ナスタチウムの食べ方、花も葉も実も食用に!その育て方、種まきのコツと増やし方とは?

スポンサーリンク

ナスタチウムは金蓮花とも呼ばれる美しい花であり、花も葉も実も食用になるハーブです。

丈夫で育てやすく、寄せ植えに植わっているナスタチウムの丸い葉はとても可愛いです。

個人的にナスタチウムの花はエディブルフラワーとして美味しいと思った植物ですので、ナスタチウムの育て方や食べ方などについて紹介します。

ナスタチウムとは

ナスタチウムはペルーやコロンビアが原産の花で、葉や花、実を食用にすることができますが、日本では観賞用として知られていて人気がある花です。

オレンジや黄色、赤などはっきりと鮮やかな色合いの5cm程度の大きさの花がたくさん咲くので、とても見栄えがして花が咲く時期は周囲がぱあっと明るく感じられます。

ナスタチウムの葉は丸く蓮の葉を小さくしたような感じで水を弾くところも蓮の葉と似ています。

ナスタチウムは花がない時期でも丸い葉が可愛いので寄せ植えやグラウンドカバーにも向いていて、白い斑入りの葉をもつ品種などもあり、観賞用としても優れています。

黄色い花は黄金色で、葉が蓮に似ていることから和名で金蓮花(キンレンカ)と呼ばれるようになったそうです。

つる状に長く伸びる品種の草丈は2mほどになりますが、園芸品種としてプランターや鉢植えで育てやすい草丈が30cmくらいのナスタチウムもあります。

広いスペースやフェンスがあるならつる性のナスタチウムを這わせると綺麗です。

ベランダでコンパクトに育てたい場合は草丈が30cm程度のタイプがおすすめです。

スポンサーリンク

ナスタチウムは花も葉も実も食べられる!

ナスタチウムの花はエディブルフラワーとして食べられることをご存知の方も多いと思いますが、花だけでなく葉や実も食べることができるハーブでもあります。

ナスタチウムはビタミンCやミネラル、鉄分が豊富なハーブですので、その風味を生かして料理のアクセントにぜひ使ってみてください。

ナスタチウムの花の食べ方

ナスタチウムの花の食べ方は生のままエディブルフラワーとしてサラダに載せたり、料理の彩として添えて、フレッシュなものをいただきます。

ナスタチウムの花色はよく見かけるのはオレンジと黄色ですが、少し珍しいローズピンクやサーモンピンク、淡いクリーム色やぐっとシックなチョコレート色の花色のものもあり、花びらは一重咲き、八重咲きのナスタチウムの花があります。

花自体にはあまりクセがなく、がくの部分の花蜜がほんのり甘くてサラダに入れると美味しいです。

たくさん取れたら食用菊のようにさっと甘酢漬けにしたり天ぷらにしても美味しいかも、と思うので今年は久しぶりにナスタチウムを育てて色々な食べ方に挑戦してみようと思います。

