キャベツとレタスの違い、栄養分、育て方の違いでキャベツとレタスを比較

 

キャベツとレタスの違いを、栄養面や育て方の観点で紹介します。

キャベツもレタスも食卓になくてはならない定番中の定番の人気野菜です。

どちらもサラダに入ってるし、見た目は結球して丸っこい葉野菜。

似ているようでいてキャベツとレタスには大きな違いがあります。

この二つの定番野菜キャベツとレタスの具体的な違いについて、栄養、食べ方、育て方の観点から比較して詳しく見ていきます。

キャベツとレタスの違いを改めて知ることで、当たり前に身近な野菜でも今まで以上に上手に使い分けができるようになるかもしれません。

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目次

キャベツとレタスの違い①どちらもサラダの定番、その違いは?

 

キャベツもレタスもサラダになくてはならない定番野菜。

レタスは軽くてシャキッとした歯ざわりを楽しみます。

一方キャベツはレタスより硬くしっかり目の食感でボリューム感を出してくれます。

サラダの他にも千切りキャベツをトンカツにたっぷり盛り付けるのも定番中の定番ですね。

ではどちらもサラダの定番野菜のキャベツとレタスは何が違うのでしょうか?

まずキャベツに比べてレタスの方が水分が多く柔らかいのでキャベツほどの細い千切りにしなくてもレタスは口当たりがいいという食感の違いがあります。

キャベツは一口大に切ったものを生で食べる場合は、そのままではちょっと硬いのと、季節や鮮度によっては少し苦味や渋みも感じるため、旨味のあるタレや調味料で味をつけて軽く揉んで味を馴染ませ、しんなりさせてから食べることが多いですね。

一方のレタスは手でザクッとちぎって器にもりつけ、ドレッシングをかけてそのままシャキシャキした食感を楽しみながら食べても、キャベツより柔らかいので食べやすくて美味しいです。

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キャベツとレタスの違い②保存方法と保存期間の違い

レタスは鮮度が落ちやすく、そのまま冷蔵庫に入れておいても切り口がすぐに茶色くなり保存があまりできません。

上手に保存したい場合はレタスを丸のまま切り口部分だけが水に浸かるように水を入れた容器に入れて、その上から乾かないようにビニールをかけるなど保湿して冷蔵庫で保存しましょう。

こうするとレタスがバリッとした元気な状態で1週間くらいは保存することができます。

一方のキャベツは割と長く保存できて、あまり気を使わなくても、日持ちします。

ただ水気が切れないように時々水をかけて濡らしてからビニール袋に入れて保存するなどして手入れしながら冷蔵保存すると、新鮮な状態でかなり長い期間保存できます。

キャベツを買ってきて最初に冷蔵庫に入れる場合は汚れている外葉ははずして、丸のままたっぷりの水に5分くらい浸けてから、軽く水を切ってビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れます。

時々同じように水に浸けて水分を補給してやれば、夏場で2週間、冬なら1ヶ月近く保たせることができます。

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キャベツとレタスの違い③キャベツとレタスに含まれる栄養素の違い

キャベツとレタスの栄養面での違い、特徴として1番にあげられるのが、キャベツのビタミンUです。

ビタミンUは胃腸によい成分として知られており、胃腸薬などにも使われています。

キャベツの名前が由来の胃腸薬、ご存知の方も多いと思います。

ですからキャベツは消化促進にとてもよい野菜です。

一方のレタスの栄養、成分の特徴としてあげられるのが芯のところを切ると浸み出してくる白い乳状の液体です。

レタスの栄養分であるこの白い汁には安眠、鎮静効果があることで知られています。

夕食やお腹が空いた時の夜食にレタスのサラダを食べるのは就寝前のリラックス効果もあり、カロリー控えめですからぴったりですね。

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キャベツとレタスの違い④加熱調理のレシピの違い

 

キャベツはしっかりした葉の特徴を活かした火を通した料理のバリエーションが豊富です。

野菜炒め、焼きそば、お好み焼き。

他にも味噌汁の具にしたり、スープやポトフ、ロールキャベツなど長時間火を通す煮込み料理も人気メニューです。

一方のレタスを加熱するときは火を通しすぎると水っぽくしなしなになってしまうので、短時間でさっと火を通して、シャキシャキの食感を残すように調理します。

チャーハンや炒め物、スープにレタスを使うこともありますが、いずれも短時間でさっと火を通したメニューがほとんどです。

加熱調理となるとキャベツの方が活用範囲が広いかもしれません。

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キャベツとレタスの違い⑤植物上の違い

キャベツとレタスはどちらも葉が丸く結球しますが、植物上の種類はまったく違います。

キャベツはアブラナ科の野菜で、菜花や小松菜、ブロッコリー、大根の仲間です。

一方のレタスはキク科です。

春菊やごぼう、フキの他、もってのほかなどの食用菊や、よもぎ、ハーブのカモミールなどが仲間です。

こうしてキャベツとレタスの仲間の野菜も一緒に見比べて見ると、ずいぶん趣が違うのがわかると思います。

キャベツのコクのある味はアブラナ科の性質から、レタスの爽やかな香りはキク科の性質から来ています。

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キャベツとレタスの違い⑥育て方、栽培上の違い

 

キャベツもレタスもプランターでも育てられますが、育て方は大きく異なります。

キャベツは外葉のスペースも必要なので最初から株間を大きく開けて苗を植えますし、苗を育てるのは少し難しいので苗を買って植える方が育てやすいです。

収穫までの期間が長く、極早生でも3ヶ月ほどかかります。

 

 

一方のレタスはというと、種まきからでもよく育ち、本葉2〜3枚の時期からベビーレタスとして間引き菜も利用することができます。

玉レタス以外のリーフレタス類は特に育てやすく、秋にタネをまいて外葉から収穫すると冬の間中収穫を楽しむことができます。

写真のように数種類を混植してサラダミックスとして楽しむこともできます。

プランターなどで気軽に野菜栽培を楽しみたい場合はキャベツよりレタスの方が種まき後、割と早い時期から収穫を楽しめるのでおすすめです。

またレタスは水耕栽培でも簡単に育てることができます。

キャベツとレタスの水耕栽培の育て方はこちらの記事で紹介しています。

 

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どちらも丸く結球する野菜ですが、それぞれの特徴や違いを知れば、上手に育てる、料理する、食べる、ができますね。

 

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