオルチアの子株に根がついて来るようにカッターナイフできれいに切り分けるようにして子株を親株から外しましょう。

株分けが終わったハオルチアの親株

小さな子株に囲まれていた親株もスッキリしました。

変色した葉や腐っている葉を取り除きながら、形も綺麗な円になるように必要なら外葉を何枚か外して整えます。

あまり子株がたくさんついて成長して来ると親株の成長するスペースがなくなり風通しが悪くなります。

植え替えの時に子株は株分けするようにします。

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根をつけて株分けしたハオルチアの子株

今回は細根がついた形での株分けになりましたが、子株の位置によっては親株についている太い根をつけて株分けをすることもあります。

いずれにせよ根は丁寧に傷つけないように扱います。

この子株はいい感じに根をつけることができました。

ハオルチアの株分け後の発根促進処理

植物にはもともと自分で生きていく力が備わっていますので、発根促進剤を使うのはできたらで構いません。

植物の挿し木や植え替えをする時にさし穂の切り口や根を液体や粉末の発根促進剤で処理して、植え替え後の成長を促します。

今回は乾燥させずにすぐに植え付けるので、ハオルチアの株をメネデールという液体の発根促進剤に浸水して植え付けることにしました。

親株の根っこはもちろん、根のない子株もメネデール液に浸してから土に挿します。

浸水の時間は最低30分以上取るようにします。

ハオルチアの親株と根がついた子株の植え付け

鉢底石を敷いてから用土を1/3くらい入れます。

ハオルチアの株を鉢の中に入れて位置を決めて回りから用土を入れていきます。

鉢の縁の少し下まで土をいっぱいにしたら、割り箸などで周辺の土をつついて、用土がハオルチアの根にしっかり密着するように土を締めます。

土が締まってハオルチアの株がグラグラしないようにしっかり固定されたら水をたっぷりやります。

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ハオルチアの葉挿しと根がない子株の挿し芽

ハオルチアの葉挿しは株分けのタイミングで親株の形を調整するために外した外葉を使います。

葉挿しを株分けのタイミング以外でしたいときは、ハオルチアの外葉を根元からそっと横にスライドさせるように折り取って葉挿しすることができます。

なるべくきっちりハオルチアの葉の根元を綺麗にはがして下さい。

葉挿し用の葉の準備ができたら、用土に葉の1/3から半分くらいを埋めて、新芽が出るまで置いておきます。

根がない子株も葉挿しと同じ方法で発根させて育てることができます。

その場合はハオルチアの子株の株の下1/3から半分くらいを用土に埋めます。

葉挿しでも根がない子株でも、用土に挿す時に、挿し穂の切り口を傷つけないように先に少し溝を作ってそっと挿し穂を置いて、周りの土を寄せるようにします。

用土に挿し終わったら水をやり、その後は表面の土が乾いて1〜2日してから水をやるようにします。

発根して成長が見られるまでハオルチアの株が土の中で動かないように鉢を触るときは細心の注意を払います。

ハオルチアを育てる土について

今回は鉢底石にゼオライトを使っています。

ゼオライトには根腐れ防止効果があります。

前回の植え替えのやり方があまりよくなかったので、今回はハオルチアの根にとってできるだけよい環境を手厚く作りました。

用土は多肉植物用の培養土を使います。

メーカーによって配合されている内容が全然違いますので、こだわりたい方は自分で用土を混ぜて作ると良いでしょう。

今回2種類の多肉植物用の培養土を買ってみたのですが、中身が全く違っていて驚きました。

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これは十二の巻の株分けの時に使ってみた1種類目。

赤玉や鹿沼土、腐葉土、パーライト、ゼオライトあたりが入っているようです。

手で触った感じ、鹿沼土のふっかりした感じがあり柔らかい印象でした。

今回ハオルチア・オブツーサの株分けに使ったのはこの二つ目の土。

パーライトの割合が多く他には木質堆肥、小粒の鹿沼土、ゼオライトが入っているようです。

最初の土よりもだいぶ目が細かくシャリシャリした感触です。

ハオルチアの根が太いのであまり土の目が荒いと隙間だらけになってしまので、二つ目の土の方がいいのではないかという予想を立てて、二つ目の土をオブツーサの株分けに使うことにしました。

結果は今回の株分け後の成長具合を見て判断したいと思います。

ハオルチアの株分け・植え替え後の成長について

植え替え後、しっかり根がついているハオルチアは通常の株と同じようなスピードで成長します。

根が少なめの株はややゆっくりの成長になります。

葉挿しや根がない子株は発根して活着するまでは見た目の成長が止まりますが、根が出るとどんどん成長を始めます。

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植え替えの状態がよければ3ヶ月、ハオルチアの株にダメージを与えてしまった場合は半年後ぐらいには、はっきりと成長が見て取れるくらいだと思います。

根がないものは、少し時間が必要になります。

ただそこからはまたしっかり成長スピードも上がってきますので、のんびり気長に半日陰に置いておきましょう。

葉挿しについては芽が出ないからといって挿した葉芽を動かしてはいけません。

じっと我慢で土が乾いたら水をやる。

あとはハオルチアに任せて大きくなるのを待つだけです。

ハオルチアの植え替え適期

子株を整理したのでまたすっきりと綺麗な形になった親株のオブツーサです。

パーライトの割合が多くて通気性がよさそうに見えるので、この後の成長を期待しつつ見守りたいと思います。

今回は鉢を思いっきりひっくり返してしまったので、この時期に植え替えをしましたが植え替えの適期は春です。

室内の暖かい場所に置いているなら冬でも植え替えをすることはできなくはありません。

実は昨年もこの時期、冬にハオルチアの植え替えをして、その後もちゃんと育っていますので、実証済みです。

ただしこれから成長していく春の時期であれば、多少根がダメージを受けたとしても回復力が違います。

株分けや植え替えをしたい方はぜひ3月にすることをお勧めします。

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