その年ごとの成長度合いをあとで比較して確認するための記録として、時間を見つけた時にランダムに植物の写真とメモを残して行こうと思います。
栽培記録なので、何かの参考になればと思います。
いちじく、ブルーベリー、レモン、野菜やハーブなどいろいろなものが登場する予定です。
目次
いちじく:ビオレソリエス
2020年8月23日 → 8月25日 → 8月27日 → 8月28日
アイーダブラックと比較すると、とろりとみずみずしい果肉。
甘さはしっかり濃いので冷蔵庫で冷やすとなお美味しいです。
8月後半になって枝にたくさん実がついてきました。
ビオレソリエスは噂通り、樹勢が半端ないですね。
鉢にあっという間に根が回ってパンパンになってしまいうので、きつくて鉢からビオレソリエスの苗が抜けなくなる前に、早めに鉢増ししたり、外側の土を少し落として同じ鉢に植え戻すことをお勧めします。
ビオレソリエス、味はとても美味しいです。
いちじく:アイーダブラック
2020年08月10日
いちじくアイーダブラックの秋初果。こちらも挿し木2年目。
小さいけど甘くてドライいちじくみたいにねっとりとした果肉、濃厚な味。
8月後半になって枝にたくさん実がついてきました。
アイーダブラックはホームセンターでは苗を入手できない品種なのですが豊産性で味も濃く、鉢植えでもいちじくを堪能できる品種です。
樹勢はビオレソリエスと比較すればやや控えめかと思いますが、強いです。
また細かい枝もよく出るので、剪定や植え替えは早めがよいかと思っています。
いちじく:ロングロゥート(バナーネ)
ビオレソリエスやアイーダブラックと同じ2年生苗木があるのですが、植え付け時に根を痛めたらしく不調で、今年の収穫は望めなそうです。
梅雨が明けてようやく元気が出てきたようなのですが、念のため、6月になってから挿し木を4本ほど。上の写真は約2ヶ月後、8/23の状態。
いずれも無事に発根、成長中です。
今回は苗を痛めないよう、もう少し養生してから休眠期に6号鉢に鉢増しします。
ロングドゥートは樹勢は控えめで、根も割と繊細な感じで水のやりすぎは注意したほうがよさそうです。
木が若いうちは突然枯れてしまった、というケースもままあるようです。
2021年6月追記:
相変わらず成長はゆっくりなのですが、どうやら秋果実の小さいものが枝についているのが見えています。
木は直立性であまり横に広がらないので鉢植えで育てやすいです。
ブルーベリー:ティフブルーの実
2020年7月28日 → 8月30日 → 収穫しました。
ティフブルーは色づき始めてから4週間待って収穫しました。
早くに摘み取るとあまり甘味がなく酸味だけで水っぼく感じます。
収穫をじっくり待ったものはおいしかったです。
ただし色づいてからもかなり待たなければならないので、ティフブルーの実の収穫には忍耐が必要です。
ブルーベリー:ホームベル、オンズロー、パウダーブルー
ホームベル オンズロー パウダーブルー
いろいろ調べてみたら、どうもホームベルは受粉樹として優秀なようです。
大粒で大きな品種がたくさん出てきている中で、今更ホームベルを育てるとは思っても見なかったのですが、育てやすさはブルーベリーの中でも飛び抜けて丈夫。
味は小粒だけど甘味が濃くて美味しい、ということで結局導入決定しました。
オンズローは花の時期が遅いコロンバスの受粉のために増やしましたが、オンズローも丈夫で大粒で美味しい品種です。
かなりはっきりと直立性の樹形を取りますので鉢植えで育てやすいかもしれません。
パウダーブルーは実の大きさはあまり大きくないのですが、文句なく味と香りがよいです。
甘味と酸味がしっかりあり、完熟したものは香りもとてもよく個人的にかなり気に入っています。
ブルーベリー:タイタン
タイタン 8/30 → 9/2 色づき始め! → 9/6 濃く色づき
本来超大粒のタイタンですが、鉢植えだったり日照不足だったり、環境が十分ではないためまだそれほど大きな実はなっていません。
食感は少しシャリシャリしていて水分少なめかな、と思います。
天候に恵まれ、しっかりしたタイタンの実が収穫できたらまた味の感想なども書きたいと思います。
ブルーベリー:コロンバス
コロンバス 8/30 → 9/6 着色開始! → 9/7 濃色に。 → 9/11 収穫
コロンバスとタイタンは前年に苗を入手したため、昨年はタイタン2粒だけの収穫でした。
