イタリアンパセリの育て方|プランター・室内水耕栽培の種まきと上手な育て方とは?

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イタリアンパセリはパスタやサラダに欠かせない人気のハーブ。

プランターでの育て方、室内の水耕栽培も簡単です。

イタリアンパセリがキッチンに少しあるととても重宝しますので種まきや育て方のポイントを紹介します。

プランター栽培するとたくさん出来るのでイタリアンパセリの使い方も広がります!

イタリアンパセリについて

イタリアンパセリはセリ科の植物で日本の三つ葉と近縁の植物です。

ビタミンAやCを豊富に含む栄養野菜ですので特にサラダにはたっぷり刻んで加えたいところです。

イタリアンパセリは日当たりのいい場所が好きで、水はけのよい土壌でよく育ちますが、三つ葉はどちらかというと少し日陰で土壌に水分が多い方がよく繁殖します。

少しあるだけでも料理に素晴らしい香りを添えてくれて、いつもの一皿が美味しくオシャレに変身します。

イタリアンパセリをぜひ身近なキッチンハーブとして育ててみてください。

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葉が縮れているパセリの名前知ってますか?

イタリアンパセリが日本でも日常に馴染みのあるハーブになる前、パセリといえば縮れた葉のパセリしかありませんでした。

あのチリチリの葉っぱのパセリは正式にはモスカールドパセリと言います。

味も香りもイタリアンパセリよりも濃くて、「パセリは嫌い」という人もいますよね。

イタリアンパセリはモスカールドパセリよりも香りが柔らかく、葉は平たいので扱いやすいハーブです。

イタリアンパセリ、買うのと自分で栽培するのとでは何が違う?

スーパーなどでハーブとして売られているイタリアンパセリはハウスや水耕栽培で比較的早めに収穫している柔らかい葉茎で、香りもマイルドです。

自分で育てる場合には、そういう早めの収穫をすることもできますし、もう少し大きく育てて、パリッとした茎の食感やよりしっかりした香りを楽しむこともできます。

大きく成長してくると葉の表面にも少し艶が出てきて、それがまた美しかったりします。

しっかり育てたものは火を通す料理にもよく合いますからたくさん育てて野菜としてたっぷり食べるのもオススメです。

イタリアンパセリはプランター栽培や水耕栽培の育て方も簡単

イタリアンパセリは草丈もそれほど大きくならない植物なのでプランター栽培や水耕栽培でもよく育ちます。特に発芽に関しては水耕栽培の方がしっかり吸水するのでプランター栽培よりも水耕栽培の方がイタリアンパセリの初期生育は旺盛です。

ただし大きくなってからの株の充実度は土がある方がしっかりした株ばりで量も多く、しっかりしたイタリアンパセリが収穫できます。

イタリアンパセリは直根性で、土の中で根がまっすぐに下に向かって伸びます。こういう性質の植物は移植を好まないので、育てる時は最初から最後まで同じ場所で育てるか、小さなポットに種をまいて苗を育てて、ある程度育ったらそのままプランターや土に定植するのが大切なポイントです。

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イタリアンパセリの水耕栽培はプランター栽培より初期の育ちが早い

写真右が種まきして1ヶ月後くらいのイタリアンパセリ。左はそれより後に種まきしたリーフレタスです。

水耕栽培の種まきのしかた

イタリアンパセリの水耕栽培は簡単でよく育ちます。

イタリアンパセリの種の他に用意するのは500mlのペットボトルの空き瓶アクリルコットン液肥、あとは水があれば大丈夫。

アクリルコットンは100円ショップで手に入ります。

ペットボトルは上から1/3くらいのところで上下に切り分けます。

ボトルの口を逆さまにして、飲み口の部分に水に浸したアクリルコットンをきつすぎずゆるすぎて落ちないくらいに敷き詰めます。

そこに5粒程度のイタリアンパセリの種をまきます。上には何もかけなくて大丈夫です。

また発芽後の間引きは必要ありません。そのまままとめて育てることで収量を増やします。

ペットボトルの下の部分にちょうどコットンと同じ高さくらいまで水を入れて、

種を蒔いたペットボトルの上部分をはめ込み、日の当たる明るい窓辺におきます。

水替えはどうやるの?

