ハラペーニョはプランターで育てると1〜2本でもたくさん収穫できます。
せっかく収穫したハラペーニョを一度にたくさん食べきれないけどどうしよう?
なんてことにならないために。
ハラペーニョのピクルスや、ハラペーニョの醤油漬けについてはすでにこれまでの記事で紹介していますが、もう1つ、ハラペーニョのおすすめレシピ、保存常備菜にもなるハラペーニョの甘味噌漬けの保存レシピと食べ方を紹介します。
目次
ハラペーニョの保存とおすすめのレシピについて
唐辛子類の保存は、鷹の爪なら乾燥させて保存もいいのですが、ハラペーニョは肉厚なので湿度の高い日本で乾燥させるには少々根気がいりますし、下手をするとカビさせてしまうこともあるかもしれません。
そんなハラペーニョを保存を兼ねて最大限に美味しく楽しむために、今回の記事ではハラペーニョ甘味噌漬けのレシピを紹介します!
メキシコ料理などでピクルスにされることが多いハラペーニョですが少し意外な和風の食べ方もとても美味しいです。
甘いのが苦手な方は甘味抜きで作っていただいたハラペーニョ味噌も美味しいです。
ちなみに、これまでに紹介したハラペーニョのピクルス、ハラペーニョの醤油漬けのレシピはこちらで紹介しています。
今回の記事では最後の1つ、ハラペーニョの甘味噌漬けの作り方を紹介します。
全部で3つのハラペーニョレシピは収穫したハラペーニョを無駄にせず、ハラペーニョがとれない冬の間もその風味を楽しむことができるおすすめ保存食レシピでもあります。
ハラペーニョの甘味噌漬けは薬味醤油漬けと材料もほとんど一緒ですが、まったく似て非なるこのハラペーニョの甘味噌漬けが侮れない美味しさです。
味噌の発酵パワーも一緒に取れるハラペーニョの保存常備菜のレシピ、ぜひお試し下さい。
ハラペーニョの甘味噌漬けのレシピ①準備
材料を混ぜ合わせるステンレスや耐熱ガラスのボール、保存用のガラス瓶、ゴムベラはいずれも熱湯消毒して乾かしておきます。
味噌は雑菌が混ざるとチーズのような匂いになったりします。
風味を損なわないためにも慎重に調理道具は事前に殺菌をしておきます。
ハラペーニョの甘味噌漬けのレシピ②材料
ハラペーニョ 3本
ミョウガ 2本
大葉20枚
味噌 3/4カップ
甘酒の素 大さじ2〜3
(砂糖などが入っていない米とこうじだけで作られているものがおすすめです)
酒 大さじ1
味噌はお好みの味噌でOKです。
赤味噌がベーシックな感じの味になりますが、醤油漬けと色の対比を楽しみたい方は白味噌で作ると特に日が浅いうちはハラペーニョの緑が味噌の白さとあいまって鮮やかなハラペーニョ味噌になります。
ハラペーニョの甘味噌漬けの場合は甘みを加えるためにみりんではなく甘酒の素を使うので、白味噌の場合、より白い仕上がりになります。
より甘みを強くしたい場合はお好みで砂糖を小さじ1〜大さじ1杯程度加えます。
逆に甘酒の素や砂糖などの甘みを完全に抜いて作ってもOKです。
ハラペーニョの甘味噌漬けのレシピ③作り方
ハラペーニョ、ミョウガを3mm程度の輪切りにします。
みょうがはしんなりしてしまいますので、みょうがの食感を楽しみたい場合はもっと大きめに切ってもよいでしょう。
大葉は5mm 角ぐらいに刻みます。
味噌に酒、甘酒を加えて混ぜ合わせそこに刻んだ材料を入れて全体になじませます。
用意しておいいた保存瓶に空気が入らないようにしっかり詰めて冷蔵庫で保存します。
材料から水分が出てくるので1日1回よく混ぜ合わせ再び冷蔵庫で寝かせます。
仕込んですぐは味が馴染んでいないため、3日目くらいから食べ始めるのがおすすめです。
最初はフレッシュな味で、徐々に馴染んでまろやかな味わいになります。
ハラペーニョの甘味噌漬けの食べ方①玄米ご飯のお供
ハラペーニョの甘味噌漬は熱々のご飯にのせて食べるのがおいしいです。
特にオススメしたいのが玄米ご飯や雑穀米です。
薬味醤油漬けはあっさりしているので白いご飯との相性がよい一方、ハラペーニョの甘味噌漬けは味噌のコクがある分、玄米や雑穀の風味との相性が抜群でとても滋味深い味になります。
シンプルだけど素晴らしいご馳走、ぜひ試してみてくださいね。
ハラペーニョの甘味噌漬けの食べ方②大根のスライスにのせて
大根は皮をむいて5mmくらいのいちょう切りにします。
一つ一つをお皿に並べてその上に少しずつハラペーニョの甘味噌漬けをのせて、カリカリといただきます。
ゆずの皮をのせてもさらに風味が引き立ちます。
ちょっとしたおつまみに最高の一品です。
ハラペーニョの甘味噌漬けの食べ方③油揚げに挟んで
油揚げを半分に切って、あいだにハラペーニョ味噌を詰めます。
そのままオーブントースターで7-8分。
表面がカリッとするまで焼いて、熱々を頂きます。
ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにもオススメの一品です。
ハラペーニョを味わい尽くす
生のハラペーニョは辛いだけでなく甘味と香りがあって本当に美味しいものです。
もともとハラペーニョピクルスはよく知られていて、ハンバーガーやピザのトッピングとしても人気がありますが、生ハラペーニョはそれとはまた違う魅力があります。
甘みのある肉厚の果肉、色濃くあざやかなグリーン、比較的マイルドな辛味と青唐辛子特有の爽やかな香り。
これは一度食べたらやみつきになります。
青唐辛子やハラペーニョは切ったそばから切り口の酸化による変色が始まります。
それは、とれたての時から鮮度がどんどん落ちていくことを意味します。
とれたてのハラペーニョの味と香りは、採れたての状態を知るとこんなに違うものか、というのがよくわかると思います。
唐辛子がお好きな方はぜひハラペーニョ、育ててみてることをおすすめします。
ハラペーニョは育て方も簡単です。