Balcofarm Dialy 2024.11.10 晩秋、最後のいちじくの様子


2024.11.10

だいぶ小さくなりましたが、秋遅く、最後の時期のいちじくです。

これはアルマという品種。

真っ赤ないちごジャムのような果肉が隙間なくたっぷり詰まっているのが特徴です。

甘く、爽やかな酸味があり香りもよく大変美味しいいちじくです。

今年は秋の日照時間が少なめ、気温も低めなので果肉の水分がこの時期としては多め。

逆にフレッシュ感があって美味しいです。

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ちなみにこちらは夏のアルマ(2024.8.21撮影)

夏までに取れるいちじくは、水分が多くみずみずしいです。

この夏は暑すぎて、いろいろな植物が枯れたり、成長が芳しくなかったのですが、アルマはベランダの東側に置いていたせいかなんとか収穫できた感じです。

右側にチラッと写っているのはロードスで、置き場は西側軒下なので果皮がやや焼け気味です。

ただし果肉はなんとか無事でした。

同じ西側のブランシュ・ダルジャンティユは果肉がぽそぽそになるほど焼けてしまって食べられませんでした。

他のいちじくより耐暑性がないのかもしれません。

来年は東側に置いてみようか思案中です。

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いちじくは枝の下の方から熟していくので、この時期に残っているのは一番先端部分の小さめの果実。

熟すまで、とてもゆっくり時間をかけて実が膨らんでゆき、そこからやわらかくなるまでもまた時間がかかります。

なかなか実が熟さないからと諦めず、緑色の葉がついている間は辛抱強く待ってみることをお勧めします。

いちじくの実が熟すまでの時間を早める方法もありますし、それでも最後の最後、葉が落ち始めてもやわらかくならない実が残っている場合には、残った完熟していないいちじくの実を甘露煮にして食べることができます。

これもまたとても美味しいのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。

今年、ここでは春先に寒の戻りが何度もあって根の成長が思わしくなかった中、夏は超酷暑だったことでいちじくが十分水を吸い上げられなかったように思います。

気温が高くなってから、いちじくの実や葉が焼けてしまい、思うような収穫ができませんでした。

今年あまり実をつけていない分、来年の成長に期待します。

 

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