イタリアンパセリの芽が出るまでは水はほとんど替えなくて大丈夫です。

水に雑菌が出ないペースで水換えをしましょう。

夏場は1日1回。春秋は2〜3日に1回で大丈夫です。

発芽は時期にもよりますが1週間前後で芽がでます。

芽が出てきて、次第にアクリルコットンを突き抜けてペットボトルの中に根が伸びて広がっていきます。

そうなってきたら、水が常に綺麗な状態になる様に水を替えましょう。夏場は1日2回の水替えをしたほうがいいですね。

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液肥をあげはじめたらもう一つ大切なこと

イタリアンパセリの双葉が出たら、1週間に1回、液肥をあげます。

春秋であれば水替えはそれほど必要ないので、液肥をあげたあとは、減ったぶんだけ水を補給して、1週間に1回〜2回、水を全部替えて新しい液肥をあげるくらいのペースでいいでしょう。

気温が高い時は水を綺麗に保つためにこまめに水替えをします。

水を替えるタイミングでイタリアンパセリの葉にも水をかけてあげると葉が生き生きとします。

液肥をやり始めると、水の中に栄養分があるために腐りやすくなったり、アオコが発生することがあります。

アオコは光合成で増えるので、ボトルの周囲をアルミホイルや布で覆って光を遮ってやれば発生しません。

大きく育ってくると上に伸びる分、ペットボトルが倒れやすくなるので注意してください。

ペットボトルの口を受ける側にペットボトルではなく、大きさの合うマグカップなど重さのある陶器を使うと転倒防止にもなり、遮光もできるのでよいかもしれません。

容器にはどうしても汚れが多少つくので、私は育てるごとにお金もかからず簡単に入れ替えられるペットボトルをそのまま使っています。

本葉8〜10枚になったら外葉から収穫していきましょう。

液肥をやりながら水換えをして日当たりのよい窓辺に置いておくと、ちょこっと料理の彩りが欲しい時にちょんちょんとつまんで使うことができます。

キッチンでちょっと手を伸ばせばすぐに届くところにイタリアンパセリがあるってとても便利です。

私はベランダのプランター栽培と両方でイタリアンパセリを育てていますが、冬の寒い時なんかは、自分の家のベランダでさえ外に出るのが嫌で、少量なら窓辺の水耕栽培のイタリアンパセリで済ませてしまう、なんてことも何度もありました(笑)

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イタリアンパセリの病害虫

イタリアンパセリは初期生育がゆっくり

イタリアンパセリは発芽期間が10日〜2週間と長く、初期生育もゆっくりなので小さくて繊細な時期が長いです。そのためその期間は水を切らさない様に、また強い風に当たって苗が倒れて痛まない様に大切に見守ってあげましょう。

初心者の方は園芸店である程度大きくなっているポットの苗を買って育てるのもオススメです。ポット苗は園芸店で特に春先の時期に100円〜300円程度で手に入ります。

売られているポット苗は種を一箇所にまとめて数粒まいてあって、株が密植しているので、そのまま密植栽培でやや柔らかめのものを収穫するか、そうでなければ定植するときに根を傷つけない様に丁寧に株を分けてから新しい場所に植えてやる必要があります。

よく知らないと一つのポットにたくさん芽が出ていてお得な気がしてしまいますが、あまり密植して育てると軟弱で病気がでる場合があるのでなるべく密植していない苗を選ぶことをオススメします。