ナスタチウムの葉の食べ方

ナスタチウムの葉には独特の香りと辛味があり、少しクセがあるのですが、それを活かした食べ方でよく知られているのは、サンドイッチに挟む食べ方です。

ナスタチウムの葉をサンドイッチに挟むとマスタードのようにピリッとした辛味がアクセントにな流ので、マヨネーズを使ったハムサンドなどに加えると美味しいです。

独特の香りや辛味が気になる場合には火を通すと辛味が消えたり、さっと塩をふって漬けて乳酸発酵が進むと独特の香りが和らぐようです。

クセのある野菜は油と相性がいいので、花と一緒に天ぷらにするなど色々な食べ方、料理法を試してみる価値がありそうです。

スポンサーリンク

ナスタチウムの実の食べ方

ナスタチウムの実の食べ方はピクルスにして食べるのがおすすめです。

ケッパーベリーのピクルスと味が似ているので代用品にされることがあります。

ちなみにケッパーベリーはスペインやイタリアでは人気のピクルスで、バルのおつまみなどでケッパーベリーが生ハムに添えられていたりします。

ナスタチウムの実はしっかり完熟させて乾燥して保存すれば翌春種まきして新しい苗を育てることもできます。

庭植えなどではこぼれ種からも発芽して増えます。

ナスタチウムの育て方

ナスタチウムは丈夫で育てやすい植物です。

種まき、挿し芽で増やせますし、園芸店で売られている苗を買って育てることもできます。

食用にする場合には、食用に適さない農薬が使われていないかという点については注意しましょう。

ナスタチウムは日本の高温多湿が苦手な植物です。

真夏は半日陰のなるべく涼しい場所で管理し、真夏以外は日当たりよく風通しのよい場所で育てます。

葉も花もよく伸びますので特にプランターで育てる場合は肥沃で水はけのよい土を用意します。

赤玉土6に腐葉土4をベースに、湿度の高いところであればパーライトかバーミキュライトを1を混ぜてより通気性がよくなるようにするのもよいでしょう。

庭植えの場合は肥料をやりすぎると徒長しますので注意してください。

プランターや鉢植えの場合は土が限られているので元肥を混ぜた土に植え付けて、花が咲き始めた春と秋に追肥をします。

スポンサーリンク

ナスタチウムの種まき

ナスタチウムの種は殻が硬いので一晩水につけてしっかり吸水させてから種をまきます。

また、殻の表面に少し傷をつけてやることで発芽しやすくなります。

用意した用土に種をまき、1cmほど土をかけます。

寒さに弱いので、春、十分に暖かくなってから種をまくか、2月から3月頃にポットに種まきして室内で育てるとよいでしょう。

発芽して10〜15cmになったら植え付けます。

鉢植えやプランターの場合、6号鉢に1株、65cmプランターなら2〜3株が目安です。

ナスタチウムの根は直根性ですので移植の際は根を痛めないように気をつけましょう。

ナスタチウムの水やりと手入れ

ナスタチウムは過湿に弱いので水やりは土が乾いてからやるようにします。

どんどん伸びるので、伸びすぎたところは随時切り戻すことで脇芽が増えて花をたくさんつけてくれます。

花が咲き終わったらこまめに摘み取りますが、エディブルフラワーとして利用する場合は一番いいところで花を摘むので、花がら摘みは必要ありません。

実も収穫したい場合はそのまま花がらを摘まずに残しておきますが、花びらはきれいに取っておくようにします。

また種ができるということは株が消耗しますので、実をならせるための株は別に用意してもいいかもしれません。

ナスタチウムの夏越し、冬越しについて

ナスタチウムは本来は多年草ですが、暑さ寒さに弱く日本の気候では夏越し、冬越ししにくいので一年草として扱われています。

夏越しをするためには、暑くなったら涼しい半日陰で管理すると共に、秋にも花を咲かせるために梅雨明けの頃に伸びた茎葉を20〜30cm程度に切り戻します。

この時、よい葉が2〜3枚ついた状態にすることで葉の付け根から脇芽が育ちます。

秋には再び花を咲かせ、冬は暖かい室内で越冬させれば翌年再び花を咲かせることもできます。

切り戻しをしないと夏は暑さで株が乱れ、葉も貧相になるのであまり見栄えしません。

ナスタチウムは暑さ寒さで痛んだ株よりも、若い株の方が充実しているため、一年草と割り切って、種をまくか挿し芽して新しい株を育てた方が観賞用としては美しい姿を楽しむことができておすすめかもしれません。

それでも冬越しささせたい場合には、秋に伸びた茎葉を切り戻してコンパクトにして、室内の明るい窓辺に取り込みましょう。

スポンサーリンク

ナスタチウムの病害虫

ナスタチウムは基本的に丈夫でよく育ちます。

病気はあまり気にしなくてもよいのですが害虫はハモグリバエ(絵描き虫)がつくことがあります。

葉の葉脈の中を食害するので、葉にはぐるぐるといたずら書きをしたような跡がつきます。

その跡を辿った先に幼虫がいるので、潰して退治するか葉ごと切り取って処分します。

また乾燥しすぎるとハダニがつくことがありますので時々葉水をかけて乾燥しすぎないように気をつけましょう。

ナスタチウムは観賞用としても美しくておすすめの花です

ナスタチウムは食用にしなくても、観賞用として大変美しい花です。

花付きもよく、遠目に見ても鮮やかな色合いが華やかで花の咲く時期も割と長いのでおすすめの園芸品種です。

食用になることやその食べ方があまり知られていなくて花がきれいな園芸品種、というところでいうと、ポーチュラカ(スベリヒユの園芸品種)とも似ています。

ポーチュラカも花色が豊富でとても人気があり、こちらは暑い夏もなんのその、というくらいに丈夫な植物ですので、また別記事で紹介していきたいと思います。

ポーチュラカの育て方と種類、その増やし方|種まきより苗から挿し芽、野菜としての利用と冬越しはできる?

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする