真夏の果実と花たち|いちじく、セントポーリア、バラ、ラズベリーの成長記録|2022年7〜8月

2022年夏、Balcofarmで育てている植物の成長と収穫の記録です。

初収穫を迎えたノアールシュクレやロードスなどのいちじく、真夏に咲くセントポーリア「Winter Love」、香り豊かなバラ・イブピアッチェ。

さらに、収穫が続く二季なりラズベリーや、香る月桂樹(ローリエ)の収穫と剪定まで。

育てているからこその植物たちのリアルな姿を写真とともに綴っています。

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目次

いちじく ノアールシュクレの初収穫 2022.07.17

いちじく ノアールシュクレの実がなっています

いちじく ノアールシュクレが完熟して真っ黒に

いちじく ノアールシュクレを切った果肉の断面

これはノアールシュクレ。今年初収穫の品種でした。

真っ黒くなった夏果。

夏果のせいか、優しい味でした、おいしかったです。

いちじく ロードス 小さな挿木苗でも実がなる様子 2022.07.17

いちじく ロードスの小さな苗に実がついています

これはロードス。

ものすごく小さなポットですが実がつきます。

さすがの豊産性です。

いい感じに膨らんでいるので、ロードスも今年初収穫となる予定です。

ロードスの挿し木、なぜかうまくいかず、ちょっと苦労しました。

いちじく バナーネの初収穫 2022.07.17

いちじく バナーネの夏果は細長いです

こちらはバナーネ(ロングドゥート)の夏果。

天気が良くない時期だったので甘味がなくてイマイチでしたが、夏果はみずみずしくてあっさりしている食感なので、他のねっとりけいいちじくの合間に食べると変化を楽しめます。

水やりは他のいちじくより控えめでよく、場所も取らないので慣れない方でも育てやすい品種だと思います。

そのかわり根の過湿には注意です。

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ミニセントポーリア ”Winter Love” の夏の開花 2022.07.27

ミニセントポーリア ウィンターラブの色鮮やかな花

ミニ、セミミニのセントポーリアを数種類育てています。

暑くなって、今一番綺麗に花が咲いているのが手前の花。

夏に一番調子がいい花の名前が ”Winter Love” です(笑)

キメラ種で本来ならもっと花びらの中心の白がくっきりしているはず。

ストーク挿しでも縞花の性質が受け継がれなかった可能性があります。

もうしばらく様子を観察してみますが、はっきりした縞になっていないこのグラデーションもこれはこれで綺麗で、気に入っています。

奥側にぼやつつ少しだけ写っているのは”Apple Orchard”。

本来は八重咲きの品種、暑いせいか色は濃く出ていますが花が小さく一重咲きになってます。

外葉が下側に巻き込んでいます。

ちょっと育ちすぎでお手入れが必要な状態。。。

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香りのバラ、イブピアッチェの蕾が膨らむ様子 2022.07.29

超強香のバラ イブピアッチェの蕾が膨らんできました

香りのバラ、イブピアッチェ。

暑い中ですがいい花が咲きそうです。

今年は暑くなってから、葉裏にミストスプレーを1日2回くらいやって手入れしているので、この暑さの中でも元気です。

バラにつきもののハダニもいい感じに予防できてるみたいです。

ここではあまり樹勢は強くないので、この時期に花は期待していなかったのですが。。。

 

イブピアッチェの夏の花、よい香りです

2022.08.01

蕾だったイブピアッチェが咲いたので、一輪挿しにして飾りました。

花色もよく香りもしっかりありました。

やっぱりバラはいいですね。

 

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いちじく、ブランシュダルジャンティユの秋果が熟してきました 2022.08.05

いちじく ブランシュダルジャンティユの秋果がもう少しで完熟するところです

白いちじく、ブランシュダルジャンティユ。これは今年伸びた枝についた実なので秋果になります。

ブランシュダルジャンティユは夏果もよく実がつきますし、豊産性で、樹勢もあまり強くないので育てやすい品種です。

果肉の食感も上品でとても美味しい品種です。

とても甘いのですが、グラニュー糖のようなクリアな甘さを感じます。

この年は5月ごろに連日熱風が吹き荒れ、これから大きくなろうとしていた夏果が焼けてしまいました。

上の写真の秋果はそれより後に着果したものですので、綺麗に膨らんでいます。

秋果は甘味が強くなってくるので、ヨーグルトと一緒に食べるととても美味しいです。

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ラズベリー Joan Squire(ジョンスクエア)の収穫が続いています 2022.08.08

ラズベリー Joan Squireの結実が続いています。

昨年、暑さに耐えられず枯れてしまいそうだったトゲなし二季なりラズベリー、ジョンスクエア。

今年はもりもりと育って、5月ごろからポツポツと量は少なくても切れ目なく実をつけています。

グレンアンプルは一季なりなので、5月に実がなって終わってしまったのですが、こちらは少しずつですが、5月以降、ずっと収穫が続いています。

こんなに長く楽しめるのはさすが、二季なりの強みですね。

6月に急に熱くなった時は少し実が焼けてしまって品質が悪かったのですが、鉢を日陰に移動して、毎日最低2回、地道にミスト散布を繰り返していたら、またよい実ができ始めました。

うまくいけば11月くらいまで収穫が続くと思うので、楽しみにしています。

 

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月桂樹 ローリエの剪定と収穫 2022.08.12

月桂樹を間引き剪定しました

月桂樹の間引き剪定をしました。

本当はもう少し枝葉が成熟して硬くなってから切りたかったのですが、台風の風で月桂樹の葉が傷んでしまうと料理に使いにくいので、思い切って剪定しました。

月桂樹の葉はザルなどに入れて風通しのよいところに置いておくだけで、香りのいい自家製ローリエが出来るのでおすすめです。

剪定した枝から収穫した月桂樹の葉 とてもいい香りです

今回の葉はこの後陰干ししたのですが、やはりまだ葉が薄かったです。

それでも香りはあるので洋風の煮込み料理にどんどん使います。

この後また伸びる枝はしっかり葉が成熟してから刈り取りたいと思います。

この日はその他の鉢植えも、少し風の影響を受けにくい布陣に移動しました。

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