プランター栽培での密植は病気の元

イタリアンパセリ栽培は特に気温が高い時に風通しが悪くなるとうどん粉病が発生しやすいので要注意です。

暖かい時期の密植状態のイタリアンパセリはうどん粉病になりやすいので気をつけましょう。

病気が出た場合は他の植物に移る前に早めに殺菌して、それでもダメなら残念ですが他の植物を守るために早めに処分しましょう。

秋まきの場合は気温が低いので比較的病害虫が発生しにくいです。

イタリアンパセリの秋まき栽培はほとんど病害虫知らずで栽培できます。

ですので私はイタリアンパセリの栽培は秋まきで育てることがほとんどです。

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イタリアンパセリの種まき

イタリアンパセリの種まきはそれほど難しくありません。

プランターの用土に2週間前までに石灰をまき、1週間前までに元肥を混ぜ込んで土を用意しておきます。

用意しておいたプランターに種をパラパラとすじまきします。65cmのプランターなら2条まきできます。

全体にばらまきすることもできますが、後の間引きや追肥の手入れがしにくいので基本的にはすじまきの方がオススメです。

写真は丸い大鉢にタネを蒔いたので点まきで一ヶ所に5粒くらいずつまきました。

タネの感覚はできれば5mm間隔くらいになる様だとよいと思います。

もしまきすぎてしまったら双葉が出揃ったころに間引きすれば大丈夫です。

種をまいた上から軽く土をかけます。

イタリアンパセリの種は光好性なのでごく薄くパラパラとかける程度で大丈夫です。

逆に土を厚くしすぎると発芽が揃わなかったり、発芽率が悪くなりますので気をつけてください。

イタリアンパセリの育て方のポイント、間引きは丁寧に

イタリアンパセリは移植を嫌います。つまり自分がいる場所で土が動くのを嫌います。

イタリアンパセリの根っこはまっすぐ下に伸びます。小さいうちは本当に一筋の根っこが伸びているだけですので、間引きで抜くときもあまり周囲に影響しません。

1回目の間引きはイタリアンパセリの双葉が出揃ってすぐの頃に1cm間隔になる様に間引きます。

間引く時はなるべく土を動かさないために、そっと真上に引き抜きましょう。

2回目の間引きは本葉2〜3枚の頃。3cm間隔くらいを目安に間引いていきます。

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3回目は本葉5〜6枚の頃に最後の間引きをします。この頃になるとどの株がよく育つしっかりした株か、見た目にはっきり違いがわかる様になりますから、よい株を残して、株間を7〜10cmくらいにします。

根もだいぶしっかり育ってきていますので、引き抜く時は土の表面を軽く押さえてなるべく土が動かない様に丁寧に抜きます。

しっかり根付いていて抜きにくい時は、無理に引き抜かずに、先に割り箸などを根に沿って2〜3ヶ所所しこんで、根の周りの土を緩めてから抜くと土の動きを最小限にすることができ、隣の株を保護できます。

冬場のイタリアンパセリは春になるまで花芽は上がってこないのでその分、じっくり大きな株に育ちます。

当然ながら株間を大きく取ると一株の大きさがそれに比例して大きく育ちます。

イタリアンパセリの収穫は外葉の茎を株元からはがす様に摘み取る

本葉が8〜10枚になった頃から収穫を始められます。草丈は20cm前後でしょうか。水やりや気温、湿度によって草丈は変わりますので、葉の枚数を基本の目安に収穫を始めましょう。

イタリアンパセリは株ごと引き抜いたり、全部ハサミで刈り取るのではなく、外葉から一つ一つ丁寧に摘み取るとまた中心の芽が育って繰り返し長く収穫できます。

外側の葉の株元を指でそっとはがす様にすると綺麗にぽろっと茎がはがれます。なるべく茎を残さない様に株元から綺麗にはがし取ると病気の予防になります。

プランターの混み合ったところから必要な分のイタリアンパセリの葉を収穫します。

光合成をして次に育つ葉の養分を作るために、一株の葉の枚数は必ず5〜6枚残しておきます。

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私はどうしてもパスタ作るのにたくさん欲しい!という時などに、欲張って3〜4枚しか葉が残らないところまで収穫してしまうこともたまにあるのですが、それでもその後に追肥をしてまたじっくり育つのを待っていると、収穫できる様になります。

収穫したら追肥をあげるとその後の成長を促進します。土に混ぜる肥料を株元ではなく条間にパラパラとまいて表面の土と軽く混ぜておきます。

イタリアンパセリの葉や根に肥料が直接触れない様に気をつけてください。

あとは栽培期間を通して1週間に1回、水やりの代わりに液肥をあげましょう。

液肥は葉からも吸収されるので養分を補うために即効性があり助けになります。

イタリアンパセリは秋に種まきしてから春先まで長く収穫を楽しめる!

ここまできたら、あとは育つのを待って収穫、またそこから育つのを待って収穫、の繰り返しです。

徐々に収穫量は少なくなっていきますが、丁寧に手入れをしていれば春先までずっとイタリアンパセリを楽しめます。

冬場は風邪の予防に新鮮な野菜、ビタミン類をしっかり取りたいので、イタリアンパセリはもってこいです。

イタリアンパセリが好きで料理によく使う方は自分で栽培するとたっぷり贅沢に使える上に、いつでも手を伸ばせばそこにある、というのがかなり重宝します。

プランター栽培は大変、という方は室内での水耕栽培でも香りと色どりに添える分くらいならすぐに栽培できますのでオススメです!