その年ごとの成長度合いをあとで比較して確認するための記録として、時間を見つけた時にランダムにページトップのBalcofarm Mini Photo Galleryに植物の写真とメモをアップしています。
そこで紹介した内容を記事としてまとめています。
不定期ですが、栽培記録でもあるので、何かの参考になればと思います。
バラの種類による樹形の違いについて(2020.11.29)
一口にバラと言ってもバラの種類によってその姿形は全く違っています。
ほぼおなじ大きさのバラを同じ環境において並べて育てていても種類によって樹形や葉のつき方がまるで違います。
上の写真のバラ、まだまだ大きくなるので、このような違いを踏まえて環境にあったバラを選ぶことも上手に育てるポイントになります。
左はシーアネモネ、右は超強香品種のトワパルファンです。
シーアネモネはスプレー咲きになります。
上の写真は蕾が1つだけですので、まだまだ成長途上であることがわかります。
トワパルファンは農研機構のバラの香りの分析によると強香な上に香りも長く持続します。
一般的にも「超強香品種」のバラとして認知されているようです。
最初についた蕾はまだ苗が小さくて自然に落ちてしまったのですが、今回はまだ小さいですがしっかりした蕾がついてきたので開花が楽しみです。
樹上で完熟、セミドライいちじく(2020.11.22)
黒いちじくをセミドライになるくらいまで樹上完熟させたものを収穫しました。
いちじくは秋になると味が濃厚になる傾向がありますが、ここまで置いておくとさらに水分が抜けて甘味が凝縮します。育てているからこその秋の恵みです。
上の写真はアイーダブラックとして流通しているいちじくの品種です。
植物は本来の品種名とは別に販売する会社が商品名をつけて売っていたりして、区別がつかないことがありますね。
いちじく、ビオレソリエス(2020.11.20)
黒いちじくのビオレソリエス。まだ何個か待てば熟しそうですが今年はそろそろ剪定したいので、これが最後の収穫かも知れません。
黒い宝石。樹勢は強いですが秋果専用品種なのでこの後思い切り切り戻してコンパクトに育てます。
四季なりいちご、みのりくん(2020.11.19)
いちじく、アイーダブラック(2020.11.05)
アイーダブラックという名前で流通している黒いちじく。
鉢植えなのに摘果や剪定を行わずに伸ばし放題にしたからか、一番大きな実で36g、コンスタントに取れるのは20gくらいの実でした。
味は抜群に甘く、酸味がほとんどなく、秋遅くなってからの実は香りがとてもよいと思いました。
果肉はねっとりを通り越してもっちり。
なかなか個性的なので来年の夏果がどんなか、楽しみにしているところです。
2021年6月追記:
前年に一個だけ冬に樹上に残った実が年を越して5月に熟したものを食べました。
とても美味しかったです。
この品種は秋果はかなり濃厚な強い味なので、一般的に水分が多くなる夏果も十分甘くて美味しかったです。