
コロンバスは晩生のラビットアイ系ブルーベリーですが、ここでは特に花期が遅いので、なかなか受粉がうまくいかず、相性のいい組み合わせ品種を探してみたり、試行錯誤をくりかえしています。
コロンバスは木がとにかく強健で育てやすく、実がおおきくて皮が薄く、タネも気にならない。
とても美味しいだけになんとかコロンバスの実をたわわに実らせたい、とかれこれ8年ほど格闘しています。
そんな中、今年はコロンバスが今までになく実がたくさんついたので、ポイントと思われる点を忘備録として残します。
※Balcofarmの環境、その年の気候での結果なのでその点についてはご了承ください。
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目次
ラビットアイ系ブルーベリー、コロンバスはとにかく開花期が遅いのが問題
ラビットアイ系ブルーベリーの中でも、コロンバスは特に晩生種で、開花がかなり遅いです。
ブライトウェルやパウダーブルーなどを受粉樹として組み入れたところ、それまでよりはコロンバスに実がついたことを確認できたのですが、それでも開花時期が完全にはあわず、受粉の条件としては、今ひとつという感じでした。
その後、パウダーブルー、ブライトウェルは枯らしてしまい、晩生のオンスローを入れてみたのですが、あまりそれまでと差は感じられずにいました。

これはコロンバスの花です。
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コロンバスの花は他のブルーベリーの花よりも細長いです。
今年は比較的丸みを帯びていますが、例年はもっと細長さが際立っています。
ラビットアイ系ブルーベリー、オクラッカニーはとにかく花粉が多い
同じラビットアイ系の晩生品種のオクラッカニーを育て初めて驚いたことが一つあります。
それは、オクラッカニーはとにかく花粉がおおいということです。

こちらはオクラッカニーの花です。
花の下に手を差し出して指先で静かにトントン、とすると花粉がたくさん落ちて、ほんのり指先が黄色くなります。
ここで育てたことがあるブルーベリーの中ではとにかく花粉が多く、初めてみた時は驚いたくらいです。
オクラッカニー自体がとても豊産性の品種で評判がよいのですが、これだけ花粉があると他の木の受粉にもよい影響が期待できます。
なんとかコロンバスとこのオクラッカニーの開花期をばっちり合わせられないか思案して試したことがあります。
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翌年の開花時期を意識してコロンバスを早めに秋剪定
ブルーベリーの収穫後は、順次伸びた勢いのある枝を切り戻したり、混み合った枝を透かし剪定して来年以降に備えます。
切り戻し剪定は花芽が着く位置を意識しながら、太くて勢いのある枝先1/3程度、切り戻します。
昨年ためしに、コロンバスが早めに花芽の準備をはじめられるよう、例年より2〜3週間早めに切り戻し剪定をしてみました。
早くに花芽の準備ができればその分開花も少しは早くなるかな、という勝手な希望。
気候によっても成長度合いは全然変わってしまうので、うまくいくとは限りませんが、とにかくコロンバスが少し早めに花を咲かせるための試みです。
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今年はコロンバスとオクラッカニーの開花期が重なりました

2026年5月2日のコロンバス(左)とオクラッカニー(右)の様子
オクラッカニーは3月28日頃から開花、コロンバスは4月2日ごろからゆるゆると開花しました。
上記の写真は5月2日、開花期も終わる頃の写真です。
オクラッカニーはすでにほぼ花が終わっていますが、コロンバスはまだこれからという花があります。
指先でオクラッカニーの花粉をとり、人工授粉するのですが、まだ残っていて花粉が取れるオクラッカニーの花を探しながら、コロンバスの雌しべにその花粉をつけることを毎朝繰り返しました。
その結果、コロンバスは例年になく実つきがよく、むしろオクラッカニーの方が実つきが物足りない感じに見えてしまうくらいの感じでした。
コロンバスは花粉があるのか目ではわからないくらい少ないので、オクラッカニー側の受粉には役不足なのかもしれません。
オクラッカニーのために本当はもう一度パウダーブルーを入れたいところですが、これ以上本数を増やスペースを確保しにくいのが悩みどころです。
それでも、今年は8年越しの試行錯誤でコロンバスがたくさん結実してくれたことが何より嬉しく、これから色づく時期を楽しみにしています。