今年もなかなか色づかずダメかな、と諦めかけていたのですが、9月に入りまずタイタンが色づき始め、その後すぐコロンバスも色づき始めました。
コロンバスは今年が初収穫です。色づいてから4〜5日ほど待って収穫しました。
なんとか熟した一粒ですがそれでも18mmほどの大きさがありました。
味も今年はあまりおいしくないだろうと思って食べてびっくり。
コロンバス、皮は薄めで、程よい果汁と甘味、酸味でとても美味しかったです。
個人的なお気に入り度はパウダーブルーより上でした。
コロンバスはいろいろな意味で興味深い品種で、ここで育てている中では今のところ一番好きなラビットアイブルーベリーです。
ブルーベリー、コロンバスを育てるなら土は有機質はうんと少なく。
受粉のためにホームベルとオンズローを増やしたので、来年はたくさん収穫できたらいいなと思います。
コロンバスにはその他パウダーブルーが相性が良いようです。
最初はブルーベリーは2種類だけと決めていたのに、なぜかあっという間に10種類になりました。
来シーズンまでにあと2種類増やす予定ですが、その中から育てやすく収穫量が多いものを残そうと考えています。
レモン:ピンクレモネード
2020年6月28日 → 7月18日 → 9月1日 → 11月1日
樹形の仕立て方が違う2鉢のレモン、ピンクレモネードを育てています。
美しい斑入りの葉が見応えのあるレモンの木は観賞用としても美しいです。
斑入りの植物はもともと突然変異から生まれたとも言われており、不安定なところもあるため、このピンクレモネードも育てているうちに斑入り模様が消えてしまうかな、と思っていたのですが、全くそんなことはなく、とても美しい斑入りの葉が次々に展開してきます。
中には全部真っ白な葉もあり、今年が3年目のレモンの苗木ですが、順調に実がなっています。
9月初旬、5〜6cmにまでレモンの実が膨らんできました。
11月、7〜8cm、果皮が少し滑らかになってきました。
レモンの実を12月には収穫を初めてもよさそうです。
ピンクレモネードのレモンの実は未熟なうちは本当に縞模様ですね。
ピンクレモネードのレモンの実は完熟するとこの縞模様は消えてレモン色一色になります。
ピンクレモネードのレモンの実の果肉はピンク、とのことですが、それが本当か、収穫後が楽しみです。
レモンの木があることで、日々飛来するアゲハ蝶にとても敏感になりました(笑)
それから、レモンの木は肥料が多めに必要、というのは本当ですね。
大実なつめ、皇帝
2020年9月1日
3年生の大実なつめ、皇帝です。
昨年も何粒か収穫できましたが、なつめは生食しようと思うと収穫時期の見極めが難しいですね。
早いと味がないし、時期を過ぎてしまうと水分が抜けてくる。
適期に収穫できた皇帝はなつめとしてはジューシーで甘味酸味もしっかりしていておいしかったです。
なつめは乾燥に強いと言われていますが、果実がなっている時には絶対に水を切らしてはいけない、というのが昨年わかったこと。
水切れすると木は枯れないのですが、すぐに実がしわしわになってきます。
2020年は春に異様なほど暖かくて、早くに芽吹いたのですが、その後梅雨の涼しい気候で勢いよく伸びるはずだった新芽が枯れて木の成長が止まってしまいました。
それでも何個か実がなっているので、8月の猛暑にも水を切らさないよう大事に育てています。
去年より苗が充実してきたせいか、なつめの実も去年より今年の方が大きくなってきました。
大きめのもので長さが4cmくらいになってきました。
鉢植えな上に、今年はあまり枝も成長しなかったので、その中でこの大きさはかなり頑張っているように思います。
9/20現在、また小さな新しい枝に少しだけ花が咲いているのでこれも天候がよければ11月終わりごろに少し収穫できるかもしれません。
基本的になつめはものすごく丈夫で育てやすい、実付きのよい果樹ですのでおすすめです。
ハラペーニョ:天候不順に悩まされ初収穫は10月でした
2020年8月24日 2020年10月21日
ハラペーニョは春先から梅雨の天候不順で全然育たず、だいぶ遅く、5月のゴールデンウィークを過ぎた頃になってから種を巻き直しました。
梅雨明け近くに定植した苗がやっと育ち始めました。
去年は夏には山のように収穫していましたが、今年は10月終わりになってやっと初めてのハラペーニョの収穫に漕ぎ着けました。
ちょっと皮は硬いかもしれません。
あと何個収穫できるでしょうか。
この後の気候が急に寒くなったりせず、しばらく穏やかであることを祈ります。